2022年11月30日
身勝手なドイツのエネルギー事情と小池都知事と小泉進次郎議員
現代は、食品の問題といいエネルギーの問題といいウクライナの戦争といい、なんか日本人の思考が止まっちゃったんじゃないかっていう気がするんですよね。先回までトランス脂肪酸を中心ってやったんですが、食品の安全も、もう無茶苦茶なんですよ。私今度少し調べたんですけど、割合と管理栄養士とかちゃんとした人が、データをまったく調べずに、もしくはアメリカのデータだけ使って。食品の専門家ですから、アメリカ人がワカメを食べられないとか、ごぼうを食べられないって知ってるわけですから、よその国のことの食品を持ち出したところでどうにもならないんですよね。
それで日本人の女性なんか、すごく怯えているところがあります。ウクライナ戦争もそうですね。アメリカがイラクを攻めて、フセイン大統領を殺したという時と何が違うんですかね。アメリカという大国が、イラクは特にアメリカについては地球の裏側です、その国を攻める。今度ロシアが、まあほとんど民族一緒ですね。ルーシーの民族のウクライナを攻めるというのを2つ比べてこれほど違う感情、それから対応をするっていうのは、驚くべきことですよ。
日本人というのが戦争に対してどういう気持ちを持ってるのか、私さっぱり分かりませんね。自分が好きな国が戦争するんだったらいいよと。嫌いな国だったらダメだよって、これでは戦争反対でもなんでもないですよ。平和主義でも何でもありません。
それでこの頃、ドイツがやや崩壊しかかってるんですね。ヨーロッパ全体が崩壊しかかってるんです。ちょっとここでドイツ、イギリス、フランス、イタリアというふうに若干ヨーロッパ、アメリカについて触れようと思ってるんです。私はあまりヨーロッパに触れるのは好きではないんですね。っていうのはヨーロッパっていうのは全領域で、ブラジルと同じぐらいの大きさなんですよ。で今や世界はですね、中国があまり台頭してるのは気に食わないんですけどまあ中国、インド、ブラジル、まあこういった大国ですね。それから工業生産としてはまだまだなんですが、インドネシアとかですね。そういうところが少しずつ重みを増してるわけですね。
中東は石油がありますし、アフリカもだんだん元気になってきてるわけですよ。で日本人の報道がそうだからとも言えるんですけども、文化人もほとんどヨーロッパ、アメリカだけしか目が向いてないんですね。今度のエリザベス女王の葬式も、アフリカ諸国が謝罪として葬式なしと言ったことに関して言えば、日本人はだらしなくなったなあと。昔はアジア、アフリカを代表して、本当に頑張った国だったんですね。まあこういうことはちょっと別にして、今日はドイツのエネルギー事情ですね。
どのくらいになるか分かりませんが、家庭用のエネルギー費用が3倍になるとか、一家でだいたい1年に100万になるとか、いろんなデータが出てまいりましてね。ドイツが苦戦に陥ってるわけです。これは当然ですけど、まずこの図を見ていただきます。
(画像をクリックすると拡大します)
これは主にロシアからヨーロッパに流れている天然ガスパイプラインの図です。網の目のように張られているということと、ヨーロッパが使う天然ガスはロシアから供給されていたという2つがよく分かるので、このグラフを使用させていただきました。
エネルギー資源っていうのはヨーロッパは主に風力、石炭、火力、原子力、こういうものでもってるんですね。石炭は比較的ドイツでというとルール地方とかですね、。それから北欧でも取れます。イギリスでも取れますから、昔から石炭火力。フランスは自分たちのアフリカの植民地が原子力だったもんですから、そこからウランを仕入れて原子力発電をする。ヨーロッパは地震がほとんどないので原子力発電には最適であるということですね。それから水力発電は、スウェーデンとかそういうところで昔から多くしてます。
しかしそれではちょっと間に合わないので、最近では最近というかこれ30年か40年前からイギリスとか北海油田の海上ですね、海のところから石油を掘っております。これもそれほど量が多くないので、やはり何かに頼らなきゃいけない。ドイツもですね、あの地球温暖化とか環境問題があって、石炭火力を少し止めてるんですね。
石炭火力だから環境を汚染するってことはありません。そういう意味ではどの発電もですね、大量な熱を発生しますから、排水の、排熱の問題もあるし、それから廃棄物の問題もあるんですね。これは技術的に解決するっていう手段もあるんですけども、ヨーロッパは環境問題でちょっと頭おかしくなりましてね。
太陽光発電とか風力発電でこの社会を持たせようとしているわけですが、そんなことはもう計算上無理なので、グレタさんっていう少女ぐらいだったらね、まあそういう現象。まああの少女はお金をもらってやってると思いますよ。
イラク戦争の時もね、イラクで私は酷い目にあったってアメリカの中学校の女子生徒が議会で泣いてやって、これがかなり戦争を勃発する原因の一つとなったんですけども、これは全くお金でしたから。後で分かったのがですね。お金もらってやったわけですからね。女子中学生とか女子高校生だから真面目とは決まってないんですよ。お金だったら何でもやるって人間はまあどこにでもいるって言やあ、どこにでもいるんですよね。 まあそういうことで太陽光発電なんかを主力にやり始めたわけですよ。しかし簡単に言えば石油、石炭を使えばkw/hあたり10円、原子力もほとんど同じですけど。
原子力は使い終わった原子力発電所の廃物をまだ処理することがまだできないので、それちょっと考えなきゃいけませんが。
