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2016年08月30日

「音速の貴公子」 ★サイレンススズカ★

皆様こんにちは! Mr.Tです^^
本日は無事だったら中距離でこの馬に勝てる馬はいない!と私が強く思ってる名馬をご紹介します!

★サイレンススズカ★ 1994.5.1生 1998.11.1没(4歳) 栗毛
父:サンデーサイレンス 母:ワキア 母父:ミスワキ 橋田満厩舎(栗東) 主戦:武豊
スズカ2.jpg
「生誕からデビューまで」
大種牡馬サンデーサイレンスの3世代目の産駒です。
種付け当時はワキアにバイアモンを付けるも2度受胎に失敗。トニービンを配合しようとするもトニービンの予定がワキアの発情した日は既に埋まっており代わりにと社台が推薦したのが当時まだ産駒がデビューしていなかったサンデーサイレンスでした。
こういうパターンで走る仔って多いんですよね^^オルフェなんかもそうですしテイオーは母が変更されてますね!
牧場時代は「ワキちゃん」と呼ばれ小柄で大人しかったそうですが走ると速かったそうです。
雪のシーズンになると育成スタッフの言う事を聞かない馬を雪の積もった深みに入れて身動きが出来ないようにして反抗心を萎えさせる方法があるのですがスズカは深みに入れてもそれをものともせず進む力があり全く効果がなかったそうです。
5月生まれとサラブレッドとしても遅い生まれなので成長に合わせじっくり鍛えられ3歳冬に入厩します。
調教では5歳準オープン馬に先着したり坂路で破格の1番時計を出すなどこの時期の未出走馬らしからぬパフォーマンスをしていたそうです。

「1997年 デビュー」
2月1日に京都競馬場でデビューします!2着に7馬身差の圧勝です!
この勝利のインパクトから「遅れてきたSSの大物」と評価されます。
圧巻のデビュー戦!
https://youtu.be/uuPECw94epY

次走は何と2戦目にしてG2の弥生賞に出走します。が、レース前にゲートをくぐり抜けてしまい外枠発走となった上に約10馬身差の大きな出遅れをしてしまいます。
並みの馬なら詰めるのも困難な差でしたが4コーナーでは3番手まで上がり勝ち負けになるかと言う競馬を見せますが最後は力尽きて8着に敗れます。そしてゲート再試験と20日間の出走停止処分を受けます。
次走は自己条件の500万下に出走して1.1秒差の圧勝!
プリンシパルSにも勝利してダービーの出走権を獲得します。
ダービーでは抑えて走った事が裏目に出てしまい終始折り合いを欠き9着に惨敗。
このレースの反省から陣営は抑える競馬を捨てて逃げに活路を見出します。

秋は神戸新聞杯からスタート。
逃げて最後の直線半ばまで大きな差を付けていた為に鞍上の上村は勝利を確信して追うのを止めてしまいます。
そこで外から追い込んで来たマチカネフクキタルに交わされ2着に敗れてしまいます。
この騎乗により上村は降板させられる事になります。
次走は距離適正や気性の問題から3000mの菊花賞ではなく2000mの天皇賞(秋)に向かいます。
鞍上はベテランの河内です!
1000m58.5秒のハイペース大逃げで見せ場を作るもエアグルーヴから1秒離され6着。
しかしハイペースで逃げたにも関わらず3着のジェニュインから0.1秒しか離れておらず後の大逃げのスタイルの原型が確立されたレースです。
香港国際に招待された事もありバタバタなローテになってしまい中2週でマイルCSに出走するも15着と大敗。
そして香港国際カップでは新馬戦以来気になっていたと言う武豊が志願して騎乗する事になります。
1600mの通過タイムが同日の香港マイルの勝ち時計より速いと言うペースで逃げるもゴール前で粘り僅差の5着となります。
中2週のレースが続き体調不良だったのにこの結果です。ここから武豊とのコンビが始まります!
スズカ4.jpg

「1998年 5歳」
本格化したスズカの快進撃が始まります!
初戦のバレンタインSは4馬身差、中山記念は約2馬身差、小倉大賞典は3馬身差と重賞2連勝!
次走は金鯱賞です!この年の金鯱賞はハイレベルでしたが終わってみれば11馬身差でレコードタイム!
がむしゃらに逃げるのではなく息を入れる事を覚えた為に二の脚を使えるようになりスズカの代名詞でもある「逃げて差す」競馬スタイルが完成したレースです。
スズカ金鯱.jpg
11馬身差の圧勝劇! 金鯱賞!
https://youtu.be/Rf-QxcJfFyo

