武田邦彦先生の提言

継続は力なりと申しますが、ボツボツとネットに上げ始めたのが今からそうですね、25年ぐらい前でしょうか。それから12年ぐらい前に福島の原発事故があってから、必死になって毎日やってきました。

どうしてかっていうとですね、皆さんもほとんど最近よくお分かりの通り、テレビとか新聞がですね、私たちに正確なデータをできるだけ提供してくれれば、それが若干こう偏っていてもなんとかなるんですが、ほとんど間違ったデータを出してきた、説明をしてきたわけですね。それを見てなんとかこれをしたいということで、特に原発事故なんかではとにかく子供が被爆してですね、不幸な人生を送るなんてことは親としてはもう許せませんからね。それで頑張りました。

現在でも似たようなことがあってですね。全く意味のない、むしろ環境を汚す環境運動ってのはまだ続いてるんですね。なんで環境を汚す環境運動をしてるかっていうとですね、それは環境省の利権だったり、小池都知事の利権だったり、ヨーロッパの戦略だったりするわけですね。まあ私なんかはもう別に生きてる意味もないので、どうでもいいんですけど、今一所懸命勉強してる私の孫なんか見ますとね、これだけ一所懸命勉強してるのに、やっぱり我々が頑張って、頑張ってっていうか、少なくとも正直にちゃんと生きていかなきゃいけないなと思うんですね。
孫はね、男の子も女の子もいるんですけど、一所懸命真正直に前向いて勉強してますよ。運動もしてるしもちろん遊びもね、本当に純粋です。それに比べれば我々のやっている環境のですね、いろんな問題のこの汚さっていうかですね、もうひどいもんなので、それをちょっと今日はですね、分類して示したいと思います。

まずリサイクルですね。このリサイクルというのはちょっと私今日難しいことを言うかもしれませんが、お聞きになってる方で本質を知りたいっていう方もおられますのでね、具体的なことではなくても、本質をお話ししようと思います。
資源とかエネルギーを使うと環境が汚れるっていうのは何かっていったら、人間が活動するからなんですよ。人間が活動して後を残さないってことができないんですね。ここにリサイクルの問題点の本質があります。つまり我々は生まれたり食べ物を食べたり成長したり着物を作ったり移動したりすれば必ず、資源とエネルギーを使い環境を汚すんです。これしょうがないんです。これね防ごうと思って防げないんです。これ原理なんですね。まあ理論を言えば、エントロピーの増大の原理なんですけどね。そんな難しい言葉を言わなくても、人間は活動をすることによって汚すんですよ
。 活動することで出る汚しを治すってことはほとんどできないんです。もちろんね、表面上ゴミを片付けるって活動は、ゴミはなくなりますよ。ゴミはなくなるんですが、そのゴミってもともと人間全体で片付けるものであって、ゴミを片付ける人だけに注目しちゃいけないわけですよね。人間全体の活動として山野から物を取ってきてそれを生活に使い、それで生きてきてゴミが出て、そのゴミを処理するっていうそのことによって、資源エネルギーを使って環境を汚すんです。だからリサイクルという名前を付けたから、もしくはゴミをある程度使えるものにしたから、エントロピーが増大しないってんじゃないんですよ。それがねちょっと皆さんによく分からないんですけどね。
目の前にあるものをもう1回使えば、それは環境を良くすると思いがちなんですが、それは錯覚なんです。人間というのはそんなにですね、罪の浅いもんじゃない。罪というか、命を育んでんですから罪とも言えないかもしれませんが。環境を命よりか大切だとしたらですね、まあそういうことにならないと。従ってリサイクルをすればするほど環境を汚すんです。もう仕方ないんです。これは原理原則なんですね。大きな原理なんですよ。

リサイクルをすればするほど環境が汚れる。具体的には資源も使う、エネルギーも使う、環境も汚れるということなんですね。これがまず第一なんです。これは日本人が持つ素朴な心ですね。何かもう1回使って、もったいないからっていう心を利用した政治的なペテンなんです。これでものすごく儲けましたね。電器会社は家電リサイクルで儲け、いろんなところでリサイクルなんとか言って税金を使って儲けてきたわけです。その税金を払った人は環境をきれいにしたいという非常に清い心でやったんですが、心が清いからといってその行為が清いかどうかは分かりません。
2番目。これはプラスチックごみ、最近のゴミですね。これはね、本当にあの小池百合子さんとかね、環境大臣だった小泉進次郎さんっていう頭の中がどうなってるか見たいですね。アホだったらまあいいと思います。アホじゃなければ悪人です。なぜかというとですね、プラスチックの、特に海洋ゴミですね。プラスチックのゴミでも陸上のゴミっていうのは別にゴミ箱に捨てればいいんですから、何の問題もないしですね。一般的にゴミをそこらへんでポイ捨てするなんていう人はほとんど今いませんからね。ですからプラスチックゴミの問題は何でプラスチックゴミが環境を汚したり生物に危害を与えるかどうか疑問ですが、与えるとしたらですね、それはゴミ箱にゴミを捨てないからなんですよ。じゃあゴミ箱にゴミを捨てない人は誰かっていうとこれね、ほぼ特定されてるんです。中国の船なんですよ。中国の船が海を航行して、周りに誰もいない時にゴミを捨てるんです。特に大西洋で捨てたんですね。一時非常に捨てました。そうすると大西洋に海流がありますから海流に流れてカリブ海なんかに行ってですね、そして海岸に大量のゴミが、プラスチックゴミが流れ着いたんですね。プラスチックゴミ以外も捨てたんですよ。例えば比重の重たい金属のゴミとかね、全部海中に沈んじゃいますからこれは見えないんですね。プラスチックのゴミっていうのは海に浮きますからね、ほとんどが。だからこれが海流に流れて、海岸に打ち付けられて、プラスチックゴミだけが目立ったんです。もちろんね、他のゴミも生物に影響を及ぼすんですよ。ところがこれは犯罪です。これもちろん犯罪ですね。ゴミを海洋とか土地に捨てちゃいけないんです。当たり前ですけどね。ゴミをゴミ箱じゃないところに捨てるってのは犯罪ですからね。だから中国が犯罪をしたので日本の国民を痛めつけるっていうのが、いつも小池さんの小池都知事の手法なんですよ。彼女が議員の時もそうでしたね。中国がものすごい勢いで温暖化ガスを増やしてる時にですね、日本人に対して小池さんは議員だったその頃ね、CO2を出さない、出したらダメだ、出したらダメだって。私が1回小池さんに言ったことがあるんですよ、直接。小池さんそれ中国に言ってくださいよとね。日本なんか中国の何分の1ですね、増えてる量は何十分の1しか増やしてないんだから、なんであなた中国に言わないのって言ったらね。僕の記憶ではですよ、ちょっとあのテレビをよく調べてみなきゃいけないんですが、テレビのフィルムですね。日本人が苦しめば中国人がそのうち気が付いてやるって言うから、僕はそんなことはないって言ったんですよ。今度もそうですね。中国人が犯罪を犯したら日本人を懲らしめるというのが、これは環境で多いんですよ。非常に多いんですね。とにかく日本人は非常に反省力があるので、外国人が犯罪を起こしたら日本人を締め付けるっていう、これがね小池流っていうか、今度小泉さんもそうでしたね。

