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2022年02月25日

姫様“拷問”の時間です/春原ロビンソン・ひらけい/8巻までのネタバレあり

こんにちは。ネタバレあり編です。
基本1話完結なのでネタバレって呼ぶほどのネタバレな感想じゃないかもしれませんが、一応ネタバレあり編ということで。

この漫画は面白さと温かさ両方兼ね備えてるところが好き。
笑えるパートが多いんだけど、姫様や魔王など登場人物の人柄がとっても好感が持てる!

好きなキャラは主に
姫様、魔王、エクス、トーチャーかな。

・姫様
毎回拷問という名の誘惑に負けて秘密を話す姫様。
のほほんとしているだけかと思いきや、騎士団長だっただけあって、運動神経は抜群なことに驚かされた。
魔王軍の仲間(本当なら敵)にも優しく、みんなと仲良し。
さりげない気遣いとかかっこいい。

・魔王
この漫画のキャラで1番好きかも。
初登場シーン、せっかく姫様から秘密を聞き出せたのに(しかも強力な武器があるっていう重要な秘密)あんな見た目で「そんな強力な武器、怖くて使えない」ってセリフ、ギャップ激しすぎてインパクトありまくり。
(それに対してトーチャーが「なるほど…怖いなら仕方ない…」って納得してるのもツボ)
他にも好きなアニメをリアタイで見たいとか、娘であるマオマオちゃんの発表会に行きたいとかで全然秘密を役立ててないところがいい。
でもおちゃめなだけじゃなくて、部下を思いやるところとか、魔王城の勤務体系がホワイトなところとか、上司としても理想。私も魔王城で働きたい。
そもそも魔王城に住んでるんじゃなくて電車通勤してるのも意外だった。

・エクス
名(迷)ツッコミ役、エクス。剣だから顔はないけれど、ツッコミ入れてる時はセリフの表情までなんとなく想像できるくらい、愛着わいてる。
もし擬人化するとしたら、眼鏡かけてそう。ことあるごとに眼鏡をクイッてしてそうという謎の妄想。

・トーチャー
見た目、小悪魔なお姉さんって感じって好き。
でも中身は小悪魔というより真面目で優しいお姉さん。どうすれば姫様に拷問を楽しんでもらえるか日々考えてるのが良い。
姫様だけでなく、他の拷問官に対しても優しくて良き先輩社員って感じ。
トーチャーが食べるシーンは毎回なぜかドキッとする。

他にもマオマオちゃんをはじめとする魔王軍の皆さんが好きなれるもんなら私も友達になりたい!
というかこんなに楽しくて優しい世界なら、こちらからお願いして捕虜にしていただきたい。
魔王城で働きたいと言ったり捕虜にしてほしいと言ったり忙しい私でした



2022年02月24日

姫様“拷問”の時間です/春原ロビンソン・ひらけい/ネタバレなし

こんばんは!
今回は、原作・春原ロビンソン、作画・ひらけいの「姫様“拷問”の時間です」(少年ジャンプ+)を紹介します。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出典:「姫様“拷問”の時間です」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−

これは以前の記事で紹介した、少年ジャンプのアプリ(少年ジャンプ+)内で連載中の作品です。
毎週火曜日に更新されているのですが、火曜日の朝にベッドの中で読むのが楽しみな作品です!
火曜日の始まりをほんわかと迎えられます。

楽しみ?ほんわか?
これ、拷問の話なんでしょ?と思った方、待ってください!
全っ然怖くありません。グロ要素も一切ないです。
ほぼ毎回1話完結です。

★あらすじ

魔王軍と国王軍の戦いの最中、魔王軍の捕虜になった主人公「姫様」は、相棒である聖剣「エクス」とともに幽閉されている。
魔王軍は姫様に国王軍の秘密を話させるため、拷問を行うことにした。
どんな恐ろしい拷問が待ち受けているのだろうかと震えるエクス、大丈夫だと気丈に応える姫様の前に差し出された拷問は、「トースト」だった。

★ネタバレなし感想

タイトルからしておどろおどろしい話なのかと思いきや、正反対です。心が浄化されます。
第一話の拷問がトーストだったので、怖い話じゃないならグルメ漫画なのかな?と思えばそうでもなく、動物や小さな子どもとの触れ合いを拷問にする回もあり、グルメ漫画でもありません。

魔王軍の趣向を凝らした拷問は、拷問というよりおもてなしに近いように感じますが、あくまでも拷問というスタイルは崩さないのがポイント。
姫様は拷問に屈して秘密を話すけれど、大した内容じゃなかったり、大した内容でも、魔王が大したことない理由で却下したりします。

この魔王も重要人物の1人で、ツノが生えていて怖い見た目で、「クックック」という笑い方もし、絵に描いたような「魔王」なのに、実は善良で家族思いでおちゃめなところもあり、私のとても好きなキャラクターです!