そして宝塚記念に向かいます!G1を3戦して全て着外ながら1番人気に推されます!
レースは生まれ変わったスズカばりに最後の直線でギリギリまで相手を引き付けゴール前で再加速すると言う走りで見事にG1制覇を成し遂げます!
スズカ宝塚1.jpg
初のG1制覇! 宝塚記念!
https://youtu.be/CvEKrdPirPk

そして伝説のレースと言われる毎日王冠です!
エルコンドルパサーとグラスワンダーと言う無敗の3歳馬との3強対決!単勝1.4倍!
G2にも関わらず東京競馬場には13万人のファンが駆けつけています!
レースは1000m57.7秒のハイペースで逃げながら後半で更に後続を突き放す内容で最後は流し気味にしながら1分44秒9の好タイムで勝利!
2着エルコンドルパサー鞍上の蛯名は「影さえ踏む事が出来なかった」と完敗を認めています。
サイレンススズカ鞍上の武はエルコンドルパサーに対し「この馬にこれだけ付いて来れたんだからやっぱり強い馬ですよ」とエルコンドルパサーを評価しています。
一方のグラスワンダーは故障明け久々のレースで出遅れ更に強引に勝ちにいった事が響き5着でした。
スズカ毎日.jpg
伝説の毎日王冠!
https://youtu.be/KAIs-MH8oSA

そして運命の天皇賞(秋)を迎えます。
平成10年11月1日東京11レース1枠1番で1番人気と1並びのレースでした。
このレース後には距離の壁を超える為のジャパンカップ挑戦やアメリカ遠征のプランもありました。
アクシデントがない限りサイレンススズカは負けないと言われており、これも皮肉な結果となります・・
レースは抜群のスタートを切り快調に飛ばし2ハロン目から更に加速し突き放して行きます。
1000m57.4秒の超ハイペース!3コーナー手前では2番手に10馬身そこから3番手まで更に5馬身と大きく引き離しておりTV中継のカメラが目一杯引かなければ全馬が入りきらない程の差です。
しかし向こう正面の東京名物の大ケヤキを過ぎた辺りで大きく減速・・故障発生です・・・

私もこの時にTVを見ており絶句したのを覚えています。
サイレンススズカは好きな競走馬だったのでショックも大きかったです。
すぐに武が降りていたので只事ではないと思いましたが引退になっても無事でいてくれればと・・・
しかしその願いも空しく左前脚の手根粉砕骨折により予後不良の診断。安楽死となります・・
粉砕骨折だとどうしようもないそうです。
私の身内が見てる馬にもやはり年何頭か安楽死処分にされる馬がいますが付き添いが辛いと言ってました。
生ある者いつかは終わりが来るのですが早い別れは想像以上に寂しいものです。
スズカ天皇.jpg
運命の天皇賞! サイレンススズカよ永遠にあれ!
https://youtu.be/QT4MSb_TWdw

「死後」
骨折の原因は分かっておらずレース後の武の落胆ぶりは相当で泣きながらワインをあおって泥酔したと言う。
本人も「泥酔したのは生まれて初めて」と語っており後輩の福永も「あんなに落ちた豊さんを今まで見た事がない」と証言している。
スズカはマイラーやスプリンター同等のスピードで距離の長い中距離路線を戦い続けた事で骨が金属疲労のような状態になりあの悲劇に繋がったのではないかと言われています。

実際、4歳時の秋は天皇賞から中2週でマイルCSに出て更に中2週で香港国際に出てます。
空路輸送もあったので馬にかかるストレスや疲れは相当だったと思いますよ。
年明け5歳になってからも2月から一ヶ月感覚でレースを使い宝塚記念まで4戦もしてます。
普通は宝塚を入れても2戦〜3戦じゃないですかね。まして宝塚の時は疲れもあり回避を考えてた位です。
只でさえスピードがあって脚元への負担が大きいかもしれないのにこれは使い過ぎです。
中山記念を勝った時点で宝塚直行とかバレンタインの後に金鯱賞で宝塚とかもっとローテは考えられたはずなんですけどね。
天皇賞の時は生涯最高の出来と陣営は言ってましたが目に見えない疲労や違和感だってある訳ですから・・・
あの先の事とか種牡馬になれた事を考えると非常に残念です。
お墓は生まれ故郷の北海道平取町の稲原牧場に建てられました。
スズカ3.jpg