中国の船が海洋にプラスチックゴミを捨てるので、日本のレジ袋を有料化する。なんか関係あるんですかね。あったらひどいもんですよ。もちろん学問的にも間違ってます。ただあそこでテレビに出てきた学者はみんな、プラスチックの分解なんか何にも知らない学者が出てきましたからね。それが2番目です。

3番目、地球温暖化。これはねなぜ地球は将来、0.何度、0.4度、0.6度上がる、100年後に上がると言ってる人たちがなぜ過去の温度を言わないかっていうことを考えれば分かるですね。
例えば平安時代、今よりか1度高いんですね。この世界が平安時代に達するのは、まだ200年ぐらいかかります。平安時代がどういう時代だったかっていうのは分かってますから。そういう意味では今から200年後に1度ぐらい、もし上がったらですよ、上がった世界がどういうものかっていうのを平安時代の絵とかそういうのを検証すれば分かるんですね。
絶対言わないでしょ。縄文時代はもっと高かったですからね。まあ平安時代でいいですよ。平安時代の記録がいくらでも残ってますから。言わないんです。

なんで言わないのか。分かってるから言わないんですよ。コンピューターで計算したら100年後は 0.5度上がります、これでもう大変なことです、というのは全くのウソつきなんですよ。不誠実と言うんですかね、ウソつきというか。
僕だったらどう言うか。もしかすると今のまま生活してると、100年後に0.4度ぐらい上がるでしょう。ただ今から1,000年前の平安時代は今よりか1度高くてこういう状態でしたので、今のところそれほど心配はいらないでしょう。また魚にしても米にしても野菜にしても、全てはCO2が必要ですので、現在の0.4%のCO2というのはちょっと低いような感じが私はします。と私はそう言います。

全く不誠実ですね。学問として不誠実です。私ね、人の顔は言いませんが、どうも地球温暖化するするっている人の顔がね、ちょっと歪んでるように見えます。左右非対称っていうかね、そういう感じがしますね。

それからあの発がん物質はまた全然違う問題ですね。発がん物質がいけないというのがいけないんですよ。がんっていうのは発がん物質が周辺にあると、自己の防衛が効いてがんが少なくなるわけですね。これはもう医学の初歩ですよ。だから発がん物質をあんまり除いちゃったらね、ラジウム温泉がそうですけども、あれは発がん温泉ですからね。だけど健康にいいんですよ。なぜかったら発がん物質に接することによって人間はがんから逃れられるわけです。がんっていうのは人間と共にいるもんですからね。ですからがんだけを止めるということはできないんですよ。

タバコも非常にがんを抑制するには良かったし、おこげとかね、焼いた魚なんかも弱い発がん性がありますから良かったんですね。これはまあ医学の進歩が遅いということと、お医者さんがそういう基本的なことを考えておらないっていうことによると思いますね。
それから外国の食品がですね、最近問題になってて、パンがどうかとか添加物かどうかとかいろいろ言っておられますが、日本人の体は日本の食料でできてます。ですから日本人はごぼうも消化しますし、それから生の海藻も食べられます。ところがごぼうとか生の海藻を食べられるのはほぼ日本人だけと言ってもいいですね。日本人と非常に類似の遺伝子を持っている朝鮮半島の一部の人は消化できますけど、その他の人はできません。これは何言ってるか。日本人が消化できるものが外国人に消化できないということは、逆も存在するんですね。パンを食べて牛乳を飲むっていうことがいいことかっていうと、普通に考えたら悪いことなんです。それをですね、利権があって子供たちに給食で与えてるんですからね。まあお金を中心に物を考えたら国は滅びます。ということですね。みんな合理的に考えればすぐ分かるんであります。

武田邦彦　ヒバリクラブ
環境幻想（4）バカげた環境汚染【武田邦彦の科学教室41】
https://youtu.be/BIYmc0ljgUs



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