2022年11月12日
日本人とお米 食と添加物4
今日は科学教室、食と添加物の第4回目です。
食と添加物って言いますと、すぐ添加物だけを学びたいという。まあ皆さんお仕事が忙しいんで、お母さんはもう毎日毎日追いまくられてますから、まあそれはしょうがないですね。直接すぐ、トランス脂肪酸のことだとか、なんとかどうだとかなりますけれども、やはり私たちの最終的な目的は自分の体、家族の体、子供の体を守っていくということですから、全体的なことを知らないとそれは無理なんですよね。
そういう意味で第1回は、我々の体は複合体である。腸内細菌やウイルス、我々が父親の母親からもらった細胞がたった60兆個に対して、今の研究を見ますとまだ確定しておりませんが、ウイルスとか細菌とかその他の微生物が、私たちが親からもらった60兆より多いという、そういう複合体なんですよね。
それから2番目が、我々の体は例えば、がんにならないというのはなぜか。
人間の体は毎日毎日5,000個近い発がん物質ができるんです、体の中に。我々の細胞ががんになるんですね。細胞と言ってもいいし、遺伝子DNAって言ってもいいんですが、そういったものに傷がつくわけです。傷がつく原因は太陽の光に当たったり、それから、どんなものを食べたって発がん物質が含まれていますから。
それが1日5,000個できているものを、我々は薬を飲んで治してるんじゃない。自分の体で治してるんですよ。で、それを治し損なったものだけが、がん細胞が増えて、ある程度大きくなるとそれはCTスキャンとかレントゲンにかかるようになる。そこんとこ忘れちゃってるわけですよね。我々の体は何で守られてるかってこと。
それから3番目は、我々の体ってのはどこでできてるか。我々日本人は日本列島で取れたもので、1万年ぐらいかけてできてる。そのことを例も示しまして話しました。
一番極端なのがお酒ですね。ヨーロッパの人はお酒が全員飲める。日本人は約半分しか飲めない。元々の遺伝子は。ですから20歳の時は半分しか飲めない。それが少しずつ飲めるようになるわけですけども、そういう差があるんだってことですね。 同じ毒物だってトランス脂肪酸がアメリカ人には悪かったから日本人にも悪いって言ってる人がいるんですけど、なんでですかね。そういう基本的なことをご存知ないんじゃないかと思うわけですね。
今日は、またさらに違ったことなんで、離れて行くように思いますが、決して離れては行きません。添加物とかそういうものを考える時に非常に重要なもの、重要なことだけは拾ってお話をして、その後具体的な無農薬とは何かとか、アフターハーベストとは何か。何が危なくて何が安全なのかと。ただ無農薬だったらいいのかということをですね、お話をしていきたいと思っております。
お米ですね。稲。これはもう特殊なんですね。稲は絶対に安全なんです。米は絶対に安全なんですよ。なぜ絶対に安全な食物があるかというと、日本人が長く食べてきたっていうのもあるんですけど、もっと前なんですね。米と人間っていうのは、もう非常に深いつながりがあって、人間の腸の中に住んでいる、まあ第1回でご説明しましたが、腸内細菌と人間と一体ですよね。だって人間の中に腸内細菌があって、それがその食物の咀嚼っていうかね、消化を助けてるわけですから。ところが稲はね、自分の体に外にあるんですけど自分と一体のものなんですよ。だからお米を食べない人っていうのはある意味ではちょっとそれだけで、もう危ないんです。
