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2022年11月22日

NHKウソにだまされるな 現代3

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今日は現代の3番です。
食品は安全かということの3番目なんですが、第一原則は食品は安全かとか考えるときに一番いけないのが人の噂なんですよ。
人の噂は一番危険ですね。ご婦人はとかく人の噂で動きますので、それはいいとしても人の噂をちゃんとしっかりした人に確かめるという必要があるということですね。
それからウソは除くということですね。これは当たり前なんですが、この前幼稚園の園長さんに、最近多動性の子供が多くて、それが環境ホルモンではないかという話を聞いたんですけども、先生どうですかと聞かれてびっくり仰天したわけですね。というのはすでに過去に毒物だと言われてたけどもそれはウソだった、間違いだったんじゃなくてウソだったというものがあるわけですね。

このウソっていうのは、騒いで自分の講演費用を上げようとしたり、環境ホルモンのシーア・コルボーンと言う人もそうでしたね。僕に言わせてみれば科学者としての良心ですよ。人を非難するとかそうじゃなくて、科学者としての良心から言えば、売名のために人を騙したっていうやつなんですね。私は彼女の頭の切れ方から言って、間違いであることは分かったと思うんですよ。オスがメスになるとか、男性が女性化するなんていうとこれは注目されるだろう、しかも世の中の人は、人間以外のちょっとした魚とかそういったものは、オス、メスがはっきりしないっていうのはいくらでもあると。なにしろ日本では、小学校4年生の理科で、魚がメスとオスが容易に転換するという話を副読本で入れてるぐらいなんでね。まあそういうのは当たり前なんですが。NHKもそれ知ってたと思うんですよね。
しかしシーア・コルボーンが騒ぎ、NHKがそれを相模湾かなんかで取材して、オスがメス化した魚を見つけて、1週間ぐらい探したんですね。で大騒ぎした。これがまだNHKも訂正放送してませんから。
シーア・コルボーンはもうウソがバレて引っ込んでしまいましたけどね。だけどシーア・コルボーンが最後に日本に来た時の招聘費用っていうか講演費用が、2000万だったということを1回聞いたことがあります。これは確実な実は大きな団体、財団から聞いたんですけどね。従って、彼女の作戦は成功しました。50何歳かの女性でしたけどね。真面目な顔したなんとなく人を信用させるような人でしたけども、科学者としては、科学者の良心に全く関するということが言えますね。

科学っていうのは人に影響を与えますから。非常に慎重じゃなくちゃいけないんですね。もし分からない時に注意しなきゃいけない時は、「分かりませんが、少し危ないと思います」ぐらいにしとかないといけないんですね。
科学でその毒物であるとか発達障害が起きるとか、多動性になるとかいうことを人に言う時には、まず第一に基礎実験が必要なんですよ。
基礎実験とは、例えば基礎的には、多動性だとか発達障害っていう研究はどういうふうにやられてるかっていうと、最初はマウスとかラット、こういうのを使って、母親の栄養が足りないときどうなるか、どういう毒物を与えるとどうなるかということを慎重に検討します。この時は非常に慎重じゃなくちゃいけません。それから研究は割合と広く行わなきゃいけないんで、足の指を刺激して脳のどこが反応するかと言った脳の発達の全量域に対して研究をするっていう必要があるんですね。
発達障害だから発達障害に関係するとこだけを調べるって言うと、人間の知恵というの浅はかなんで間違えるんですね。だからかなり広く実験をするっていうことが基礎実験ではまず必要なんです。
それから事実の確認ですね。これはどうしても必要で、実際に発達障害の子供とか多動性の子供とかそれから妊婦のいろんな問題だとかですね、がんになりやすいとかそういうことを調べようと思ったら非常に多方面からデータを集める必要があるんですね。1例とか2例じゃなくて、いろんな集団から集めることが必要なんですね。それでもタバコと肺がんの関係みたいに意図的に整理したらダメなんです。当たり前ですけどね。糖尿病だとか高血圧とかタバコと肺がんなんていうのはみんな意図的にやりましたね。ある役人が、自分の出世のためとか、ある会社が降圧剤を売りたいがためとか、そういうものは科学ではありません。科学というのはやっぱり、非常に難しいものなんですよ。自然界っていうのは非常に難しいものなので、思いつきであるとか意図があったり推定があったりしたらダメなんですよね。だからそこのところ考えて慎重にやらなきゃいけない。

それから3番目は、介入実験。だいたい粗方見当がついたと。基礎実験では多分これが原因じゃないか。例えば多動性とか発達障害ではお母さんが痩せてる場合、お母さんがタンパク質をあまり摂らない場合、もしくはお母さんがその国のご飯をあまり食べない場合、食事をしない場合ですね。そういう場合には起こるということがほぼ分かったわけですよ。かなり前に。でその後、介入実験をしなきゃいけないんですね。じゃあそれは本当かと。例えばお母さんの栄養不足というと、肉を食べてないとか魚を食べてないっていうのに普通は妊婦さんとか若い女性を2つの群に分けて、故意にタンパクを多く摂ってもらうとか、少し太ってもらうとかいうことをするんですね。これは道徳的に問題があって、倫理的に問題がありますから、必ず本人の同意が必要なんですよ。ですから例えばお母さんになる人、お母さんになろうとしている人に対してですね、その本人の希望に沿ってどっちかをやってもらうんですね。
自分がどうしても痩せたいと、少しぐらい危険があったって痩せたいとかですね、まあ少しぐらい太ってもいいよと、夫も太っても構わないよと言ってると。まあそういうような承認のもとに、ある程度の介入をして実験をするわけですね。

