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2022年10月10日

左ききのエレン/かっぴー・nifuni/195話〜206話(完結)までのネタバレあり

こんにちは!

本日は、土曜日に「少年ジャンプ+」で完結したばかりの「左ききのエレン」の続きを紹介します。

ネタバレなし編はこちらから↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/85/0?1665369308

194話までのネタバレあり感想はこちらから↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/86/0?1665369308





★以下、ネタバレあり感想

195話以降にあった主な出来事としては
・光一、あかりと結婚、からの子ども産まれる
・光一、神谷さんと再会
・光一、コンペに参加
・エレン、再始動
でした。

まず、あかりとの結婚が驚いた。
驚いたと言っても、震災の日、光一の電話によって、間接的にあかりの命を救ってたから、これはもしかして運命的なアレなのかなとも思ってたけどね。
大学生時代の光一とあかりの関係を思うと、2人ともほんっとに成長したなとしみじみしちゃう。

そんでもって、神谷さんとの再会も熱かった。
かつての憧れの先輩がライバルとして再登場するなんて、めっちゃ少年漫画じゃん〜!
父親として、仕事と家庭を両立できるのか悩んでる光一にとって、ベストなタイミングだったね。

最終話では、2022年、コロナ禍の現在での目黒広告社の入社式。
沢村ジュニアー!自分が勤めてた会社に息子が入ってくれるなんて、沢村さんもさぞ嬉しいだろうね。
さらに、営業だったあの流川さんはクリエイティブ局長になってたし、光一は娘の入学式でお休みで、代理でみっちゃんが話をするっていうのが良かった。
というかみっちゃんもいつのまにか母になってた!
時の流れを感じたよ。

この時点で、「あれ?もう最終話だけどエレンはどうなった?」って思ってたらちゃんと出てきて安心。
ちょっとしか出てきてなくて忘れてた(ごめん)ユイコップが、目黒広告社に入社して、まさかエレンたちと連絡を取り合うようになっててここで場面切り替わるのか!っていうね。

で、さゆり、ルーシーなどの面々もいる中でのエレンの「描くか」がかっこよすぎ。
3.11の震災のあと、だいぶショックを受けていた様子だったからその後どうなったか心配だったけど、また絵が描けるようになったんだね。

でも消化しきれてない部分もいくつかある。
・柳さんどうなったの?
・エレンの死因は?
・年表の2018年にあった「目黒広告社史上、最悪の10日間」とは?
これらはかっぴーさんの原作読めばわかるのかな?
いずれ読むとして、全体としてはとっても満足度の高い作品だった。

血が出るようなバトルはなくても、何度も胸が熱くなるシーンがあって、しっかり少年漫画してた。
むしろグロ描写ないってわかってる分安心して読める。笑

これを読む全ての人に勇気を分け与えてくれるような作品だったな。
まずは明日1日、がんばろう。

2022年10月03日

HUNTER×HUNTER/冨樫義博/36巻までのネタバレあり

こんにちは!
本日はネタバレあり編です。






★以下、ネタバレあり感想

各回、少しずつ感想を。

・ハンター試験編

ネタバレなし編に書いた感想とほぼ同じですが、ゴンたちが只者じゃないことを認識させられる回だったね。
特にキルア。
まず、飛行船での移動中にからかってきた輩×2名を瞬殺したシーン。
こわっっっっ
もう1つは、塔から降りる試験で、囚人たちとバトルするときに囚人の心臓をスパッと取り出してしまうシーン。
こわっっっっっっ
飛行船のときの相手は、(試験に挑んでいるくらいだから只者ではないとはいえ)ちょっと弱そうな感じだったけど、囚人はいかにも強そうな相手だったのにひるまずに冷静に見極められるのすごい。

・ゾルディック家編

でもそんなキルアも1人の人間、子どもだと思わさせる回であり、ゾルディック家のセキュリティガチガチさに辟易した回だった。笑

・天空闘技場編

念能力のチュートリアル的回だったね。
ハンター試験編から気になっていた、ヒソカのトランプの技が、念能力によるものだとようやくわかってすっきりした記憶がある。
ずっと、あのトランプどうなってるの?って思ってた。

・くじら島への里帰り

バトル描写がなく、ちょっとほっと一息できる回。
やっとゴンはジンの手がかりを得ることができた。のかな?
声がテープに吹き込まれてるところに時代を感じる……!

