手動リピート向きFX業者の激しいスペック競争
おそらく9月に入った時点ではセントラル短資優位なスペックだったはずですがいつの間にかみんなのFXのAUD/NZDのスペックがセントラル短資FXと横並びになっていました。調べた限りではスペックアップに関する公式リリースは無かった模様です。
もともとセントラル短資FXはAUD/NZDのスペックで業界をリードしていましたが、みんなのFXが競争を仕掛けたのかセントラル短資が仕掛けたのかわかりませんが以下のように横並びになりました。
- ・セントラル短資がスプレッド1.0で有利→両者0.9
- ・セントラル短資がスワップ買売共にゼロ(みんなのFXは売は+、買はー)→両者売が+、買が0
先日みんなのFXが収益カレンダーを導入しましたがまさかスペックまで改良をするとは思いませんでした。
セントラル短資FXをライバル視しているのは間違いないですね。
もはやFX業界の覇権を取りに来ているとしか思えません。
口座を使い分ける意味は無くなった?
もうスペックだけ見たらみんなのFX1本でいいかもしれませんね。今の所NZD/USDの買スワップが0な点とUSD/CHFのスプレッドでセントラル短資FXが優位に立ちますが、ほぼ全ての通貨ペアでスプレッド、スワップはみんなのFXがリードしています。
では使い分ける意味は無くなったのか?というとそんなことはありません。
手動リピートFXで1つの口座で複数通貨ペアを取引すると注文済画面がごちゃごちゃしてわけわからなくなるという問題があります。
1つや2つならまだしも5つくらいになるともはやカオスで注文を修正しようとしても探し出すのに一苦労...となります。
スペックが極端に違っているならまだしもそこまで差がないのであれば分けた方がわかりやすいです。
それから競争の激化について行けなくなりスペック競争からあえて脱落する可能性もありますし、いつまでもこのスペックが続くとも限りません。
仮に基本1口座で取引するとしても口座は複数持って置いた方が後々スペックに変更があった場合スムーズに乗り換えることも可能ですし、万が一サーバーダウンした場合等別々の口座で取引していれば片方は助かりますのでリスク分散という意味ではあえて分ける意味はあります。
スペック競争はいつまでつづくのでしょうか。
他社も追随するのか?
今後の他社の動きにも注目していきたいと思います。
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