また、姫様の相棒、聖剣エクスは、剣でありながら言葉が話せます。毎度拷問に屈する姫様に対し、エクスはまとも(?)で冷静なツッコミを入れてくれます。姫様とエクスの関係はほとんどボケとツッコミなような気がします。

受けたい拷問ばかりで、姫様が羨ましくなる漫画です。
今後も毎週火曜日を楽しみにしています。
では次回はネタバレあり編です!



2022年02月21日

進撃の巨人/諫山創/30〜34巻(完結)まで/途中からネタバレあり

以前書いた記事はこちら
序盤のあらすじとネタバレなし感想↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/6/0

29巻までのネタバレあり↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/7/0

現在テレビアニメでファイナルシーズンが放送されており、まもなく終わりを迎えようとしています。

原作自体は2021年5月に完結、最終巻の34巻は6月に発行されています。

34巻の発売日に読みましたが、アニメももうすぐ終わりということで、また30巻以降を読み返しました。

初見じゃないのに、34巻は終盤ずっと目がうるうるしてました。
話が壮大すぎて。
こんな壮大な漫画ある!?
1巻からは予想もつかなかった結末でした。
でも1巻から伏線があって、いや、ありすぎて、作者の諌山さんは10年以上前の連載当初からこの結末まで考えてたの?と想像すると鳥肌が立ちます。

最初の、立体機動装置をビュンビュン飛ばして巨人と戦っているあたりまでは読んだことがある人も(またはアニメで見たり)多いかと思いますが、マーレ編からは話が複雑になってきて離脱するという人もいるのではないでしょうか。
でも、ぜひ最後まで読んで結末を見届けてほしいです!

★ここからネタバレあり





・敵とか味方とか
エレン、今まで読んだ漫画の中で一番人殺してる主人公だと思う。
普通の漫画なら、敵役でもここまで殺してないんじゃないの!?
今「敵」って書いたけど、こうやって「敵」とか「味方」もとかってラベリングするのも躊躇してしまう。

序盤は巨人は「敵」、アニ、ベルトルト、ライナーも「敵」、マーレ編へ突入した当初もマーレは「敵」だと思って読んできたけれど、どちらの側から見るかによって敵は変わるしそもそも敵すらいないんじゃないかと思える。

・洗脳って怖い
ライナーたち、彼らもエルディア人は悪魔だと刷り込まれてきたからあの日壁を壊したわけだけど、いくら帰れなくても壁を壊す=たくさんの人を殺すっていう行動をしてしまうって正気の沙汰じゃない。ライナーたちが巨人ってわかったときはショックだったけど、過去の出来事や心の葛藤を知るとやっぱり嫌いになれなかった。
ガビも。マーレ編序盤、特にサシャが殺されたあたりは私はガビのことが嫌いだったけど、ガビの心境の変化とともにこの子も洗脳されていた子どもの1人だったんだなって考えが変わった。

・絶望感
それにしても、この漫画は悲劇&絶望のオンパレードでここの世界線だけには転移したくない。笑
例を挙げるとキリがないけど、森の中での女型の巨人捕獲作戦や、エルヴィン、新兵たちが死んだ獣の巨人おとり作戦が特に絶望感はんぱない。
あと、言うまでもなく地慣らし始まって以降の全て。
フロックたちを振り切って、なんとかエレンのところまで辿り着いたのに、歴代の9つの巨人の攻撃にあうってどんだけよ。しかもその後ジャンたち一時的に巨人化しちゃうし。
でもこんだけたくさんの絶望があったからこそ、全てが終わったあとのリヴァイの涙が深く染みるものがあるよね。

・ミカサ
私もエレンと一緒で、ミカサがエレンに執着するのはどうしてだろうって思ってた。
でも答えはただただシンプルに愛だったんだよね。
愛していたからこそ、最後にエレンの首をはねるのはミカサ以外にいなかったんじゃないかなぁ。
ユミルも2000年の呪縛から解き放たれて良かった。