・ヨークシン編

謎に包まれてた幻影旅団がついに登場!
クロロとかいうこれまた強そうな登場人物が出てきた。

・グリードアイランド編

これはゲームであっても遊びではない(違)。っていう印象。
正直、ルールが複雑で、結構忘れちゃったので読み返さないと。。
ビスケは見た目とキャラが強烈で忘れてない。

・キメラ=アント編

メルエム〜〜!敵だったけど、コムギとの対局によって人(?)の心を手に入れつつあるのが良かった。
最期は、切ない気持ち4割、ネテロ会長死んじゃった…が6割。
まさかネテロ会長が倒されるなんて思ってもみなかったけど、そんな最強の人でさえ、メルエムには敵わなかったっていうことだったんだよね。

ゴンがカイトの死に怒り、自身に強い念をかけ、ピトーを倒したのも印象的だった。
ここからしばらく主人公が退場ってするっていう驚きの展開。


・会長選挙・アルカ編

「十二支ん」という個性が強そ〜うな集団の登場。そこでやっとジンがまともに登場。
選挙中の、レオリオのゴンへの演説がすごく心に残ってる。
アルカ編は、アルカには悪意がないのに人が惨い死に方をしてるっていうギャップが恐ろしかった。
でもその後、ゴンは元通りになったし、ジンとも会えたから良い終わり方だった。

・暗黒大陸・王位継承編

ツェリードニヒ=ホイコーロ。
おいしそうな苗字だけど、この人嫌いじゃ。不気味。
どうかワブル王子に無事生き延びてほしい。クラピカも心配。

という前途多難な展開にそわそわしながら、37巻を待ちたいと思います。

2022年09月26日

HUNTER×HUNTER/冨樫義博/ネタバレなし

こんにちは!
本日は、冨樫義博さんの「HUNTER×HUNTER」(週刊少年ジャンプ)を紹介します。

いや、紹介されなくても知ってますけど、って言われそうなくらいの名作ですが、これも好きな作品なので紹介させてください。
この作品、いつ紹介しようかなと思っていましたが、今年の11月4日に4年ぶりの新刊、37巻が出るということで、このタイミングでしょ!となりました。

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出典:「HUNTER×HUNTER」コミックス1巻より
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★あらすじ

主人公はゴン=フリークスという名の少年。会ったことのない父親の職業・「ハンター」に憧れ、自らもハンターになろうと志す。
ハンターになるためには試験を受ける必要があり、ゴンは試験会場へ向かう船で会った、クラピカ、レオリオと共に試験会場を目指すことになる。
試験会場へ辿り着くだけでも困難な道のりで、並大抵の人は到達できないが、3人は無事会場に到着する。
3人は会場でキルアという少年に出会い、キルアとともに試験を受けていく。

★ネタバレなし感想

あらすじに書いた「ハンター試験編」は、36巻まで出ているうちの1〜5巻と、かなりの序盤ですがこのハンター試験編がまず面白いです!
初めてこの漫画を読んだときに、一気に引っ張られたのを覚えています。
たしかLINEマンガで3巻無料キャンペーンがあったときに読んだのかな。
そこから続きが気になって、4巻以降も読み始めました。

ハンター試験編の面白さは、なんと言ってもわくわく感!
ちょっと怖いシーンもありますが、ゴンたちと一緒に冒険をしている気持ちになれるし、ゴンたちが試験(1発勝負でなく第〇次試験まである)を突破するたびに、「次は何がくるんだろう!」とドキドキします。
ハンター試験会場に辿り着くだけでもゴン、クラピカ、レオリオ、キルアは普通の人間とは違う資質を持っていることがわかりますが、試験そのものも思いっきりハードなため(下手したら死ぬ)、突破していく様子を見ると、やっぱりこの人たち常人じゃない……と再認識させられます。