その理由を言いますとね、私は小さい頃、稲を見ておかしいなと思ったんですよ。稲穂っていうのはこうずっと垂れてるわけでしょ。それで稲穂が垂れてる時の稲ってまだ青いんですよ。つまり生きてるわけですね。元気なんですよ。それで稲穂はあるわけです。それはどうして稲穂を作るかっていったら稲はですね、自分で育って空気中からCO2を取って。CO2が稲の原料ですからね。お米の原料はCO2ですから。それも知らない人がCO2を減らそうなんて言ったりしてますけどね。だけどまぁそれはまあアホはアホでいいんですが。CO2を、温暖化ガスを吸ってそれで酸素を離して炭素を取る。炭素が大切なんですからね。低炭素社会なんてアホなことまた言ってる人がいるんですけど。その炭素を袋に詰めたものが稲穂。これがこう重たくなって稲穂が垂れてくる。ところが本体はまだ生きてる。8月頃なわけですね。で、この状態で、稲はあと1ヶ月ぐらい経つと枯れて死んでしまうんですね。稲穂だけ残るわけです。ですから刈り取るときにはもう稲は少し茶色くなってるわけですね。あれを不思議だなあと、ちっちゃい頃思ったんですよ。だって稲穂って米粒ですから。これは人間が食べられるぐらいですからね。作った当人は稲を食べられるんですよ。もちろん栄養ですから。炭素ですからね。我々生物は炭素を食べて生きてるわけですから。ところが食べないで人間に刈り取るのに任せて、むしろもう自分はその頃茶色になって枯れましてね、ある程度。どうぞ人間どうぞっていう感じなんですよ。で、こういうのを共生生物っていうんですね。一緒に生きて行く、つまり僕の言い方では絡合ですよ。つまり生物は1匹とか自分だけで生きてるんじゃないんですよ。みんなで一緒に生きてるんですね。だから絡合なんですよ。
それで稲はですね、それで僕は計算したんですよね。論文に出すような正確な計算をしたわけじゃないんで、そういう点は栄養学者が一所懸命計算してほしいんですが、稲がもし貯めた米粒を食べたら何月頃まで生きれるんだろうかという計算をしたら、だいたいその次の年の2月まで生きれるんですよ。だから稲は4月に植えて、来年の2月まで生きることができるのにほぼ1年間生きることできるのに、秋にもう自分で命を絶って、どうぞ人間さんこの私が作ったお米の粒を食べてくださいって、これが稲なんですよ。だからもともと稲っていうのは人間が米粒を食べるために生きてるわけです。なぜかったら稲は次の自分の子供たちを人間に作ってもらわなきゃいけないからですね。だからお互いお互いなんです。これは共生ですね。メリットもあるけども損害もあると。ですからまあ人間で言えば1,000万円のお金を残してそれを遺産として残して子供にあげて、そして自分は死ぬというのと似てるんですね。
全部使い切らないと。自分は自分を助けてくれる人に渡してっていう、まあそういう偉い考えなんですよ。稲はね。だから稲は稲穂が頭が垂れる。ね、人間も偉くなると頭が低くなるっていうけど、それ以上に偉いんですよ稲は。だから稲はいただきます、神棚に時々飾る。稲とともに人間っていうのは生きてる、人は生きてるわけですよね。まあそれなのにあの稲の米粒というのは炭素でできてんのに僕、低炭素社会なんていうことを聞いてるとね、まあその人がね本当に醜く見えますよ。この人なんでそんな恩知らずのこと言うのかなと。まあ恩知らずっていう言葉は日本人しか分かりませんのでね、それはしょうがないんですけど、そういうことなんですね。
その代わり米粒をもらって、人間は次の必ずお米を苗床で作る。これは約束なんですよ。これいろいろありますよね。生物はお互いに命を持ち、お互いに命を育みながら行くんだ、お互いにこの絡合関係にあるんだ、共生関係にあるんだということ。それからやっぱり私たちはそうは言っても稲に感謝して、稲も人間に感謝してると思いますよ。だから稲っていうのは奇跡の穀類というようにですね、稲の中にタンパク質が7%はあったりして。もちろん不足する栄養はありますよ。食料は複雑に食べなきゃいけないわけですから。だけども一応米で食べればなんとか生きていけることになってるわけですね。だから昔はお米をね、1日3合とか4合とか食べてました。今1日2合も食べません。そしてどういうことが起こるかっていったら、糖尿病が75倍になるんですよ。日本人が米を食べないと糖尿病が75倍増える。これ当然ですよ。なんか米を食べたら糖尿病になるなんてね、どこからデータを持ってきたんですか。多分ヨーロッパのデータなんですよ、アメリカとかね。栄養学者が。だからねそれも全然違うんですよね。だからもちろん糖質忌避なんて、まあもちろん人は自由だからやっていいですよ。