2010年06月07日
英語の先生の気持ちがわかる。
のんびり過ごしたいなあ。けれど、自分がのんびりするんじゃなくて、結局
すっかりくつろいでいる猫を見たりしてホッとするみたいな。
多忙にしていないと不安に陥ることのある人は病気じゃないかと思う。
電話しながら、ゆっくりコーヒーでも飲めばいいのに、つい庭の草むしりを
始めてしまう人。貧乏性の典型。ああ、今日の私。
で、多忙な人が少しでも気持ちの整理をつけるように、リストを作る、と
少しは気持ちに余裕ができる、と。
さて、「自分がやるべきことを書いたリストを作る」を英語でどう表現しますか。
あるいはフランス語で。
to make a list of things I need to do
faire une liste de toutes les choses que je dois faire
最近、フランスの大学で日本語を専攻しているという人に会って、
その人はもちろん、日本人じゃなくて、日本語で普通の会話は
もちろんままならない人。ところが習っている内容が、ぎゃあ!
なのである。文学の一遍、ニュース記事から歌謡曲まで日本語の
表現を幅広く学んでいる。これだけ習っているのなら、当然、
もっと日本語を普通に話せるのでは、と思う自分につい苦笑して
しまう。日本の英語教育も似たようなものではないか、と思うからだ。
よくネィティヴの先生が日本の英語教育をこれは詰め込みだ、とか
もっと話せる力を充実させた方がいいんじゃないか、とか聞いた
ことがあったけれど、初めてその意味がわかったような気がした。
やはり、語学は話す力をまず伸ばすべきだなあ。
だって結構難しい文章読んでいる人が普通に会話できないのはやはり
かなり違和感がある。
と、いうことを思う今日この頃。
え?英語って聞き流すだけでは話せるようにならないのですか?
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