4人の性格や背景もそれぞれ違っていて、
ゴンはザ・少年漫画の主人公な性格。元気で明るくて、情にも厚い。一生懸命な頑張り屋さん。
クラピカは復讐のためにハンターを目指すということもあり、どこか影のある雰囲気。でも常に冷静で判断力がある。
レオリオは人間味があって、個人的に一番好き。10代に見えないけど10代らしい。医者を目指している。
キルアは有名な殺し屋一家の3男。殺し屋になるために育てられてきたが、反抗して家出し、ハンター試験会場にきた。
とバラエティー豊か。

そんな4人以外にも、ハンター試験編で登場し、それ以後も頻繁に登場するのがヒソカという人物です。
ヒソカはピエロのような見た目で、語尾にトランプのマークをつけて話す(文章では表現しにくい)という特徴があり、トランプを巧みに使って攻撃します。
戦闘狂で冷酷な人物ですが、どこか憎めなくい存在でもあります。

ハンター試験編と主な人物紹介はこんな感じです。

ハンター試験編が終わると「〜編」とつくものが36巻までで8つあります。
人気があるのは「キメラ=アント編」(18巻〜30巻)で、もちろん私も好きです。
文字通りキメラな蟻が出てきます。
詳細はネタバレになりそうなのでここには書きませんが、読んだことない人は少なくともここまでは読んでほしいです。
そこでやめられるかは別として。笑

現在出ている36巻の「暗黒大陸・王位継承編」は、まだまだ続きそうな感じなので、11月に出る37巻でどうなるか楽しみです。

というわけでネタバレなし編でした〜!
最高のドキドキわくわくな冒険感を楽しみたい人におすすめです。

では、来週はネタバレあり編です。

2022年07月18日

ゴリラ女子高生/大友しゅうま/39〜44話(完結)までのネタバレあり

こんにちは!


本日は、先日最終回を迎えた、「ゴリラ女子高生」の続きです。

★ネタバレなし
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/78/0?1657772185

★38話までのネタバレあり
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/79/0?1657772185





★完結までのあらすじ

40話から文化祭の話になり、ゴリと萌はミスコンに出場し、優勝したほうが桜井に告白できる権利を得ることになった。
ミスコンは接戦になったが、優勝は萌。萌は桜井に告白するも、桜井はゴリのことが好きだと言い、それをゴリに伝えると決意した。
その頃ゴリは、男子生徒にゴリラ呼ばわりされ(実際ゴリラだけど)、落ち込んでいた。
だが、萌に「ゴリちゃんはそれ以前に女子高生でしょ」と背中を押され、桜井に気持ちを伝えることになった。
そして、ゴリと桜井はついに両想いに。
時は流れ、10年後、同窓会の場面。ゴリと桜井は結婚しており子どももいて、萌はOLになっていた。
ぱっとしない日々に元気のない萌に、高校のときからずっと萌のことを好きだった一文字が花火を打ち上げ、2人は付き合うことになった。


★ネタバレあり感想

ラストスパートのあらすじを書いてると、普通の恋愛漫画に思えてくる……おかしいな。
あらすじで「ミスコンは接戦になったが、優勝は萌」とサラッと書いたけど、これもだいぶ濃かったよね。

まずゴリの歌唱シーンでは声量が大きすぎてスピーカーが爆発する事故が起きたし、音楽が途切れたから歌えなくなったゴリを応援するために萌がリズムをとって、それが盛り上がって2人で激しいダンスにヒートアップ。
ダンスは観客をも巻き込み、その熱量で体育館が爆発。
優勝した萌へのファンサービスを求める男子生徒たちがゾンビのような状態になって萌を追いかけまわし、当初は萌を守ろうとした一文字もゾンビ状態に。

「萌に「ゴリちゃんはそれ以前に女子高生でしょ」と背中を押され」のシーンも、ただの会話シーンじゃなくて、学校の壁を突き破って校舎の外に着地するまでの間に行われた会話だしね。

サラッと済ましたけど、本当はサラッと済ませられない内容でした。
絵もいちいち面白いし。

失恋した萌はこの漫画における「敗者」だけど、10年後は萌ちゃんが全部持っていったと言っても過言じゃなかった。
一文字君も何気にMVPでは!?雰囲気作るために花火打ち上げるなんてやるなぁ。

そんでもってラストは、ゴリが女子高生時代にしていたヘアピンを萌が自分の髪にさして、自撮りしようと言って終わるの良い!2人の友情に乾杯

こうやって書いてて思った。ゴリラ女子高生はジャンル分けするとギャグ漫画だけど、「努力・友情・勝利」っていうジャンプ漫画の三大原則にのっとった、超王道ジャンプ漫画なんじゃないの!?
あ、「努力」は可愛くなるための努力ね!この努力もなかなかのツッコミどころだった。

アニメ化しても全然不思議じゃないけど、これ、インディーズなんだよね。
まずは単行本化してほしいな。そして作者さんは続編を描いてほしいな〜
という願望で締めくくります。

次回は、この半年間で紹介した作品をまとめようと思います!

