EUR/GBP的運用が有効か?
動きがイマイチだったAUD/CADですが先日のドル高でやっと含み損大きくが減少し、今までの決済益を合わせるとトータルでプラスになるので残ったポジションを一旦決済しました。
これまで何回かトラップを変更してきましたが残ったポジションは以前の構想のものであり、改めてスタートを切る為に損切し仕切り直す事にしました。
→新EUR/GBPの設定を流用して再度仕掛ける予定ですが、今後想定レンジ内におさまるのか(特に0.86付近に戻るのか)確信が持てない為様子を見ながら再運用のタイミングを計ります。
レンジの上下が小さくある程度想定内に収まってくれそうな通貨ペアではありますが普段の値動きは小さい為、以前の設定では滅多に新規も決済も無いという結果になりました。
これではリピートFX運用と言えるか疑問ですし資金が浮いている状況が長くてあまり効率が良くありません。
チャートを見るとリピートFX的には良い形なので選択肢から捨ててしまうのはもったいないと思いました。
これを解消するにはリスクは上がりますが狭い仕掛けで回数で稼ぐ運用が有効そうです。
動きとしてはEUR/GBPに似ているので以前考えたEUR/GBPの設定を流用する事にしました。
やや狭めの仕掛けでLotコントロールを細かく
作戦としては狭過ぎず広すぎないトラップ幅にしてLotコントロールを細かく設定するのが有効だと思っています。
狭い値幅だとトータルコストは上がりますし1往復あたりの利益は小さいですが、値動きが小さい通貨ペアの場合は回数で稼ぐ作戦の方があっているのではないかと思います。
このような通貨ペアの場合あまり決済幅を広く取るといつまで経ってもポジションが残ってしまい長期間の資金拘束を強いられやすくなります。
最適なトラップ幅と決済幅についてはバックテストを行っている人が多数いますが、広めに取った方が最終的な利益は大きくなる事が多いというデータが出ており「利益の最適化」いう面では有利であるのは間違いありません。
しかし決済幅を広く設定しすぎた結果としていつまで経っても利益が出ないのではリピートFXという手法を取っている意味合いが薄れてしまいます。
「利益の最適化」という側面だけで見れば答えは出ていますが全ての通貨ペアでそれが最適解とは言い切れないと思います。
動きは少なくやや膠着状態も今後に期待
はっきり言って今のチャートの形だけ見たら素直にEUR/GBPを運用したほうがいい気さえします。
しかしこれまでの経験上あまりいい手応えが無かった通貨ペアを再び根気強く運用するならまだ運用期間の少ない通貨ペアに賭けて見たいという思いが強いです。
証拠金も少なくて済みますしUSD/CHFで結構な資金拘束をされている身としてはEUR/GBPは手を出しづらい状況にありますし。
後はせっかくブログをやっているのだから他と同じではつまらないというのも理由です。
動きの少なさに物足りなさも感じていましたが最近やっと動きも出てきています。
まだまだ実験的な運用が続きますが今後もAUD/CADには注力していく予定です。