洗髪は、頭皮と髪の清潔感を保つだけでなく、しっかりとした髪を育むための頭皮環境を整えることでもあります。
植物と同じように、髪もその土壌である頭皮環境が整っていないとしっかりと成長しません。
つまり髪の洗い方が、薄毛・抜け毛の改善にもつながるのです。
以前の私も含めて、多くの人が「かゆいところに爪を立ててゴシゴシ掻く」という洗い方をしてしまいがちです。
しかしこれは頭皮を傷つけてしまう間違った洗い方です。
頭皮を傷つけてしまうと、毛髪を作る機能が正常に働かず、毛周期が乱れて薄毛・抜け毛の遠因になってしまう可能性があるのです。
正しい洗い方は以下の通りです。
@髪の汚れを落とす
シャンプーをする前に、ブラッシングなどで軽くホコリを落としておきましょう。
ブラッシングは、頭皮の汚れを浮かすことで洗いやすくする効果もあります。
さらにぬるま湯(38度前後)で、浮かした汚れを洗い流します。
Aシャンプー
次にシャンプーを手に取り、手のひらでよく泡立ててから髪につけます。
指の腹で、頭の下から上にむかって、皮脂や汚れを揉みだすように洗っていきます。
このとき爪を立てないように注意してください。
Bすすぎ
すすぎはぬるま湯(38度前後)で、丁寧に時間をかけて行います。
シャンプーが残ったままになってしまうと、それが毛穴に詰まり、頭皮環境が悪化してしまう原因になります。
充分すすぎ終わったあと、必要に応じてリンスやコンディショナーをつけます。
リンスやトリートメントは地肌ではなく髪の毛につけるようにして、3〜4分おいてからすすいでください。
Cドライヤーで乾燥
洗髪後はタオルで頭皮の水気を取り、雑菌の繁殖を防ぐためにドライヤーで乾かすようにしましょう。
そのまま乾くのを待つのは、フケの原因にもなります。
また、シャンプーとの相性も抜け毛の要因になります。
相性が合わないシャンプーを使うと、頭皮が荒れたり、ひどい場合は湿疹・かぶれを引き起こし、抜け毛を促進させてしまいます。
自分にあったシャンプーを使い、正しい洗い方で頭皮のデイリーケアを継続することが、薄毛・抜け毛改善の第一歩と言えます。
あと洗いすぎも禁物です。
シャンプーは1日に1回にしましょう。
2回以上洗いたいときは、そのうち1回はお湯だけですすぎ、シャンプーはしないようにしましょう。
洗いすぎると頭皮の皮脂が必要以上に奪われてしまい、フケやかゆみ、最悪は皮膚炎の原因にもなります。
どうでしょうか? 結構いけない洗い方をしている人が多いのではないでしょうか?
正しい洗い方を守って、しっかりとした育毛をしましょう。
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