2022年06月27日

ファイアパンチ/藤本タツキ/8巻(完結)までのネタバレあり

こんにちは!
以前1巻のみ紹介した「ファイアパンチ」を完結まで読みましたので、続きの紹介と感想を書きます。

★「ファイアパンチ」1巻のあらすじ、ネタバレなし感想、途中からネタバレあり感想の記事はこちらから↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/63/0?1656244368





★完結までのざっくりあらすじ

あらすじを書けと言われて(言われてないけど)ここまで困った漫画はなかった。8巻完結で短いから簡潔にまとめられると思ったけど、無理でした。。

とりあえずかいつまんで。
・トガタはネネトをアシスタントにして、アグニを主人公とした映画を撮る。
・アグニはトガタが生きている間はドマに会っても殺さなかったけど、トガタが自分の炎で自殺したあとはドマを殺す。
・アグニは木になっているユダを殴り殺し、次にユダが目が覚めたときはユダとしての記憶がなくなっていたので、アグニはユダをルナと呼び、自分のことを兄だと教える。
・ドマが育てていた娘たちとルナと10年近く生活することになり、平穏な日々を送っていたが、サン率いるアグニ教と戦うことに。
・サン死亡、ユダは再び木になり地球を暖めることになる。
・アグニはサンが死んで悲しむネネトのために、サンと名乗り生きていく。

からの、ユダ、宇宙行ったわ……。
数千万年たって、地球もとっくの昔になくなって、ずっと無の状態を生きる苦痛なのかと思っていた矢先、漂っていたアグニと再会。お互いに記憶はなく、名前を紹介し合う。
アグニは「サン」、ユダは「ルナ」と名乗り、2人は眠った。

★以下、ネタバレあり感想

1巻だけの自分の記事を読み直して、思った。私、結末の予想が全くできてなかったけど、ぼんやりと、「アグニの復讐の物語なのかな?ドマがラスボス?そんでもって結局は殺さないのかな」くらいに思ってた。
なんて甘っちょろい予想だったんでしょう。
でも、これは誰も予想できなかった結末なのでは。

トガタは死ぬし、ドマは別にラスボスじゃないし、アグニは結局殺すし、子どもの頃は可愛かったサンがアグニに狂信的になっててヤバいし、私ひたすら混乱。
過去記事でサンについて、「電気の能力を使って困難を切り抜けていくんだろうか」なんてことを書いていますが切り抜けていくなんてもんじゃなかったね。
町破壊するレベルだった。

トガタ、また出てこないかなと期待してたけど、生き返ることはなく残念。でも、最終回の前の回で、アグニがトガタの撮った映画を見ている中に少し映ってて懐かしい気持ちになった。
アグニがトガタを思い出せないこと、というかそもそも主に映っているのが自分だということに気がついていないのは寂しかったけど。

最後、アグニ、ユダがそれぞれ「サン」「ルナ」と本来とは別の名前を名乗ったのは、太陽と月を表しているのかな?
それで演じたままの自分で死ぬのも意味があることなんだろうね。
……浅い感想しか書けないのが辛い。

そして映画館へ。
以前、トガタが「人は死んだら映画館に行く」と言っていて、当時はピンと来なかったけど、アグニとユダが楽しそうに映画館にいて、ほっとした。
ずっと苦しかった日々(日々どころじゃない)からようやく解放されたんだね。
「ハッピーエンド」という言葉でくくっていいのか疑問だけど、良い終わり方だったと思う。