・ギャグ
基本的にはずっと緊迫した空気の漫画だけど、時々挟まれるギャグ要素も好き。
あたかも普通のセリフみたいな顔で本人は真面目なつもりなのに、変なこと言ってるとこ。
訓練中にサシャが芋食べてるとことか、コニーが「エレンのイエ(家)ーがぁー」って言ってるとことか、ツボ。

などと支離滅裂に感想を書いたけど、うまくまとめきれず納得いってない
まだ書きたいことが出てくるかもしれないからそれはまた思いが募ったら追記するということで!笑

人類史上と言っても過言じゃないほど、壮大な物語でした。この作品の完結にたちあえる時代に生まれて良かった(おおげさ!?)。
でもほんとにそう思う。
アニメも最後まで見届けます


2022年02月17日

鬼滅の刃/吾峠呼世晴/23巻(完結)までのネタバレあり

ネタバレ編、何から書こう。

とりあえず、昨日触れた推し鬼と推し柱のことから書こうかな!

・推し鬼
猗窩座です。圧倒的猗窩座。
無限列車編では煉獄さん殺すし、太陽が出たら逃げるし(当然っちゃ当然)印象最悪だったけど、人間だった頃の回想シーンで手の平返したっていうね。
手の平返してからは、無限列車編で煉獄さんを鬼に勧誘するシーンがお茶目に見えてくるから不思議!
あとは毒とか飛び道具とか使わず、己の手だけで攻撃する潔さとか、婚約者への思いが奥底に残っていたのか女は殺さないポリシーとかいいなと思う。
最後も自分で自分殺しちゃうし、切ない。だから同情しちゃって猗窩座は推せる。
反対に童磨はサイコパスすぎてダメ。笑

・推し柱
決められない。全員。っていうのは大雑把過ぎるし、宇髄さんっていうのもアニメに引っ張られ過ぎてるから排除しとこう。
いや、宇髄さん、好きだよ!?
まず柱の皆みなさんは、初登場時の印象が基本よろしくない。炭治郎(と禰󠄀豆子)の処遇をどうするか話してるシーンね。
お館様が出てくるまで、みんな物騒なことばっかり言うし、不死川実弥にいたっては禰󠄀豆子挑発するし。
この人たち、強いんか知らんけど変な人ばっかりじゃんって思ってた。
でも実弥は弟思いだし、最終的に禰󠄀豆子に謝ってて印象めちゃくちゃ良くなった!
他の人も全員最初の印象を覆すほど濃いエピソードがあった。

うーん、一番を決めるとしたら、蜜璃ちゃんかな?
他の人と違って重い過去もなく(髪色のせいでお見合いがうまくいかなかったのはかわいそうだけど)、天真爛漫、笑顔が素敵。
ザ・ヒロイン☆って感じで外見も内面も可愛い。
転生して伊黒さんとお弁当屋さんになってるのも良い。
伊黒さんも途中まで謎キャラだったけど、壮絶な幼少期とか蜜璃ちゃんへの思いとか知るととても推せる人だってわかった!

でもやっぱ柱はみんな好きだな。(結局)

話は変わって無限城編。
ここに来てバタバタといろんな人が殺されてしまったのは本当に悲しかった。
しかも無惨はラスボスなだけあってなかなか死なないし、炭治郎は鬼化するし、散々だった……。
でもお館様の自爆行為、珠世さんの決死のお薬注入(言い方)から始まって、みんな必死に戦って、炭治郎の鬼化をカナヲが止めて、たくさんの人が頑張って無惨を倒したの、感無量でした。
そしてここで完結してるのもすごい。
その後、現代の子孫&転生してる話も出てくるけど、本編はここでおしまい。改めて、すごくない!?
こんなに人気がある作品なんだから、まだ続きも描けそうなのにね。作者さんすごいわ。
……すごいしか言ってない。というか言えない。

この記事も数ある感想のほんの端くれに過ぎないけど、もし作者さんに届くなら素敵な作品をありがとうと伝えたいです!



