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トップページ戦略・売買記録 > EUR/GBP マイナススワップの負担を可能な限り低減させる方法

2024年01月28日

EUR/GBP マイナススワップの負担を可能な限り低減させる方法

EUR/GBP 買スワップはマイナス

リピートFX界隈では世界戦略の通貨ペアとして取り扱われた事で人気のEUR/GBPですが現在買いのスワップはマイナスです。


全て売りで仕掛けるなら問題ありませんが、ハーフ&ハーフ戦略を取りたい場合マイナススワップを避ける事はできません。

このマイナススワップ、業者によってはプラススワップに対してかなりえげつない事になっているケースもあるので注意が必要です。

特に売スワップが他社よりかなり有利な場合にこのような傾向が強いです。

売りのみで仕掛けていたけれど買いも取り入れようと戦略転換する場合は自分の利用している業者のスワップポイントを確認し、あまりにも不利な場合は違う業者の選択も検討しましょう。
EUR chart trend.png


EUR/GBPの想定レンジと売り一辺倒戦略の注意点

現在EUR/GBPのレートは0.85付近で直近では最安値圏です。
この所のレンジは0.85〜0.90の間をウロウロしていてこの傾向はしばらく変わらないと思われます。

もしここから売りで仕掛けた後上昇トレンドを描いた場合ですが、EUR/GBPの場合戻って来るまでに相当の期間を有する可能性が高いです。

スワップはプラスなのでその点は安心ですがあまりにも上に行き過ぎた場合、人によっては資金不足に陥る可能性もあります。

資金が少ない人がここから売りのみで仕掛けるなら最初は注文幅を広く取ったりLotを小さめにするなど工夫が必要になります。

もし資金力が無くてもある程度のリスクを取るのであればハーフ&ハーフ戦略という手もありますが、なるべく安全に運用したいならそれはそれで通常と違うやり方を考える必要があります。




ハーフ&ハーフで買いのマイナススワップを避けるには注文のタイミングが重要

資金力が無い場合ハーフ&ハーフ戦略は通貨ペアによっては有りな手法です。
AUD/NZDなんかはほぼ想定通り動いてくれるしレートが戻るのも早いのでマイナススワップの影響は軽微です。


ではEUR/GBPではこの手法はどうなのか?
という疑問が思い浮かびますがAUD/NZDと違い戻りは遅いのでマイナススワップの影響は馬鹿にできません

例として設定を考えてみました。
eurgbp-setting hh.png

通常であれば中央の位置からレートが下がる度に買いポジションを増やして行きます。

それとは逆にレートが0.85に迫るまで待ち、それから注文を入れ買い上がっていくという方法です。

以前も記事にしましたがトレンドを追う戦略です。


これならマイナススワップを掴んでいる期間は少なくて済みます
もちろん予想に反して下に行ってしまう可能性も有りますがその場合は一旦ポジションを精算して様子を見ましょう。

デメリットは事前に注文を入れておいて待つのに比べるとレートをチェックしてタイミングを図らなければいけないのが面倒という点でしょうか。

毎日とは言わずとも数日に1回レートをチェックする習慣さえあれば可能だとは思いますがいかがでしょうか。

使う業者は以前の記事でも書きましたがハーフ&ハーフ戦略を取るならマイナススワップが小さいセントラル短資がおすすめです。

最近はリピートFX的に手を出しにくい通貨ペアが多く真剣にEUR/GBPの再運用も考えています。

0.85にレートが迫っている今なら待たずに始める事ができますしこの方法で近々テスト運用する予定です。
テスト運用したものの値動きが悪く現在は停止中です
posted by ぼうりく at 20:00 | 戦略・売買記録