1巻終了時からは予想できないほど壮大な話だった。
もしかしたら万人受けする漫画ではないかもしれないけど、私は好きだったな。

さて、藤本タツキさんと言えば、もうすぐチェンソーマンの第二部が始まるね!!
楽しみすぎる

2022年06月20日

左ききのエレン/かっぴー・nifuni/194話(〜20巻+α)までのネタバレあり

こんにちは!
本日はネタバレあり編です。
タイトルに「194話(〜20巻+α)」と書いたのは、コミックスは20巻まで出ていますが、ジャンプ+ではそれより先の194話まで掲載されているので、そこまでのネタバレになります。





★ネタバレあり感想

188話までで本編は終わっており、189話からはエピローグ「主人公たちのエンドロール編」が連載されています。

まず本編!

光一のデザイナーとしての話は、現実的で、もし自分が光一の立場になったらと考えるとゾッとするようなことがいくつかあり、応援する気持ちで読んでた。闇一になったときはどうなるのかハラハラしてたけど無事光一に戻ったね。

対照的に、エレンのニューヨークでの話は、まるで映画を見ているような気持ちだった。AK5の動画撮影のとき、エレンに扮するルーシーがピースしながら電話ボックスの上に着地するシーンなんて特に。


次にメインキャラそれぞれの印象的なシーンを紹介はこれ。

・光一…新人時代、先輩の不在により、いきなりケーキの撮影のディレクションをしなければならない状況になったシーン(さきほどの「もし自分が光一の立場になったらと考えるとゾッとするようなこと」の1つ)。
最初は適当に済まそうとするけれど、途中から気持ちを切り替え、わからないことをわからないとはっきり伝えて勉強しようとする姿勢がかっこよかった。

そして言うまでもなく園宮製薬の化粧水の撮影回。威風とのバトル(バトルではない)に敗れ、一時は帰ろうとするもみっちゃんからの電話によって復活!からのエレンとの再会!からの撮影再開!
怒涛の流れだったけど読んでいるこっちに力がみなぎってくる感じがした。

・エレン…ジェイコブスとの出会いのシーン。ジェイコブスの絵を見に行き、途中までわくわくした気持ちで見ていたのに、最後の絵は商業的に売れる絵で、個性を感じず怒ったエレン。
エレンがジェイコブスに怒っているとき、言葉は通じていないのにエレンの言っていることが伝わっているところにぐっときた。
その後のアート対決で、最後暴発したピストルの弾がちょうどモチーフの目のところに当たったのも粋。


・さゆり…岸アンナとのバトルシーン(バトルではない)。世界の岸アンナを前にして堂々とプレゼンができるなんて、肝据わりすぎ!って思っていたら、話し合いが落ち着いたあと震えてた描写があったね。やっぱり本当は緊張してたんだ。頑張ったね
高校〜大学時代は光一ノート作ってて、この子大丈夫!?って思ったのが遠い昔のようだった。

・あかり…ナタリーとのバトルシーン(バトルではない)。歩いて戻ってくるだけですごい汗が出てくる集中力ってどんなだろう?いるだけでオーラがあるってあかりのような人を差すんだろうな。
もう1つはエピローグでの言動(後述)。

大きく印象に残ったのはこの4人だけど、ルーシー、あやの、神谷さん、マリ、流川さんも好き。


そして本編ラスト、2040年、エレンの財団の人(顔は描かれていないけどさゆりだよね)と光一の再会シーンも感慨深かった。
エレンがもう亡くなってるのが辛い……
そんなエレンの光一への手紙で、「天才になれなかった全ての人へ」と、この漫画のテーマが回収されていたのが鳥肌もの。光一は退職前に最高の仕事ができたね。

エピローグでは、2011年3月11日の東日本大震災のことにも触れられていた。
27歳で死ぬ死ぬと豪語していたあかりが、27歳の誕生日の日がちょうど震災で、光一からの電話のおかげで命拾いをした。それで「残りの人生は誰かのために生きる」と決意し、佐久間威風やナタリーたちとチャリティー写真展を開くことになる流れ。泣ける。
威風もあかりもそんなキャラじゃなかったのに、あの震災はそう思いたつほどの異常事態であることを再認識させられたし、なにより園宮製薬の写真撮影の仕事で、光一と関わったことによる影響だよね。光一は「凡人」だけど、影響力の大きさはとんでもないね。

それにしても「私はスターだから」と言い放ったあかり、かっこよかった……!