2022年02月16日

鬼滅の刃/吾峠呼世晴/ネタバレなし

本日は、吾峠呼世晴さんの「鬼滅の刃」(週刊少年ジャンプ)を紹介します。

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出典:「鬼滅の刃」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−


こちら、先日テレビアニメで遊郭編がやってましたね。
立志編、無限列車編に続いて最高だったので、興奮が冷めないうちにということで!
有名すぎる作品なので紹介するまでもないかと今まで触れませんでしたが、有名とはいえ読んだことない人もいるかと思うので、触れることにしました。
(私も超有名なワンピースやドラゴンボールは読んだことないです。。)


★あらすじ
時は大正。主人公は、母親と、5人の弟・妹たちと暮らす、炭売りの竈門炭治郎(かまど たんじろう)。
ある日、炭売りの仕事から戻ると何者かに家族を殺されていた。
唯一息のあった妹、禰豆子(ねずこ)を背負って医者に見せようと町へ向かっている途中、禰豆子が鬼のような見た目になってしまう。
驚いているところに刀を持った男(冨岡)が現れ、家族を殺したのは鬼で、禰豆子は傷口に鬼の血を浴びてしまったから鬼になってしまったのだと言う。
冨岡は鬼を退治する鬼殺隊(きさつたい)の隊士で、鬼になった禰豆子を殺そうとするが、炭治郎は必ず禰豆子を人間に戻すと言い、禰豆子もまた炭治郎をかばう素振りを見せたので思いとどまった。
炭治郎は冨岡の紹介で、鬼殺隊に入るための修行をすることになる。

★ネタバレなし感想
読んだことがない人でも、上記のあらすじはご存じかもしれませんね。
「全集中」や「水の呼吸」などのセリフも有名です。
私が鬼滅の刃を知ったのは2019年で、ちょうどブームが始まったころかなと記憶しています。
有名だし、アニメでも見てみようかと思って見始めたら見事にハマり、漫画も読み始めました。

私的にこの作品の面白いところは、
・主人公が優しい性格、努力して強くなるタイプ
・敵である鬼にも同情させられるエピソードがある
です。

この感想すらもどこかで聞いたことあるような内容かもしれませんが、私の言葉でも書かせてください

・主人公が優しい性格、努力して強くなるタイプ
炭治郎は家族にはもちろん、他人にも優しく、敵である鬼にすら優しいのが素敵です。
(毎回じゃないけど)殺したあとに手を合わせたり、喧嘩している鬼たちを止めにいったり。
倒した!イェーイ!じゃなくて、ちゃんと鬼も元々は人間だったことを汲んで対等に扱っているところが炭治郎の優しさだと思います。

また、炭治郎は超人的な力があるわけでなく、血のにじむような努力をして強くなったという部分が好かれている理由の一つではないでしょうか。
努力の原動力は、やはり禰豆子を人間に戻すこと。最終的にはその目標を達成するために、目の前の鬼を倒す、修行をするという姿勢に心を打たれる人が多いのかと思います。

あとは、個人的には、努力する様に自分も鼓舞されます。
メンタル的な意味合いでもそうですが、まさかの体を鍛えたくなるっていう(単純すぎ)。
ダンベルを持ったり、走ったりすると「鍛錬してる!」って気持ちになりません?私だけ?

・敵である鬼にも同情させられるエピソードがある
上記で鬼は元々人間だったと書きましたが(これは禰豆子もそうだからネタバレにはならないかと!)、
元々人間なだけあって、鬼になる前のエピソードがいちいち切ないです。
全部の鬼にではないけれど、そりゃあ、鬼にもなっちゃうよねぇ……って同情してしまいました。
鬼になって人間を殺すのは許されないことだけど、人間時代が辛すぎて、鬼として死ぬときに「つらかったね、もう楽になっていいんだよ」って言いたくなる鬼が多数。
推し鬼(?)もいるので、それは次回にでも語りますね。

他にも、柱(鬼殺隊の隊士の最高位)というポジションの人が9人いるのですが、それぞれ違った技の種類、人物像をもっていて面白いです。
柱こそ、誰推しかという話題は結構あるように感じます。
柱の誕生日はTwitterのトレンドにあがるほど。
私もいるけどそれも次回書きます。


漫画は完結していますが、まだまだ盛り上がり続ける鬼滅の刃。
次回ネタバレ編です。



2022年02月07日

BEASTARS/板垣巴留/16巻〜22巻(完結)途中からネタバレあり

今回は、以前紹介した、板垣巴留さんのBEASTARS(少年チャンピオン)の続きです。

以前の記事↓
ネタバレなし(今読むとあらすじ少なすぎる)
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/2/0

1巻〜15巻までのネタバレあり
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/3/0

16巻〜22巻(完結)まで書こうと思います。
最終巻の22巻は、2021年1月15日、今より約1年前に発行されており、当時も読みましたがこのブログを書くにあたってまた16巻以降も読み直してました。久しぶりに読みましたが相変わらず最高でした!