だけども人間と米との、稲との共存関係っていうのをよく知ってれば、米を食べない生活なんて、するはずはないですよ。だってお互いに一体なんですよね。だから米を神棚に飾り、米をご飯いっぱいよそって食べ、それを基本にするっていうのが特に日本人ね、まあもうちょっと付け加えて言いますと、米ぬかにはガンマオリザノールというのがあるんですけども、それは日本人にしか効かない精神安定剤なんです。ですからご飯を食べてる時とパンを食べてる時とは、同じ穀類でも精神の安定状態が違うんですよ。まあこの辺にしときましょうかね。っていうのは私はね、あの何を添加しちゃいけないのか、添加物とは何かとか、とにかくアメリカ人とか、アメリカ人とかヨーロッパ人が悪いんじゃないんですよ。だって体が違うんだから。我々は青い目をしてますかと。黒い目だったら青く染めなきゃいけないんですかと。そういうことを栄養学者が言うもんですから。あんまり。僕ね、栄養学者の人ちょっと考えてくださいと。お医者さんもそうなんですよ。お医者さんね、あのアメリカではこういう治療法、それはいいですよ。勉強するのはいいですよ。だけど体が違うんですよと。あなたは患者さんの体を治そうとしてるんですかと、こう言いたくなっちゃうんですね。その意味ではお米が日本人の基礎になる。食料の基礎になる。なぜ基礎になるかというと、お米と日本人は共生関係にあるからなんです。だから米ぬかの中の成分が精神安定剤になり、日本人に不足しがちなタンパク質も稲は米はうんと含んでるし、全部がそうなってるんですね。ヨーグルトがなかなか日本人の体に合わないんだけど、味噌は合うと。それがですね、全部お米なんですね。世界を見ても魚と米の文化、それから麦と肉の文化というのがペアになってるんです。それも深く考えて添加物、農薬そういうのを考えなきゃいけないということですね。
武田邦彦 ヒバリクラブ
食と添加物(4)人間とお米【武田邦彦の科学教室31】
https://youtu.be/-sGe_cg12v8
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食と添加物って言いますと、すぐ添加物だけを学びたいという。まあ皆さんお仕事が忙しいんで、お母さんはもう毎日毎日追いまくられてますから、まあそれはしょうがないですね。直接すぐ、トランス脂肪酸のことだとか、なんとかどうだとかなりますけれども、やはり私たちの最終的な目的は自分の体、家族の体、子供の体を守っていくということですから、全体的なことを知らないとそれは無理なんですよね。
そういう意味で第1回は、我々の体は複合体である。腸内細菌やウイルス、我々が父親の母親からもらった細胞がたった60兆個に対して、今の研究を見ますとまだ確定しておりませんが、ウイルスとか細菌とかその他の微生物が、私たちが親からもらった60兆より多いという、そういう複合体なんですよね。
それから2番目が、我々の体は例えば、がんにならないというのはなぜか。
人間の体は毎日毎日5,000個近い発がん物質ができるんです、体の中に。我々の細胞ががんになるんですね。細胞と言ってもいいし、遺伝子DNAって言ってもいいんですが、そういったものに傷がつくわけです。傷がつく原因は太陽の光に当たったり、それから、どんなものを食べたって発がん物質が含まれていますから。
それが1日5,000個できているものを、我々は薬を飲んで治してるんじゃない。自分の体で治してるんですよ。で、それを治し損なったものだけが、がん細胞が増えて、ある程度大きくなるとそれはCTスキャンとかレントゲンにかかるようになる。そこんとこ忘れちゃってるわけですよね。我々の体は何で守られてるかってこと。
それから3番目は、我々の体ってのはどこでできてるか。我々日本人は日本列島で取れたもので、1万年ぐらいかけてできてる。そのことを例も示しまして話しました。
