感情が揺れ動いているようではギャンブルと一緒
USD/CHFで長期間嵌ってしまっているわけですが、NZD/USDもそこまで酷くないものの同じ様な状況に陥っています。みんなのリピート注文で取扱の無いドルストレート(ドル円は除く)が取引できる事に不覚にもワクワクしてしまい余り下調べせず底値付近と判断して適当な注文を入れてしまったのが原因です。
投資では絶対に勝てるという保証が無いのは当たり前なので、リピート系FXではやたら分析して慎重になりすぎる必要は無いと考えていますが余りに稚拙すぎました。
過去の経験から多量の枚数を張ってはいなかったので証拠金にかなりの余裕が有り、ロスカット寸前の撃沈とまでは行っていないのは救いですけれど。
思い返すと過去の私の負けパターンは全て派手な下落相場での逆張りでした。
まだCFD取引できる業者も少なかった時代の指数平均CFD、原油、コーン、そして数年開けてトルコリラ。
「これだけ下がったのだからもう上昇しか無い。反発したら大儲けでリタイヤできる!」と興奮した精神状態で大量のポジションをとる→結局下げ続けて証拠金不足に陥り損失額にビビって損切で一発退場...
チャンス?と見るや勢いに任せてベットする様は完全にギャンブルそのものです。
なるべく感情を排除したトレード方法を選択すべし
何で見たか忘れましたがある調査で株を頻繁に売買している人の口座より、何年も塩漬け状態になっていた故人の口座の方が儲かっていたそうです。相場をずっと監視していると「これはチャンス」と手を出す回数が多くなるのは確かです。
しかしそういう時に限って逆行して耐えられなくなり損切り…の繰り返しで資金がみるみる減って退場というのは有りがちな話です。
「儲けたい」と興奮した状態でトレードをするとついつい欲張ってしまい冷静な判断ができなくなるのは人間だから仕方ない事です。
それを排除しようと作られたのが自動売買であり、一般的だったテクニカルで売買判断を下すシステムと違い指定した範囲で売買を繰り返すシステムがトラリピです。
手動リピートでも急な上下動に対応できないだけでトラリピとほぼ同じ事ができますが想定外の動きになり損したくないからと設定を広げてしまったらただの下手なナンピン裁量トレードと同じです。
感情を排除するはずのリピート売買で感情的になっていては負けなので手動であっても自動のシステムに任せているつもりで冷静に対処法を考えたほうが良いです。
バックテストとか手の込んだ分析は手間と時間の割にほぼ意味が無いのでやらなくて良いですが、直近で通過する確率の高いゾーン、レンジになりやすいゾーンをある程度時間をかけてよく確認すべきです。
感情的になるとその辺を見逃して私のような事をしでかしかねないので冷静になってよくチャートを眺めましょう。
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