がんの人もそうですが、笑うことががんに影響があるか。これも2つに分けた実験があるんですけども、それもやっぱり介入してるんですね。もともとそういう環境を作るということについて、ご本人の患者さんの了解を取ってやってますんですね。これは非常に難しいものですからやっぱり時間がかかるんですね。

非常に簡単な場合は基礎実験とか事実の集積によって従来から食品として使われているものとか、従来から生活としてはそれで構わないと、こう思われているについてやるということはですねいいわけです。例えばもうすでにサプリとして売られてるのでそのサプリを少し長期間摂ってもらうと効果があるかないか見るなんていうのはですね、これはある意味で介入実験なんですけども、割合やりやすい介入実験ですね。
それに対して妊婦の栄養の取り方なんていうのは、栄養を取らない人の子供に障害が出る可能性あるんでね、それは非常に慎重な同意が必要なんです。しかし医学論文をずっと読んだり栄養のちゃんとした論文を読みますと、そういうことをちゃんと配慮しながら十分にデータを取ってるわけですよ。だからそういうデータを使うべきであります。

そのためにはもちろん環境ホルモンとか、農薬の複合汚染ですね。これも完全なウソというか、錯覚ですね。私は有吉佐和子さんの複合汚染をみんな読みました。文学者の有吉佐和子さんが書いて、割合とウソが平気な、チェックはそれともしない、むしろわざとしない朝日新聞が連載したという、まあ役者が揃ってますね。これは有吉佐和子さんの文学作品で素晴らしいんですよね。だけども科学は知らないんですよ。だから全くあれは2種類以上の農薬を使うと障害が出るっていう、まあ論文というか小説なんですけども、全くデータの取り扱いとしては間違っておりました。全然むしろ逆の感じでしたね。私が読んでみると。だけどもそれは僕が有吉佐和子さんは非難できないと思いますね。文学者にああいうものを書かせて、有吉佐和子さんやっぱり女性で不安だったんですよ。農薬が不安だったんですね。それでそういうのを書きたいと言ったんでしょう。じゃあこれは社会的にセンセーショナルなことになるっていうんで、朝日新聞が新聞に連載して。朝日新聞っていうのは新聞の販売量が増えればいいんですから。嘘でもなんでも。それで有吉佐和子さんもあれでね、随分傷ついたと思うんですよ。そういうことやっちゃいけませんね。朝日新聞の中の科学部の人がね、これはやっぱりダメだと、こんなことやってたら有吉佐和子さん自身も傷つくと言ってあげなきゃいけませんでしたね。

ということでサッカリンの問題とかトランス脂肪酸の問題とか、これ一つずつこの食品は安全かというシリーズでやっていきますけども、本当にこう残酷なことの感じがしますね。やった人も、騙されてやったりウソついたりした人も傷つくし、ウソつく人が傷ついてもいいってわけでもありませんからね。私がそばにいたら、それちょっとね、あなた評判に関わっちゃうからやめたほうがいいよってこう言いますよ。ただもちろんそれで被害を受けた人いますね。タバコなんかも、タバコをやめて肺がんが7倍にもなってますが、それを言いますと、ほとんどの人がいやそうは言ったってタバコはやめて火災も危なさもなくなって汚いし煙の臭さもなくなったって言いますけどもね。7倍になったがんになった人はどう思うんですかね。やっぱり俺ががんになったのは、こういうことだったのかというふうに思うとやっぱり残念だと思うんですよ。だから科学っていうのはそういう被害者を出さないためにも、常に科学的に正しいやり方をするということが非常に大事だと思います。

今日はこれで一応個別のやつじゃなくて、第一原則、民族が違ったら大きく違う。食の安全もですね。 第二原則、人によって大きく違う。これ難しいんですね。お酒を飲める人が56%、お酒飲めない人が44%。そうしますとね、お酒を飲んで具合が悪くなった人の数は非常に多いわけですよ。だからお酒は毒物だとならないんですね。飲める人はもう全然健康に飲めるし、むしろストレスが解消したり体の調子が良くなったりするわけですね。従って人によって違うってことを非常に重要視しなきゃいけないんですね。
タバコもそうですね。タバコをやめると肺がんが増えるって事あるんですが、それ以外に頭脳の中の分泌物、セロトニンとかドーパミンとか、こういうものの調整をニコチンでしてる人としていない人がいるんですね。だからそれによって非常に大きく違うんですね。ですから第二原則は人によって違う、これは非常にデータの見方が難しいですね。 第3はしっかりとした科学に基づくと。なぜかったらこの食品の問題は人の健康とか命とか子供の発達障害が起きるとか起きないとか、そういう極めて深刻な問題に直接つながってますので、ぜひこの際にあらぬ噂を言わないように注意をされた方がいいんじゃないかと思います。

武田邦彦 ヒバリクラブ
現代(3)食品は安全か? 3.しっかり科学に基づく
https://youtu.be/bOuOgi1nEYY


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