16巻以降は、VSメロンが大まかな流れとして、レゴシのルイやハルとの関係にも注目の物語です。

★ここからネタバレありです★



何回読んでも面白い漫画ってこういうのなんだろなぁ。何から感想書こう!?

全体的な感想としては、
まさかメロンが最後まで出てくるとは思わなかった!
メロン編、みたいな感じでメロンを捕まえて終わってまた別の章が始まるのかと思ってた。ここまで重要人物になるとは。。戦いが終わって、ヤフヤにおんぶされてしおらしくなったと思いきや、結局は最後の最後まで悪だったなぁ。中盤でも、タトゥー屋さんでナマケモノの彫り師との会話を使ってレゴシを海に誘き寄せたのはゾッとした。
メロンは嫌いだけど、十分に愛情をもらえなくて可哀想な人(獣)でもあるよね。

メロンの話に逸れちゃったけど、裏市での戦い&ルイのテレビ演説で獣社会が変わるきっかけになったのが良かった。戦い中停電が起きて電力が復旧したとき、肉食も草食も手をつないでじっとしてたのが感動した。

この作品は動物しか出てこなくて肉食と草食がテーマだけど、人間に置き換えて、男と女とか、人種差別とか、そういうことも意味してるんじゃないかな。←深くまでは考えられない人

あと、ヤフヤとゴーシャみたいに、レゴシとルイがビースター(ズ)になるのかと思ってたけど、そこは違ったのが意外!でも肩書きはなくても、レゴシとルイはビースターズだと思う。タイトル回収。

好きなキャラはたくさんいるんだけど、かなり絞ったら、レゴシ、ルイ、ハル、ジュノ、イブキ、次点でジャック、そしてサグワンさん!笑

・レゴシ
レゴシ、最初からかっこよかったけど、最後までかっこよかったよ〜〜ハルちゃんと幸せになって!
レゴシの本気モードも好きなんだけど、のほほんとした部分も好き。メロンの2回目の捕獲(失敗)のとき、「年上だけど敬語じゃなくていいよな」って独白があって、それ今考えるとこ?って思った。

・ルイ
ルイも生き方かっこいい!顔もかっこいいし!笑
何より気高い!
気高さは幼少期の頃からで、生き餌時代に肉食獣たちの目の前に出されたとき、食べられるくらいならと自決しようとしたところなんて、これ子どもにこの発想できるの!?って驚かされた。

・ハル
最初はビッ●キャラでこの子がヒロイン〜?だったけどだんだん好きになってった!
レゴシに会って変わった獣の1匹だよね。(変わった人の1人だよねって書きたい)
最後レゴシにプロポーズしたり、よじ登ったりするところかっこいいよ。そう、ハルちゃんには「可愛い」より「かっこいい」って言葉が似合うと思う。
ヒロインらしくないというか。見た目もうさぎとしては可愛いけど、女の子っぽくないよね。ジュノのほうが女の子っぽい見た目。でもそんなハルちゃんも魅力的!
レゴシといつまでも仲良くね!

・ジュノ
ジュノも最初はあんまり好きじゃなかったけど、レゴシからルイを好きになったあたりから好きになった!
ルイといるときのジュノ、可愛いすぎる!思ったことをそのまま言っちゃうところとか、顔に出るところとか、漫画のヒロインって感じで好き。
ルイとは結ばれなかったけど、いつか素敵な相手を見つけてほしいな。

・イブキ
獅子組メンバーで一番好き。メガネかけてるのも良い
ちゃんとルイのことを見守って、尊重して、対等な関係であろうとしたところが良かった。
YOASOBIの「優しい彗星」のPV泣ける。

・ジャック、サグワン
ジャックが出てくるとホッとするのは読者だけじゃなくて、レゴシにとってももちろんそうだと思うし、サグワンさんは海と陸のハーフっていう珍しい存在で価値観も違って、とっても新鮮な存在だった。

書ききれないけどヤフヤやゴーシャ、ゴウヒン、演劇部メンバーとか、みんな個性豊かで夢中で読めた。

動物が主人公の漫画ってどんな感じなのかわからず、ファンタジー系かと思ってたけど、心にズシンと来る熱い物語でした!