あと、震災のときの柳さん。前はこの人怖いって思ってたけど、不謹慎だと言い続けるよりも、その中で自分がデザイナーとしてできることをするという姿勢に脱帽。

そして194話でみっちゃんやっと出社できて良かった。

この漫画はずっと熱い気持ちで読むことができて、私も頑張ろうっていう勇気をもらえる。
195話以降も楽しみだなー。

2022年06月13日

左ききのエレン/かっぴー・nifuni/ネタバレなし

こんにちは!
本日は、原作・かっぴーさん、作画・nifuniさんの「左ききのエレン」(少年ジャンプ+)を紹介します。

スパイファミリー、ゴリラ女子高生など最近はジャンプ+に掲載の漫画の記事ばかり書いている気がします。
でも、面白い作品に出会ってしまったら仕方ないですよね(?)

原作者のかっぴーさんによる本作の原作漫画もありますが、そちらは未読なのでジャンプ+バージョンのほうを紹介します。


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出典:「左ききのエレン」コミックス1巻より
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★あらすじ

広告代理店の若手デザイナーとして働く朝倉光一(あさくら こういち)。
高校時代は努力して美大を受験し合格、大学時代も努力して就活し、広告代理店へ内定する。
努力はするが才能はないので、凡人として扱われる。
そのため、自分が関わったコンペは通ったが、まだ力不足だと上司に判断され担当を外される。
落ち込んでいる光一は、高校時代を思い出す。
高校時代、とある美術館の壁にされた落書きを見た光一は、その絵を自分の100倍上手いと思い、誰が描いたのか気になる。
描いた人物は、光一と同じ高校の山岸エレン。
2人は絵を通して少し話した程度で、お互いのことをほとんど知らないが、社会人になった今でもエレンのことをライバルとして思い浮かべている。

大学卒業後の、光一のデザイナーとしての生活と、ニューヨークでのエレンの生活が主な話だが、高校や大学時代のエピソードも出てくる。

★ネタバレなし感想

最近の激推し漫画です。最初の6~7話くらいまでは1日か2日に1話のペースでゆるりと読んでいましたが、途中からハマり出してあっという間に最新話まで追いついてしまいました。

魔法やバトルなどの非現実な要素はなく、現実世界の話ですが、ジャンプ漫画王道のバトルシーンを読んでいるような気持ちになります。何回も。
光一はデザイナーですが、同じ広告代理店の先輩デザイナーや、モデル、カメラマンなどたくさんの天才に出会って刺激を受けていきます。
その天才たちの登場シーンや仕事ぶり、セリフといったいろいろな要素がバトルシーンのように感じます。

さきほど「ジャンプ漫画王道のバトルシーン」と書きましたが、王道と少し違うのは、光一の努力が必ずしも報われないというところです。
王道なら、天才に会って刺激を受けると主人公もレベルが上がるような描写になりそうですが、そういうわけでもありません。
ただ、報われないからといって救いがないわけではないので、読んでいて嫌な気持ちになりません。

また、主人公である光一のキャラが良い……!
よくも悪くも染まりやすく、例えば大学時代、のちに広告代理店で先輩となるデザイナーをOB訪問した際、その人に感化され、キャップを被ってタバコを吸うなんてばかみたいな真似をします。
このように学生時代〜社会人最初の方は、読んでいるこっちが恥ずかしくなるような発言や行動をしますが、だからといって嫌いになることはできない魅力があります。

準主人公のエレンも、とても魅力的です。
光一とは反対に絵の才能に溢れていて、周りからは天才だと思われていますが、彼女なりの苦悩があり、そことどう向き合っていくかが描かれています。

そんな「左ききのエレン」はジャンプ+で毎週土曜日に連載されています。
本編が休載ときは番外編でたまに数ページのおまけ漫画が掲載されるのですが、そちらも面白いです。
本編が緊迫しているシーンだとちょっとほっとする気持ちになります。

今日は月曜日。土曜日が待ち遠しいです。

2022年05月20日

ゴリラ女子高生/大友しゅうま/38話までのネタバレあり

こんにちは!

