2022年10月07日
日本の防衛の第3段階
今日は、見て損したと思うんじゃないかと思うんですが、ガッカリすることをこれから申し上げます。人間はガッカリすることもあるんです。何事も自分の思う通り行くってことはもちろんないし、自分が正しいということもよく分からないし、いろいろそういうことがある。
で、日本の防衛についての第3段階。
第1段は行けますね。丸腰の人を撃たない、この規則を決める。
第2段階、自分の領土は自分で守るけど、他人の領土に軍事行動をしない。これも認められるかもしれません。
第3段階は、今まで日本の多くの方々がやっておられる、平和を求めるってやつです。平和になれば戦争はないですから、日本の防衛も叶う。ここで、なんでそんなこと言ってんのっていう風になるんですけど、平和を求めることは私は、できないと思うんです。人間の歴史1万年ぐらいの間、ずうっとその願いはある。昔は残酷に、剣で斬られて死んでいくわけですから。もちろんあの広島、長崎の惨状もひどいです。だから誰も嫌だと思ってるんだけど、やめられない。そこでゲーム化した。戦争はどうしてもやめられない。そこで軍隊に派手な軍服を着せて、野原でやってくださいと。しかも色々戦争の規則も決めました。例えば、降伏するときは頭の上に銃をおいて、白旗を掲げて、部隊単位で出てきてください。指揮官が必ず降伏の時には付いてきてください、とか。そういった国際条項も詳しくやった。
それから、戦争がうち続いたヨーロッパ。日本の文化人でヨーロッパを尊敬してる人がいるんですけども、私はヨーロッパ、あんまり尊敬できないんです。ヨーロッパの哲学、文学、音楽、絵画なんかは尊敬しておりますが、ヨーロッパ全体としますと、やっぱり戦争は多い、階級制は激しい、人種差別も激しいという国々ですから。非常に戦闘的虐殺も多かったんで、ヨーロッパを尊敬しろと言われても無理なんです。ウエストファリア条約のような、1648年の平和を求めた条約もあります。しかしダメだったんですよ。
例えば日本と中国の関係を言うと、私は、中国は必ず日本を侵略してくると思う。それは恨みもあります。かつて日本が強くて、中国が清の国で駄目だった頃、日本がかなり中国に圧迫しましたから。その恨みを返そうということがある。もちろん日本も、そんなこといったら、中国の元が日本に攻めてきた元寇があるじゃないかと言いたい。それぞれ水掛け論になっちゃうんですけど、私は中国が日本を必ず侵略してくると思って準備しておく必要があると。中国は日本に攻めてきませんよっていう、楽観的なこと言うんですけど、家の戸締りと同じ理屈です。泥棒なんていうのは、強盗なんていうのは、世の中に本当にわずかしかいないし、毎日毎日の生活で強盗が襲ってくるってことは、一生に一度もないかもしれない。ないかもしれないけど、やれ寝るときには玄関の鍵を閉めて、地方は、非常にいい地方があるんで、窓に鍵をかけなくてもいいかもしれないけれども、東京に住んでると、寝るときに、やっぱり窓に鍵もかけなきゃいけない。それはどうしてか。国民全員が強盗に入っちゃいけないこと知ってる。お金はそういう方法ではダメだって事知ってる。だけど起こるんですよ。その起こることの対策をとっとかないといけない。
今日ニュースを見てたら、東京の超有名な虎ノ門病院の、研修医ですからまだ本当の配属ではないんですが、研修医として虎ノ門でやっているお医者さんが、3回も窃盗して逮捕されました。だから人間の業っていうのがあるんです。それが必ず出てくる。中国は今、軍事力から言ったら日本を侵略できますから。それから、中国にはこういう法律がある。ご存知の方おられると思いますが、日本にいる中国人は、中国が政府として日本を攻撃することになったら、日本の破壊工作をやらなきゃいけない。そんな法律のあるところを、武蔵野市のあの市長は、日本人と同じような投票権を認めろって。投票権って言ったって選挙じゃないんですけど、市民投票なんかの投票権。いやちょっとねぇ。日本を破壊しようという、例えば核ミサイルは日本に向いてる。それから反日教育をしてます。その中国は必ず侵略してくるという準備をしておかないと。子供が家を出るとき、車に気をつけなさいよーと言うようなもんです。車に轢かれるって事は、あるかないかのことなんですけど、それに準備しなきゃいけない。そこで、平和は無理だと。もちろん平和運動をしてもいいし、平和の祈りをしてもいい。だけどもそれはもう達成されないんですよ。
平和の祈りをしながら、強盗が入ってくるから鍵をかけとかなきゃいけないんです。しょうがないんですよ、これ。われわれ人間ですから。出来損ないかもしれないけど、強盗もするし戦争もする。そこで一番良いのは、自衛隊が、現在の戦略で、ちょっといかんかなと思うんで、もう少し色々すること、それこそ参政党コンセンサスじゃないけど、自衛隊に何を国民が求めるかってことも、もう少し積極的にする。
私は第一にやるべきことは、ミサイルが発射されたら、それがコントロールを失って自国に落ちちゃうっていうソフトが一番大切だと思うんです。できるんです。それを研究している自衛隊関係の人がおられる。だから日本は、全力を注いで。研究関係は日本は優れてますから。これまでの平和を求める技術、軍事技術っていうところに全然別のアイディアを入れたいと思っているわけです。つまり軍事技術というのは、相手基地を攻撃するとか、できるだけマッハの早いロケットを作るとか、ジェット機を作るとか、ずーっとやってきました。できるだけ早く走れてどっちでも走れる、標準の正確な戦車を作ると。そういうんじゃ全くない、平和のための軍事技術。平和のための軍事技術って矛盾すると思うでしょ、矛盾しないんですよ。徹底的に、ソフトの攻撃をして。今ミサイルは打ち上げた途端にものすごく精密な電子制御で飛んできますから、その電子制御を妨害すればいいんですが、最初はできなければ宇宙の静止衛星を上げて、静止衛星から自動的に攻撃をするというようなシステムとか、とにかく相手が侵略できないようにする。中国が空母を作っても全然平気だ。すぐ撃ち落とすよというようなもんです。日本の経済的水域に入ってきたら、そのまま撃ち落とすということがすぐできるような、そういう平和だけに(使うものを作る)。
今自主防衛と言っても、日本の持ってる武器は、自主防衛もできるし、外国を攻撃することもできる。自主防衛というのは、日本の場合はそれを自主防衛にしか使えませんと言ってるだけ。僕はここで言ってるのは、第3段階の平和は無理であり、中国は必ず侵略してくる。中国に日本が第9条の平和憲法を持っているって言ったって、全然何の(役にも立たない)。
日本は永世中立まで宣言してませんが、永世中立を宣言して、かつ平和の武器しか持たない。その平和の武器しか持たないっていう意味は、攻撃できない武器で守る、という新しい概念を防衛に持ってこなきゃいけないということです。中国が核ミサイルを打ち上げたら、必ず中国に落ちるというようなシステムを、日本が率先して開発するっていうのがすごく重要なことじゃないかと思うんです。
ここで言いたい新しい概念は、平和は願ってもいいけれども実現することはない。これは人間の1万年からのやつで、分かっているということと、その現実を踏まえて、日本の子どもたちが戦争で死ぬことのないようにする、この2つが必要だと私は思います。
武田邦彦 ヒバリクラブ
【武田邦彦のブログ】2022年2月14日 日本の防衛・・・(3)第三段階(平和)は無理 平和を求めることはできない 中国は必ず侵略してくる 侵略されないソフトとハード
https://youtu.be/CS7MYJeXYPI
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