タグ:BEASTARS 漫画

2022年02月04日

チェンソーマン/藤本タツキ/11巻(完結)までのネタバレあり

今日は私が楽しいだけのネタバレあり感想回です。

まず、お気に入りのシーンは言うまでもなくラスト!

・予測不可欠な結末
第一話、デンジとマキマさんとの初対面のシーンから、誰がデンジがマキマさん食べること想像できた!?
実は初見では「食事しながらマキマさんのこと考えてるのかな?量多くない?てか戦いどうなった?あれ?ナユタとか出てきた!ん?」って感じで、理解力がポンコツな私はマキマさんを食べていることに気がつかなかった……
2回目でやっとわかったっていう超絶ポンコツぶりです。
マキマさんは生きていてはダメな存在だから、殺さないといけないけど、別に殺したいわけではないっていうデンジの気持ちなんとなくわかる。私もマキマさん憎めなかったし。現にデンジにつられてマキマ「さん」って呼んでるし。
あんなひどいことしたのにね。アキくん、パワーちゃん……

血も涙もないくせにこの魅力は何!?あ、あれかな、支配の悪魔だから読者も支配しちゃってるとか?
次回作ではナユタは活躍するんかな?するにしても、もうマキマさんには会えないことが寂しいよー!せめて回想シーンだけでもあるといいな。

この作品で私が好きな登場人物は、デンジやマキマさん以外では

・アキ、パワー
マキマさんが原因で死んでしまった2人。
アキは最初はデンジと仲が悪かったけれど、一緒に暮らすうちに情が沸いて、最後はデンジを助けるためにマキマさんと契約。切なすぎる。。
パワーちゃんもそういや最初はデンジと仲悪かったね!
魔人だからっていうのもあるけど、この子も終始キャラ立ってたなぁ。綺麗な顔してウヌとかワシとか言っちゃうの、好き。
この子も最後はデンジを助けるところが泣ける。2部で絶対再会してほしい人。

・未来の悪魔
好きです。はい、好きです。あんないかにも悪魔なおどろおどろしい見た目しといて、
「未来最高!イェイイェイ!未来最高!オマエも未来最高と叫びなさい!!」
って何!?めっちゃ可愛いじゃん。
でも悪魔は悪魔だから、契約する相手の寿命やら視力やら奪うあたりはまじで悪魔。

・コベニちゃん
スーパーヘタレなのに、なんやかんや最後まで生き残ってすごい。ハンバーガーショップの店員面白かった。唐突に挟まれるギャグシーン(でも人は死んでる)、何を見せられてるんだろうという気持ちになった。

はぁ。書いてたらまた読みたくなった。

チェンソーマンを読んだときから思ってたけど、この作者の新人時代の短編集「17-21」「22-26」も最近読んで確信に変わった。この人、頭のネジぶっとんでるわ。もちろん褒め言葉です。

ほとんど現実離れした作品で、どういう生活してたらこんな話が思い浮かぶの?才能羨ましい。笑

チェンソーマンを含め、1度読んだらやみつきになりますのでぜひやみつきになってください。



2022年02月03日

チェンソーマン/藤本タツキ/ネタバレなし

今回は、藤本タツキさんの「チェンソーマン」(週刊少年ジャンプ)を紹介します。
この作品は、私が2021年に読んだ漫画の中で1番好きといっても過言ではありません!

★あらすじ
主人公のデンジは、母親は早くに病死、父親は借金を苦に自殺しておりどん底の人生を歩んでいた。
ある日デンジは、犬のような見た目をしたチェンソーの悪魔(この漫画の世界では害虫みたいな感じで悪魔が普通に出る)であるポチタと出会う。2人でなんとかその日暮らしをしていた矢先、仕事のオーナーに裏切られ、ゾンビの悪魔によってデンジはポチタともども殺される。
しかし、一命をとりとめていたポチタはデンジの体の中に入りデンジを蘇らせる。
蘇ったデンジはゾンビの悪魔を倒し、その場にやってきた「公安のデビルハンター」、マキマの提案によって公安のデビルハンターとして働くことになる。

★ネタバレなし感想
まず、第一話から衝撃展開でした。
デンジ、第一話で殺されるの!?っていう衝撃。主人公だからこれで終わるわけはないと思いつつ、結構動揺しました。
デンジのどん底人生暮らしにも衝撃。体のいろいろな臓器を売ったり、働いたりしても父親の残した借金の額が多すぎてお金が入ってもすぐ持っていかれてしまう。100円をもらったらこれで3日暮らせる、世間では食パンにジャムを塗って食べる、そんな普通のことが夢のようだという価値観。
……辛すぎません??
逆にそんな境遇だったからこそ失うものもないんだろうかとも思いました。