本日はネタバレあり編です。





ネタバレあり編を書くにあたって今までの話ザザッと改めて読み直したんだけど、毎話面白い。

基本1話完結だけど、つながってる部分もあるよね。
第5話で、桜井君がゴリの似顔絵を描く場面で「小学生の頃動物図鑑の模写とか得意」って言ってて、それどんな特技なの?っていうかゴリのことやっぱりゴリラだと認識してるの?って1週目は思ってたけど、これが35話へ繋がる伏線(?)だとは気づかなかった。

また、第22話、桜井君の「もう誰とも恋なんてしない」というセリフ。過去に一体何が?まぁこの漫画のことだから、変な理由なんだろうけど……と思ってたらこれも35話で回収されたね。
団体割引目的で女子大勢連れて動物に行き、動物を模写してるときに銅像が倒れて女子たちがピンチになった、っていう理由。
銅像がいきなり倒れるなんてそんなことある?っていう気持ちはグッとこらえて、なるほどなーと思うことに全力を注いだよ。

他に好きなエピソードは、ゴリと桜井君が相合傘をするところ。
相合傘といえば、少女漫画であるドキドキエピソード。
女子を気遣って、男子の肩が半分雨に濡れちゃうやつ。

でも、この漫画ではゴリが大きすぎるので、桜井君は肩どころか頭から全部雨にかかってる。
まぁゴリと並んだらそうなるよね。
それだけでも面白いのに、横並びの相合傘だと桜井君が濡れるからという理由で、縦の相合傘。
縦の……。
ゴリが傘をさした桜井君を肩車しての、縦の相合傘。

どういうこと!?

こんな相合傘の漫画初めて見たよ。ときめきどっかいった。

この漫画はゴリ、桜井君、萌ちゃんがメインだけど、萌ちゃんの兄・剣や、クラスメイトのエドも好き。
剣はラグビー命!ぜひゴリをラグビー部へ!なキャラだったのにいつの間にかゴリのこと好きになってるし、厨二病のエドもいつの間にかゴリのこと好きになってるし、ゴリ、モテモテじゃん!

そしてゴリの母はおそらくガチゴリラ、父は桜井君似のイケメンっていう設定にもおどろき。
どうやって出会ったの?やっぱ「おもしれー女」って思ったのかな?

毎週木曜日に更新されてて昨日更新された38話もこれまた面白かった。
アクション映画かよってなった。
というわけでこれからもゴリラ女子高生を応援してます!

2022年05月18日

ゴリラ女子高生/大友しゅうま/ネタバレなし

こんにちは!
本日は、大友しゅうまさんの「ゴリラ女子高生」(少年ジャンプ+)を紹介します。

月曜日の記事で、「ジャンプ+」でインディーズ枠で連載されているとお伝えしたのがこの作品です。
ゴリラ女子高生。
なんかもう、画面上に「ゴリラ」って文字を打つだけで違和感を感じます。
普段ゴリラって会話で使わないし。





★あらすじ

主人公は普通の女子高生、五里うらら(以下、ゴリ)。ゴリラ。
クラスメイト(普通に人間)たちと毎日楽しく過ごしている。

1話では、ライバルであり親友の萌が2人でインスタに載せる写真を撮ろうと言ってくる。
萌がゴリと写真を撮りたがるのは、ゴリの顔の大きさによって、自分の顔が小さく見えるから。ゴリはその作戦を知っているので、萌より後ろに立つ。だんだんどちらが後ろをとるかの攻防戦は激しくなり、ついには窓ガラスを突き破って校舎から飛び出してしまう。

★ネタバレなし感想

基本的に1話完結のギャグ漫画なので、ネタバレあり、なしと分けるかどうか迷いました。
が、同じくジャンプ+のギャグ漫画「姫様“拷問”の時間です」を紹介したときも分けたので、同じく分けます。

この漫画にはツッコミどころがありすぎます。

まず、大前提として、なぜ1人(1匹?)だけゴリラ?
普通に話すし制服も着ていて、流行り物も知っている。ゴリラであること以外は「普通のどこにでもいる女子高生」。
でもクラスメイトは彼女をゴリラとして見ておらず、普通に「クラスメイト」として扱っています。
ゴリ本人も、ゴリラだという意識で生活はしていません。
そのシュールさが面白いです。

