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2025年02月08日
日日(にちにち)べんとう/佐野未央子/13巻(+14巻)完結までのネタバレあり
こんにちは!
今回は「日日(にちにち)べんとう」のネタバレあり感想です。
ネタバレなし編はこちらから↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/121/0
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)
荒井と付き合いプロポーズされるも、荒井の実家に問題があり、ゴタゴタしまくり具体的な話にならない。
一方黄理子は、荒井のデザイナーの後輩であり、過去に寺で黄理子を見たことがあるという、紫藤カオルにモーションをかけられる。
実家関連のストレス&紫藤へのヤキモチから、荒井は黄理子の母である紅子と関係を持ってしまう。
もちろん黄理子と荒井は破局。
その後、黄理子はかねてより告白されていた紫藤と紆余曲折あり付き合うことになる。
黄理子は紫藤と同棲(事実婚)&紫藤の会社で働き、公私ともに支えあう。
わっぱは後輩のミスにより炎上。
ひょんなことから荒井と再会、和解。
紅子とも、和解というわけではないが縁が続く状態に。
13巻での本編終了後、14巻「おかわり」では、黄理子と紫藤の2人の子どもを見守るおじいちゃん(紫藤パパ)の話、紅子がついに生涯の伴侶を見つける話、荒井の新生活(と恋の予感?)の話の3本立て。
★以下、感想
なんだか邦画みたいだな~。
ドーン!バーン!っていう派手な出来事はないんだけど(いや、荒井と紅子の件はそうか)、最後まで読んでみて、ほんわかした温かい気持ちになった。
ストーリーそのものは、1巻を読んだ時点では、「荒井と付き合って、母と和解し仲良しになる」だと思ってたけど予想外の展開だった!
でも、良い意味で予想を裏切られて、最後はみんな落ち着くべきところに落ち着いたなという印象だった。
当て馬だと思われた紫藤くんは当て馬じゃなくメインだったし、荒井が当て馬(という表現ではもったいない)だったっていうね。
最初は人間くさい荒井のほうが好きだったけど(ハンター×ハンターのレオリオが好きな私/https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/99/0?1738644664)、紅子と一件もあったから荒井ルートはないよね……。
だって、浮気相手が自分の母親ってさ、考えられる限り一番最悪なパターンだよね。
まぁそこまで追い詰められてたわけだけど。
そんな荒井に対し、紫藤くんの株は登場するたびに上がりまくり。
紫藤くん、敬語キャラだし意識高いしとっつきにくいな~と思ってたけど、そんなのどうでもよくなるくらい、この人で良かったね~ってなる
荒井に毒づくところもまた良い。笑
というキャラもだけど、ちゃんと黄理子のことを想ってるところがとても良い。
そんな王子様な紫藤くんと結ばれた黄理子、ハッピーエンドでほっこりした。
わっぱ、まさかの新人ちゃんにレンチンされて使い物にならなくなってしまう!
わっぱも、黄理ちゃんにお別れの独白を言うし、ナレーションがいなくなるってどういうこと?と思ったけど、
わっぱはただのナレーションじゃなくて、方丈爺の形見であり黄理子を見守る存在だったから、「もう私がいなくても大丈夫だよ」ってことなのかな。
これからも紫藤くんと支えあって生きていってね、的な。
寂しいけど、それだけ黄理子が成長したってことだよね。
新人ちゃんにはハァ?って思ってたけど、まぁ最終的に黄理子と言いたいことが言い合える関係になって良かったと思おう。
・麺の好きな灰谷くんが地味に好き。
癒される
なんだろう、読んでいて賛否両論分かれなさそうなところかな。
「すごく好き!」というポイントは特にない(あ、でも空気の読み具合とか気の遣い方とか好き)、逆に「すごく嫌い!」という人もいなさそう。
・荒井の成長
この漫画、黄理子の成長物語と同時に、荒井の成長物語でもあるのかなーと思った。
黄理子とは結ばれなかったし、もちろん紅子とも別れた荒井だけど、新生活を頑張っているのが良かった。
救いがあって安心した。
なんだか応援したくなる人だな。
そんなわけで、荒井も頑張ってるし、もちろんメインの黄理子も日々を大事に生きている感じがするし、日常に疲れたときに何度も読み返したくなる作品です。
以上、日日べんとうのネタバレあり感想でした。
ではまた~!