私の思うデンジの好きなところは、「いい子じゃない」ところです。
鬼滅の刃の炭治郎、約束のネバーランドのエマとか、最近の主人公は優しくて、仲間思いで、とってもいい子が多いですよね。敵のことも思いやる心もある。
もちろん炭治郎もエマも好きですけどね!
でもデンジは決してそういう優等生タイプじゃなくって、「あいつが死んでもたぶん泣かないなー」とか「復讐?めんどくさい」とか言っちゃうタイプで、欲望に忠実だし、人間っぽくて好きです。
そもそもデビルハンターとして働き始めたモチベーションも結構しょうもないです。どんなモチベーションかは読んでみてください。笑
あとしゃべり方も独特。「俺は」じゃなくて「俺ぁ」っていうのがクセになります。

デンジをデビルハンターに勧誘したマキマも、ミステリアスな女性で魅力的です。
ミステリアスというのは見た目ではなく(髪の毛は1つに縛って服装は基本スーツで普通)、言動からそう感じさせるものがあります。
あ、見た目ではないと書きましたが、作者の絵の雰囲気からも謎の色気みたいなものが伝わってくるのが不思議でした。

他にも、同居人のアキ、魔人のパワー(チカラを意味するpowerじゃなくて人の名前)とか魅力的な登場人物たくさん出てきます。
悪魔でさえも。基本的に悪魔は人に好意的な存在ではないけれど、ちょっとこいつチャーミングじゃん、みたいな悪魔も出てきます。あと、悪魔なのに「天使の悪魔」なんてのもいます。すごい矛盾。


戦闘シーン多めなので、ちょっとグロい表現もありますが結構勢いで読めます
それ以上にストーリーが楽しいし!

この作品は11巻で完結していますが、今年2022年にはジャンプ+で第二部が連載されるそうで、今から楽しみです♪
次回はネタバレありで語ります。




2019年11月22日

アクタージュ act-age/マツキタツヤ・宇佐崎しろ/6巻までのネタバレあり

こちら、8巻まで出てますがまだ6巻までしか読めてないです。が、感想編をば。

主人公の景ちゃんは、貧乏なんだけど、上品さが魅力的だと思う。「〜よ」「〜だわ」っていう女性特有の話口調、あれ、リアルで言ってる人を見たことないし、最近の漫画でも見たことないけど、景ちゃんはそんなしゃべり方。珍しいけど、かえって新鮮に思える。

景ちゃんの役への入り込み具合もすごい。エキストラの時点で、人が殺されるのを見ているだけの設定なのに、阻止しようと出て行ってしまうところとか、普通の人はそうならないよね。どんな逸材よと思う。(それはそれで大変だけど。だから黒山はあえて連れていったわけだけど)

銀河鉄道の舞台編も良かった!星アキラもそこで覚醒した感があって良かったし、巌さんと舞台メンバーとの絆も泣ける。あの舞台実際にあったら見に行きたかった。笑


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2019年11月21日

アクタージュ act-age/マツキタツヤ・宇佐崎しろ/ネタバレなし

こんばんは今日は原作・マツキタツヤさん、漫画・宇佐崎しろさんの「アクタージュ」(週刊少年ジャンプ)を紹介します。

★あらすじ
主人公は、幼い妹・弟と暮らす高校生、夜凪景(よなぎ けい)。役者志望。役の感情を表現するために、自らの感情を追体験するメソッド演技法を自然と身につけ、オーディションではその演技力で周囲を圧倒する。オーディションには落ちてしまったが、その才能を見込んだ映画監督の黒山に拾われ、徐々に才能を開花させていく。

★ネタバレなし感想
演劇の漫画です。1巻を読んだ時、こういうの読みたかった!って思いました。主人公は演技の才能がありすぎて、役に憑依されすぎるのが難点なんですが、それをうまく昇華させていく様が見事です。普段私達がドラマや映画で見ている役者さん達もこうやって試行錯誤してるのかなぁ、とか思いながら読んでました。
掲載誌はジャンプなので、この記事のジャンル
は少年漫画にしましたが、老若男女楽しめる作品だと思います。でも演技シーンはどこかバトルシーンを彷彿とさせるものがあるので、やっぱり少年漫画で合ってるかも!?

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