ほかには、あらすじでも紹介した萌ちゃんと、ゴリの好きな人・桜井君にもツッコミどころがあります。

萌ちゃんは人間だけど、ゴリと対等に渡り合えるハイパーフィジカル能力の持ち主です。
ゴリラと対等な能力の女子高生なんて聞いたことありませんでした。
「可愛い女子高生」という見た目とのギャップにもっていかれます。

そして桜井君。桜井君は少女漫画にはありがちなモテる男の子の要素を詰め込んだ人で、ゴリだけでなく萌ちゃんも桜井君のことが好きです。
桜井君は初登場シーンからゴリの怪力によって物理的な被害を受けるのですが、少女漫画のお約束、「おもしれー女」という独白で済ませます。
いや、おもしれーじゃ済まないよ、と思いながら読みました。

ゴリ、萌ちゃん、桜井君が主なキャラクターですが、ほかにも愉快で強烈な仲間が登場してくるので読んでいて飽きません。

この漫画はいうまでもなくギャグ漫画ですが、時々「あれ?バトル漫画?」「あれ?恋愛漫画?」と錯覚しそうになる描写もあり、バトル場面なんて、ハンター×ハンターを彷彿とさせられます。

もちろんそのバトル場面もツッコミどころが絶えないんですがね。

こんなに面白いのにインディーズなんてもったいない!
毎週木曜日に連載されているので、気になった方は読んでみてください

https://shonenjumpplus.com/search?q=%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%A9%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F

2022年05月11日

SANDA/板垣巴留/1巻までのネタバレあり

こんにちは!
本日はネタバレあり編です。





まず、ネタバレなし編で触れた、読者にばらまかれたたくさんの謎について。

・大黒愛護学園という存在
数少ない子どもを守っている学園。
そこの学園長は本当は92歳だが、致死量寸前のヒアルロン酸やコラーゲンを顔に注入し、見た目は若さを保っている。
それでも手だけは92歳のしわしわの手、というアンバランスさ。
外見だけでなく、若さこそが正義だと言わんばかりの発言も気になる。
闇が深そ〜〜〜

・赤衣の特捜隊
学園長がサンタを見つけて連絡していた相手。サンタに好意的ではなさそうだということだけなんとなくわかった。
そして「冬村隊長」という名前。冬村の親かな?だから冬村は三田の正体を見抜いていたって思うとしっくりくるけど、いったいどんな組織なんだろう。

・赤い服を着るとサンタクロースになる
これはわからんでもない。サンタだし。でも今までよく「赤が嫌い」という理由だけで赤い服を着ずに済んだなと思う。

・ぷちっこグミを食べると子どもの姿に戻る
なんでだ!?いかにも子どもが好きな食べ物だから?これはあとで理由とかわかるのかな?

・火に強い
サンタは煙突から入るから、火に弱かったら仕事にならないもんね。

・ソリが足から生える
これも謎……。トナカイがいないときでも雪道を滑れるようにってこと?

・子どもに嘘をつかれると周囲のものが落ちる
プレゼントを配るときの試金石だということが本編で触れててなるほどと思った。でも嘘をつかれるのは辛いよー


というのが主な謎たち。2巻以降もこの特性を生かして活躍するのかな?そして学園および学園長、赤衣の特捜隊の謎が解けるのが楽しみ!
あと、小野ね!1巻のラストに急に出てきたけど、どこにいたの!?

そしてこれは余談だけど、ほんのりBEASTARSのかほりがした!
動物は出てこないし、私がBEASTARSに引っ張られてるだけなのかもしれないけど、全寮制の学園って設定が懐かしい。
三田の部屋の雰囲気&仲間たちが、レゴシの部屋のワンワンたちを彷彿とさせる。(作者は全寮制の学校が好きなのかな?笑 ハリーポッターとかね。全寮制の学校って聞いて真っ先に思い浮かぶのはやっぱりハリーポッター。)
でもレゴシを連想させるのは、三田よりも冬村って感じかな。突拍子もない行動をするところが特に。
違う作品だから比べるのはよくないかもしれないけど、同じ作者だからどうしても比べちゃうね。

ではまた続き読んだら感想書きます!これからの展開に期待
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