一番極端なのがお酒ですね。ヨーロッパの人はお酒が全員飲める。日本人は約半分しか飲めない。元々の遺伝子は。ですから20歳の時は半分しか飲めない。それが少しずつ飲めるようになるわけですけども、そういう差があるんだってことですね。 同じ毒物だってトランス脂肪酸がアメリカ人には悪かったから日本人にも悪いって言ってる人がいるんですけど、なんでですかね。そういう基本的なことをご存知ないんじゃないかと思うわけですね。
今日は、またさらに違ったことなんで、離れて行くように思いますが、決して離れては行きません。添加物とかそういうものを考える時に非常に重要なもの、重要なことだけは拾ってお話をして、その後具体的な無農薬とは何かとか、アフターハーベストとは何か。何が危なくて何が安全なのかと。ただ無農薬だったらいいのかということをですね、お話をしていきたいと思っております。
お米ですね。稲。これはもう特殊なんですね。稲は絶対に安全なんです。米は絶対に安全なんですよ。なぜ絶対に安全な食物があるかというと、日本人が長く食べてきたっていうのもあるんですけど、もっと前なんですね。米と人間っていうのは、もう非常に深いつながりがあって、人間の腸の中に住んでいる、まあ第1回でご説明しましたが、腸内細菌と人間と一体ですよね。だって人間の中に腸内細菌があって、それがその食物の咀嚼っていうかね、消化を助けてるわけですから。ところが稲はね、自分の体に外にあるんですけど自分と一体のものなんですよ。だからお米を食べない人っていうのはある意味ではちょっとそれだけで、もう危ないんです。
その理由を言いますとね、私は小さい頃、稲を見ておかしいなと思ったんですよ。稲穂っていうのはこうずっと垂れてるわけでしょ。それで稲穂が垂れてる時の稲ってまだ青いんですよ。つまり生きてるわけですね。元気なんですよ。それで稲穂はあるわけです。それはどうして稲穂を作るかっていったら稲はですね、自分で育って空気中からCO2を取って。CO2が稲の原料ですからね。お米の原料はCO2ですから。それも知らない人がCO2を減らそうなんて言ったりしてますけどね。だけどまぁそれはまあアホはアホでいいんですが。CO2を、温暖化ガスを吸ってそれで酸素を離して炭素を取る。炭素が大切なんですからね。低炭素社会なんてアホなことまた言ってる人がいるんですけど。その炭素を袋に詰めたものが稲穂。これがこう重たくなって稲穂が垂れてくる。ところが本体はまだ生きてる。8月頃なわけですね。で、この状態で、稲はあと1ヶ月ぐらい経つと枯れて死んでしまうんですね。稲穂だけ残るわけです。ですから刈り取るときにはもう稲は少し茶色くなってるわけですね。あれを不思議だなあと、ちっちゃい頃思ったんですよ。だって稲穂って米粒ですから。これは人間が食べられるぐらいですからね。作った当人は稲を食べられるんですよ。もちろん栄養ですから。炭素ですからね。我々生物は炭素を食べて生きてるわけですから。ところが食べないで人間に刈り取るのに任せて、むしろもう自分はその頃茶色になって枯れましてね、ある程度。どうぞ人間どうぞっていう感じなんですよ。で、こういうのを共生生物っていうんですね。一緒に生きて行く、つまり僕の言い方では絡合ですよ。つまり生物は1匹とか自分だけで生きてるんじゃないんですよ。みんなで一緒に生きてるんですね。だから絡合なんですよ。
それで稲はですね、それで僕は計算したんですよね。論文に出すような正確な計算をしたわけじゃないんで、そういう点は栄養学者が一所懸命計算してほしいんですが、稲がもし貯めた米粒を食べたら何月頃まで生きれるんだろうかという計算をしたら、だいたいその次の年の2月まで生きれるんですよ。だから稲は4月に植えて、来年の2月まで生きることができるのにほぼ1年間生きることできるのに、秋にもう自分で命を絶って、どうぞ人間さんこの私が作ったお米の粒を食べてくださいって、これが稲なんですよ。だからもともと稲っていうのは人間が米粒を食べるために生きてるわけです。なぜかったら稲は次の自分の子供たちを人間に作ってもらわなきゃいけないからですね。だからお互いお互いなんです。これは共生ですね。メリットもあるけども損害もあると。ですからまあ人間で言えば1,000万円のお金を残してそれを遺産として残して子供にあげて、そして自分は死ぬというのと似てるんですね。
