2015年09月11日
スペイン人のノート
こんにちは RootS(さくま)です。
今日は、
『スペイン人のノート』について
お話します。
私の知り合いのスペイン人は、
サッカーのコーチをしています。
彼は、
練習後に必ずノートをとります。
日本人の感覚からすると
練習前に準備をするために
ノートをとるか
練習中にノートをとるか
だという人が多いです。
学校の授業ノートも
同じだと思います。
授業中にノートをとりますよね。
私が、コーチをしていたときは
練習前にノートをとっていました。
しかし、
そうすると
練習が機械的になってしまい、
選手たちの様子に集中することが
できませんでした。
だんだん
自分が成長していないことに
気がつきはじめました。
そこで、
私はノートをとることをやめました。
そうすることで、
練習に集中することができるようになり、
臨機応変に対応することができるようになりました。
つまり、
練習で頭を使えるようになりました。
私の場合は、
そこで終わっていたんですが
あるとき、
スペイン人の知り合いのノートを
見せてもらう機会がありました。
「ノートっていつ書いてるの?」
と聞いてみると、
「ノートは練習後だ。」
と言われました。
良く考えてみると
確かにそのタイミングしか
ないなと思いました。
日本人の感覚とは
かなり違います。
でも、
ノートをとる目的を考えると
練習後にノートをとった方が
絶対にいいんです。
なぜ
練習中ではなく、練習後に
ノートをとる方がいいのでしょうか?
学校の授業に置き換えて考えてみましょう。
授業中に、
私たちはノートをとることに必死です。
授業中に頭を使って考える時間はありません。
機械的な作業になってしまっています。
授業後は、そのノートを見て復習します。
復習してわかったことがあっても
ノートに書き込んだりメモすることって
滅多にないんじゃないでしょうか?
もし、
スペイン人だったら、
授業中には、
頭を使って問題に集中します。
一生懸命に考えて、頭を使います。
そして、
授業後に、
自分で理解したことなどを振り返って、
自分の言葉で授業の内容をノートします。
だから、
内容が整理されて、
忘れにくくなります。
あなたは
どちらがいいでしょうか?
私は、
スペイン人のノートのとり方のほうが
目的がはっきりしていて
効果があると考えています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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