まあここはそういうことの細かい議論は別にして、石油、石炭、天然ガスは10円、で太陽光発電は30円かかるわけですね。なんで30円かかるのか。太陽の光は無料なんですよ。ドイツに降り注ぐ太陽の光も無料なんですよ。それでも30円かかるのはなぜかっていったら、それはシリコンの太陽電池の製造装置作るからですね。いやねこれはねなんかねおかしいんですよ。エネルギーがあるから電気に変わるわけじゃないんです。エネルギーだけあれば電気に変わるんだったらば、別に水力発電を作るときにコンクリートいくらでもいらないし、原子力だってウランだけ置いとけばいいわけですね。ところがエネルギーから電気を取り出すのに、非常に大きな装置がいるわけですよ。それはもちろんあの太陽光発電ね、あれはまあ巨大装置でありませんがパネルがいりますね。あのパネルが後で大変なことになると思いますけどね。
それからもう一つはね、もう人間とは自分勝手で太陽の光は人間だけが使ってると思ってるんですよ。そんなことありません。太陽の光こそが全生物の命の綱なんですよね。もちろん植物は光合成しなきゃならない。もちろん植物は光合成をして生きていく。植物の樹木が地上からまっすぐ生えてるのはなんでかっていうと、曲がると隣の木に負けるからなんですよ。必死で太陽の光を受けなければ植物は生きていけないんですね。しかも植物は動きませんね。動かないもんですから、あの日陰に入っちゃったらどうにもなんないんですよね。だから植物はもうCO2と太陽の光の2つがいるんですよ。ところがなんかね、ドイツは何を考えたか、CO2はいらないと。できるだけ少ない方がいいと。太陽の光は人間が使うんだ。じゃあ植物いなくなっちゃっうじゃないですか。
植物がいなくなれば、動物は植物の葉っぱとか実を食べる以外に生きていけないんですよ。あの空気中の CO2と太陽の光で光合成で植物が自分の葉っぱとかなんか作る。それを食べてその炭素ですね。その炭素なんですよ。
低炭素社会なんてまたバカなこと言うもんだから分かんなくなっちゃうんですけどね。この頃理科のことを話しにくいんですよ。もう新聞、ラジオ、テレビでウソばっかり言うもんですからね。だからまあそれを食べて動物が生きてる、だから動物も植物も、ドイツにはいなくなるわけですよ。簡単に言えば。人間が太陽光発電やればね、まあそれを実際やったんですよ。しかしそれだけじゃダメだっつうのはいくらね、ドイツ人がアホでもやっぱりそれはそうは思わないので、ロシアから天然ガスをどんどん買ったわけですね。でこれは天然ガスの方がCO2の出方が少ないって、ちょっと少ないだけなんですよ。だから別に天然ガスとか石炭とかそんなに違いがあるわけじゃないんで、それをまあ政治的な言い訳として天然ガスを使えばいいじゃないかって、ここに示したみたいな天然ガスパイプラインを山ほど引いてるわけですね。
ところが自分たちでウクライナ戦争を始めたじゃないですか。ウクライナ戦争を始めたのはロシアじゃないですよ。ロシアを戦争に追い込んだのがNATOですから。NATOはもともとですねワルシャワ条約機構というソビエト、ロシアの軍事に対抗して作った軍事機構なんです。ところがロシアが1990年にソ連が崩壊してロシアになりましたね。でワルシャワ条約機構は崩壊しましたから、NATOってもう意味がないんですよ。
意味がないんだけど、その当時西ドイツ、東ドイツの境のところに、スイスとねオーストリアの堺のところにあったNATOの前線をどんどんどんどん東にして、今ポーランドとかリトアニアとかバルト三国ですね。ずっとこう東に移動してきた。いよいよジョージアとかウクライナをNATOに取り込もうとしてるわけですよ。これはやっぱりロシアにとってはたまらないですね。
ちょうどあのかなり前にキューバにソビエトが核基地を置くということでミサイルが運び込まれようとした時に、もうアメリカとソ連の間で戦争一歩手前まで来ましたね。その時にアメリカはなんて言ったか。自分のね隣の国に共産国の核ミサイルがあるの困るって、戦争になりかけたわけです、核戦争に。これはみんな知ってますよ。キューバ危機。それと同じ状態ですからね。あの時にはアメリカのケネディー大統領が猛烈な勢いでもう核戦争も辞さないって言ったわけですよ。その時にアメリカを支持した人たちが今度今ロシアを反撃してるんですね。
僕はね国際関係っていうのはね、ケネディー大統領の顔はいいけど、プーチン大統領の顔は悪いなんてことで判断したら、日本の将来もないし日本も栄えませんね。もう少し冷静になって国際的な情勢っていうのはその国その国で考え方が違うんだということに基づいてですね、やっぱり話を進めていかなきゃいけない。ドイツはこれから酷い目に遭います。それはね10円でできる電気を30円の太陽光発電をやり、しかも太陽の取り合いを動植物と人間がして、どうせ人間が勝ちますから。そしてドイツの自然をダメにすると。自然はダメになる。ドイツ国は衰退する。
これと同じことを今日本でやろうとしているのが小池都知事と小泉進次郎さんでしょうね。日本人はもう少しこのドイツの例を見てですね、考えてエネルギー政策をやらなきゃいけないと思います。
温暖化というのは日本では平安時代の気温まで行くのにあと250年かかりますから、全く問題はありません。
武田邦彦 ヒバリクラブ
現代(6)ドイツのエネルギー崩壊
https://youtu.be/baVbo3F_iR0
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