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2018年02月26日

フリーランスの自分の給料って、帳簿でどう処理するの?

給与.jpg

会計ソフトを使って青色申告を勧めたフリーランス仲間が言う。
「言われたとおり会計ソフトで帳簿つけてるけど、
年々、利益が積み上がって、とてもリッチなことになってる。これでいいの?」

ダメです。
帳簿の通りだとすると、儲けた利益を一銭も使ってないことになります。
そんなはずないでしょう。
使った分は「家事消費」という勘定科目を使って処理します。
ただ、いちいち何かに使うたびに、処理するのは面倒です。

そこで、自分に給料をあげてください。
ただし、個人事業主の帳簿では自分に給与を支払うという概念がありません。
ではどうするか?

「事業主貸」という勘定科目を使って処理します。
事業主に貸したという勘定科目ですが、
貸したからといって、返さなくても構いません。
あくまで、帳簿上の処理です。

毎月、預金口座に残っている範囲で適宜「事業主貸」するとよいでしょう。
ただし、翌月に経費として使う分を残しておかないと、
今度はマイナスになってしまいますので、注意してください。

フリーランス(個人事業主)の場合、稼いだ利益は自由に使って構いませんが、
このように、帳簿上で処理しないと、利益がどんどん帳簿上積み上がっていきます。

また、青色事業専従者給与のように、自分に出した給与は必要経費扱いになるか?
という質問もよくありますが、それは必要経費にはできません。
このあたりは、法人と概念が違うのです。

Take it easy!




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ファイナンシャルプランナー(AFP) フリーランス・エディター&ライター 仕事柄、税理士からファンドマネージャー、ファイナンシャルプランナー、富裕層、億り人まで多数取材。現場のリアルなマネー事情を聞きました。少しでもフリーランスのお役に立てれば幸いです。
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