手動リピートFX 注文は思いの外簡単
めんどくさそうだからと尻込みしそうな手動でのトラリピ、通称「手動リピート」ですがやってみると思っていたより簡単にできます。私も始める前はかなり面倒くさいと毛嫌いしていましたが、成り行きか指値しかやったことの無かった私でもIFD注文は簡単にできました。
しかしトラリピ界隈を見ていてふと思ったのですがFXの仕組みすらよくわからずやっている人も多く、そういった人が移行するには結構ハードルが高そうな気がしました。
「IFD注文」の画面をみたけど指値、逆指値の意味も理解できず「自分には無理」とそっと画面をとじた人もいるかもしれません。
一応FX業者のページにはIFD注文の入れ方についてのマニュアルはあります。
みんなのFXさんではこんな感じです。
新規注文 - IFD注文
ある程度FXをやっていた人には理解できると思いますがトラリピしかやったことがなかったり、成り行き以外の注文をやったことが無い人には「指値・逆指値」でつまづくような気がしますね。
画面に数値が入力されてはいますが、全く知識が無いとなぜこの数値をいれるのかチンプンカンプンになってしまうように思えます。
マニュアルが存在するのだからこんな事は書く必要が無いと思っていましたが、意外と需要があるのかも知れないと思い記事にした次第です。
では実際の注文画面に数値を入れてとったスクリーンショットを貼って手動リピートの注文のやりかたを解説していきます。
手動リピート 注文の入れ方
先に断わっておきますが通貨ペア及び数値は適当です。みんなのFXさんでの注文の入れ方をベースとしていますが比較としてセントラル短資さんの注文画面も貼っておきます。
画面左がみんなのFXさん、右がセントラル短資さんです。
IFD注文の入れ方
@通貨ペアの選択
「レート」のタブの状態で対象の通貨ペアをタップすると注文画面に飛びます。
セントラル短資の場合は選択後に後に買か売を選択しないと注文画面に飛びません。
AIFD注文 新規・決済注文の入力
「IFD」のタブをクリックすると新規注文と決済注文を入れる画面になります。
セントラル短資の場合は新規注文を入力したあと「決済入力」をタップすると決済注文を入れることができます。
期限は無期限にしておくべきだと思いますがセントラル短資の場合デフォルトで無期限になっていないので変えておきましょう。設定で以前の注文設定を記録しておくこともできますので変えておけば次に注文する時楽です。
それから通貨の「数量」も業者ごとに違うのと一度画面を離れると元に戻ります。
みんなのFXでは設定からデフォルトの数量を変えることができます。
では今回の肝である「指値・逆指値」について記述します。
現在のレートが画面上部に表示されていますが、現在レートより上に注文を入れるか下に入れるかで指値か逆指値を選択します。
これは買いと売で逆になります。
- ○現在レートより「↓」に「買」注文→「指値」
- ○現在レートより「↑」に「買」注文→「逆指値」
- ●現在レートより「↓」に「売」注文→「逆指値」
- ●現在レートより「↑」に「売」注文→「指値」
これに基づいて値を入れていきます。
入力が終わったらみんなのFX「注文」セントラル短資「確認」で注文確認画面に飛びます。
BIFD注文 注文の確認と注文実行
数値が不正でなければこのように確認画面が現れますので注文実行すれば完了です。
【応用編】IFO注文の入れ方
以前記事にした「順張りのリピート」で有効な注文方法です。
順張りでIFD注文を入れた場合レンジの上限・下限付近の注文約定した後に逆行し、ポジションが残って塩漬けになってしまう可能性があります。
できるだけ塩漬け状態を防ぐための「損切」となりますが塩漬けポジションがあると資金効率が悪いので、できるだけ早期に切ってしまうことは資金が少ないトレーダーにとって重要だとおもいます。
@IFO注文 新規・決済注文(指値・逆指値)の入力
IFD注文と同じに見えると思いますが決済注文が二種類有ります。
利益をとる普通の決済注文と損切りの決済注文の二種類です。
「指値・逆指値」についてはIFD注文と同じ考えで大丈夫ですが決済注文は基準が現在レートではなく新規注文の値となります。
BIFO注文 注文の確認と注文実行
想定損益がマイナスになっているほうが損切り注文です。
結論:手動リピートは簡単
「指値・逆指値」さえ理解できれば楽勝では無いでしょうか。注文幅が狭い設定になってくると頻繁に注文を入れ直す事になるのでしんどいと思いますが、注文幅を広くすれば注文を入れる機会はそんなにありません。
資金が少ない場合は注文幅広めが推奨されますので手動リピートでもそんなに負担にはならないでしょう。
画像を確認しながら文章を読んでいただければきっと理解していただけると思うので、今まで尻込みしていた人は是非手動リピートに挑戦してみてくださいね。
◆関連記事◆