今回は「日日(にちにち)べんとう」のネタバレあり感想です。
ネタバレなし編はこちらから↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/121/0
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)
荒井と付き合いプロポーズされるも、荒井の実家に問題があり、ゴタゴタしまくり具体的な話にならない。
一方黄理子は、荒井のデザイナーの後輩であり、過去に寺で黄理子を見たことがあるという、紫藤カオルにモーションをかけられる。
実家関連のストレス&紫藤へのヤキモチから、荒井は黄理子の母である紅子と関係を持ってしまう。
もちろん黄理子と荒井は破局。
その後、黄理子はかねてより告白されていた紫藤と紆余曲折あり付き合うことになる。
黄理子は紫藤と同棲(事実婚)&紫藤の会社で働き、公私ともに支えあう。
わっぱは後輩のミスにより炎上。
ひょんなことから荒井と再会、和解。
紅子とも、和解というわけではないが縁が続く状態に。
13巻での本編終了後、14巻「おかわり」では、黄理子と紫藤の2人の子どもを見守るおじいちゃん(紫藤パパ)の話、紅子がついに生涯の伴侶を見つける話、荒井の新生活(と恋の予感?)の話の3本立て。
★以下、感想
映画のような物語
なんだか邦画みたいだな~。
ドーン!バーン!っていう派手な出来事はないんだけど(いや、荒井と紅子の件はそうか)、最後まで読んでみて、ほんわかした温かい気持ちになった。
ストーリーそのものは、1巻を読んだ時点では、「荒井と付き合って、母と和解し仲良しになる」だと思ってたけど予想外の展開だった!
でも、良い意味で予想を裏切られて、最後はみんな落ち着くべきところに落ち着いたなという印象だった。
当て馬だと思われた紫藤くんは当て馬じゃなくメインだったし、荒井が当て馬(という表現ではもったいない)だったっていうね。
最初は人間くさい荒井のほうが好きだったけど(ハンター×ハンターのレオリオが好きな私/https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/99/0?1738644664)、紅子と一件もあったから荒井ルートはないよね……。
だって、浮気相手が自分の母親ってさ、考えられる限り一番最悪なパターンだよね。
まぁそこまで追い詰められてたわけだけど。
そんな荒井に対し、紫藤くんの株は登場するたびに上がりまくり。
紫藤くん、敬語キャラだし意識高いしとっつきにくいな~と思ってたけど、そんなのどうでもよくなるくらい、この人で良かったね~ってなる

荒井に毒づくところもまた良い。笑
というキャラもだけど、ちゃんと黄理子のことを想ってるところがとても良い。
そんな王子様な紫藤くんと結ばれた黄理子、ハッピーエンドでほっこりした。
わっぱとの別れの意味
わっぱ、まさかの新人ちゃんにレンチンされて使い物にならなくなってしまう!
わっぱも、黄理ちゃんにお別れの独白を言うし、ナレーションがいなくなるってどういうこと?と思ったけど、
わっぱはただのナレーションじゃなくて、方丈爺の形見であり黄理子を見守る存在だったから、「もう私がいなくても大丈夫だよ」ってことなのかな。
これからも紫藤くんと支えあって生きていってね、的な。
寂しいけど、それだけ黄理子が成長したってことだよね。
新人ちゃんにはハァ?って思ってたけど、まぁ最終的に黄理子と言いたいことが言い合える関係になって良かったと思おう。
その他
・麺の好きな灰谷くんが地味に好き。
癒される

なんだろう、読んでいて賛否両論分かれなさそうなところかな。
「すごく好き!」というポイントは特にない(あ、でも空気の読み具合とか気の遣い方とか好き)、逆に「すごく嫌い!」という人もいなさそう。
・荒井の成長
この漫画、黄理子の成長物語と同時に、荒井の成長物語でもあるのかなーと思った。
黄理子とは結ばれなかったし、もちろん紅子とも別れた荒井だけど、新生活を頑張っているのが良かった。
救いがあって安心した。
なんだか応援したくなる人だな。
そんなわけで、荒井も頑張ってるし、もちろんメインの黄理子も日々を大事に生きている感じがするし、日常に疲れたときに何度も読み返したくなる作品です。
以上、日日べんとうのネタバレあり感想でした。
ではまた~!