「サイレンススズカの評価」
2000年に行われた20世紀の名馬大投票で4位に選ばれています。
また2012年の距離別最強馬アンケートの芝2000m部門で圧倒的な差で1位を獲得しています。
武はディープインパクトに乗った2007年にもスズカを「ディープが最も勝ちにくいタイプの馬」とコメント。
そして「もし自分の体がもう一つあり武&ディープと対戦出来るとしたら打倒ディープはどの馬ですか?」と聞かれたところ「サイレンススズカ」と即答している。
調教師の橋田は5歳時のスズカは「展開や枠順、天候に左右されない馬で負ける気がしなかった」とコメント。
宝塚記念で騎乗した南井は主戦を務めた三冠馬ナリタブライアンを引き合いに出し「この馬の能力はブライアンに匹敵する」と述べています。
生産した稲原牧場の牧場長の稲原さんは「またこの牧場からサイレンスすずかのような馬を?」と聞かれ「あれほどスピード持った馬をもう一度生産するのは難しい」と述べています。
毎日王冠の結果を見てあの時期の古馬と4歳馬の差は大きいと言うセオリー通りに青嶋アナが「古馬と4歳馬の差が出たのか?」と聞いたところ競馬の神様と言われる大川慶次郎は「いやサイレンススズカとエルコンドルパサーの差でしょ?」「サイレンススズカは並みの馬ではない」とコメントした。
確かに59kgの斤量を背負い1000m57.7秒と言うペースは普通は玉砕覚悟の逃げ馬しか出さないラップであり、そのペースで逃げて脚を持て余すなんて芸当は常識では考えられませんからね。

「種牡馬の可能性」
自己の能力に加えサンデー直仔の上にノーザンダンサーの血が入っていないので交配選択肢がかなり広く母ワキアは快速スプリンターで母父ミスワキはスピードに優れたミスプロ系の中でも産駒の距離適正に幅があるのでスズカ同様の快速中距離馬が生まれた可能性は高いと思います。
社台ファームの吉田代表は「サンデー最良の仔であり最高の後継種牡馬に成り得た」とコメント。
ラフィアンの岡田代表は「文句なしに競走馬として最高の1頭であり種牡馬としても最高の資質があった」と早すぎる死を惜しみました。
死亡時に全兄弟はおらず母のワキアも既に1996年に死亡しており生産でスズカ同様の配合を再現するのは不可能となってしまいました。

「特徴」
最大の特徴は他馬の追随を許さない大逃げと最後まで衰えない末脚です。
スタートから意識して大きな差をつける大逃げではなく絶対的なスピードの差で大逃げの形になっているだけと武は以前に言っていました。
つまりスズカのマイペースは他馬のハイペースなんですよ(笑)
一流スプリンターやマイラーのスピードと比べると取り立てて優れてる訳ではないですがマイラー並みのスピードで中距離を走れる事が最大の強みです。
岡部は以前に古馬になってからのスズカを負かす為に鈴をつけに行く(逃げ馬の更に前を走りペースを崩す事)作戦を取る事について「その為にはG1を勝つような一流のスプリンターが必要でそんな馬をそれだけの為に中距離に出して惨敗させる事は出来ないから現実的に不可能」と言っています。
距離適性は1800m〜2200mと言われてますが私は息を入れられるようになったので絶対的なスピードと能力の違いで2400mまで行けると思ってました。有馬記念での走りも見たいくらいです^^
スズカ1.jpg
スズカ宝塚.jpg

キラ星の如く駆け抜けて行ってしまったサイレンススズカですが私たちの記憶の中にいつまでも存在します!
生まれが遅かったので成長も遅めでしたからこれからって時だったんですけどね・・・
サイレンススズカの子供も見てみたかったです!

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posted by mr.T at 14:04| Comment(99) | TrackBack(0) | 競馬
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