全部使い切らないと。自分は自分を助けてくれる人に渡してっていう、まあそういう偉い考えなんですよ。稲はね。だから稲は稲穂が頭が垂れる。ね、人間も偉くなると頭が低くなるっていうけど、それ以上に偉いんですよ稲は。だから稲はいただきます、神棚に時々飾る。稲とともに人間っていうのは生きてる、人は生きてるわけですよね。まあそれなのにあの稲の米粒というのは炭素でできてんのに僕、低炭素社会なんていうことを聞いてるとね、まあその人がね本当に醜く見えますよ。この人なんでそんな恩知らずのこと言うのかなと。まあ恩知らずっていう言葉は日本人しか分かりませんのでね、それはしょうがないんですけど、そういうことなんですね。
その代わり米粒をもらって、人間は次の必ずお米を苗床で作る。これは約束なんですよ。これいろいろありますよね。生物はお互いに命を持ち、お互いに命を育みながら行くんだ、お互いにこの絡合関係にあるんだ、共生関係にあるんだということ。それからやっぱり私たちはそうは言っても稲に感謝して、稲も人間に感謝してると思いますよ。だから稲っていうのは奇跡の穀類というようにですね、稲の中にタンパク質が7%はあったりして。もちろん不足する栄養はありますよ。食料は複雑に食べなきゃいけないわけですから。だけども一応米で食べればなんとか生きていけることになってるわけですね。だから昔はお米をね、1日3合とか4合とか食べてました。今1日2合も食べません。そしてどういうことが起こるかっていったら、糖尿病が75倍になるんですよ。日本人が米を食べないと糖尿病が75倍増える。これ当然ですよ。なんか米を食べたら糖尿病になるなんてね、どこからデータを持ってきたんですか。多分ヨーロッパのデータなんですよ、アメリカとかね。栄養学者が。だからねそれも全然違うんですよね。だからもちろん糖質忌避なんて、まあもちろん人は自由だからやっていいですよ。だけども人間と米との、稲との共存関係っていうのをよく知ってれば、米を食べない生活なんて、するはずはないですよ。だってお互いに一体なんですよね。だから米を神棚に飾り、米をご飯いっぱいよそって食べ、それを基本にするっていうのが特に日本人ね、まあもうちょっと付け加えて言いますと、米ぬかにはガンマオリザノールというのがあるんですけども、それは日本人にしか効かない精神安定剤なんです。ですからご飯を食べてる時とパンを食べてる時とは、同じ穀類でも精神の安定状態が違うんですよ。まあこの辺にしときましょうかね。っていうのは私はね、あの何を添加しちゃいけないのか、添加物とは何かとか、とにかくアメリカ人とか、アメリカ人とかヨーロッパ人が悪いんじゃないんですよ。だって体が違うんだから。我々は青い目をしてますかと。黒い目だったら青く染めなきゃいけないんですかと。そういうことを栄養学者が言うもんですから。あんまり。僕ね、栄養学者の人ちょっと考えてくださいと。お医者さんもそうなんですよ。お医者さんね、あのアメリカではこういう治療法、それはいいですよ。勉強するのはいいですよ。だけど体が違うんですよと。あなたは患者さんの体を治そうとしてるんですかと、こう言いたくなっちゃうんですね。その意味ではお米が日本人の基礎になる。食料の基礎になる。なぜ基礎になるかというと、お米と日本人は共生関係にあるからなんです。だから米ぬかの中の成分が精神安定剤になり、日本人に不足しがちなタンパク質も稲は米はうんと含んでるし、全部がそうなってるんですね。ヨーグルトがなかなか日本人の体に合わないんだけど、味噌は合うと。それがですね、全部お米なんですね。世界を見ても魚と米の文化、それから麦と肉の文化というのがペアになってるんです。それも深く考えて添加物、農薬そういうのを考えなきゃいけないということですね。
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