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2022年10月01日

英国好き文化人はオランウータンレベル?

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いろいろ個別の問題とか、いろんなことについて整理をしたり、ブログで話したりしてますと、そのうちそれがだんだんだんだん自分の頭の中で整理されて、まとまって来たりですね、さらには昔からの疑問として残っているものが、頭の中で顕在化してくるんですね。それで科学的哲学的論考っていうのをしたくなるわけです。私は哲学者じゃないので、今からもう40年くらい前になりますが、哲学的な論考をするのは遠慮したんですね。そうしたら非常に有名な哲学者がですね、武田先生遠慮することはないんですよと。実は哲学の方もですね、科学がよく分からないので、哲学的な事をやろうとしても限界があるんですと。

したがって科学者の方から積極的に哲学的論考をしてくださいという話がありまして、教えていただきましてですね。それで最初に書いた論文が、「リサイクルの哲学」っていうものだったんですね。リサイクルというものを科学的な現象を、哲学的な論考をするって事なんですが、これが結構ヒットしまして。その後、それに関係する書籍を書いてくれって言われたり、雑誌に投稿したり、インタビューがあったりいろいろしました。
そういうこともあって、ああなるほど、先生の言われる通りだなという風に思ったことがありますので、このブログでもですね、時々科学的哲学的論考というものをやってみようかなと。昔やった事があるんですが、復活しようかなという風に思っております。

今日の内容は、軍事力の強い民族は支配的であり、非文化的であるか、と。これは私の非常に強い疑問の一つなんですね。具体的には、ヨーロッパとか中国のことを言ってるんですけど、ヨーロッパとか中国も、かつては非常に清の時代とか、元の時代は、元はモンゴルですけども、強かったわけですね。そういう民族は、支配的であるかっていうと、どうも支配的みたいな感じなんですね。軍事力が強いので、とかく他の民族を圧迫して、植民地にしたり領土にしたりしがちなんですね。

第2次世界大戦の前でしたら、ヨーロッパの諸国がアジア、アフリカの諸国をほとんど植民地にしてた。軍事力の強いヨーロッパが、アジア、アフリカを支配してたということなんで、非常に支配的なんですね。ところがこれは非文化的であるかっていうことが問題なんですが、ヨーロッパはアジア、アフリカを支配してたがゆえにですね、余剰の富を生じまして、その余剰の富で、哲学では例えばヘーゲル、カント、それから音楽ではベートーベン、モーツァルト、絵画ではいろんな人が出てきましたね。文学もそうですね。
そうしますと、軍事力が強い民族は、支配的であるが、文化的である、ということになるかなと、最初はそう思っておりました。ショパンが出てきたのは、ショパンが宮廷で遊んでいたからであり、遊んでいたっていうと、ちょっとまた語弊があるんですが、基本的には、遊んでたからなんですね。

古代ギリシャがそうですね。5%が、スパルタなんかは6.7%とかいう研究がありますが、一般市民で、遊んでて暮らせるって言うんですかね。そして約90%が、奴隷的な状況で、生産に勤しんでる。その90%の奴隷的生産で上がってくるものを、その市民が食べたり、着物を着たりして、それで哲学をやる。そうすると、ソクラテス、プラトン、まあそういうのが出てくると。そうすると軍事力が強いということは、支配的であり、かつ文化的なのか、という風に思ってたんですが、どうもですね、そのギリシャなりヨーロッパなりの文化っていうのはですね、どうもこれは本当の文化ではないんじゃないかと、最近思っているわけなんですよ。っていうのは、そこの文化っていうのはですね、極めて、昔の言葉で言えば、ブルジョア的っていうかですね、支配層的文化ではないか。

例えばヨーロッパ文学にしても、ヨーロッパ絵画なんか良いですかね、文学とか音楽っていうのは抽象的ですので、ちょっと判断が分かれるんですが、絵画は直接的ですね。ヨーロッパ絵画の9割は、やはり金持ちを描いたもの、支配層を描いたものが多いんですね。したがって、テレビなんかを見てますと、この頃の日本のテレビは特にそうなんですが、韓国ドラマなんかも含めて、中国のドラマなんかも含めてですけど、ほとんどは、支配層の生活、支配層の物語が多いんですね。別にこれは非難するんじゃなくて、事実を哲学的に考えているわけですが、例えばNHKの大河ドラマを言いますとね、ほとんど主人公は徳川の将軍だったり、今度は鎌倉の13人ですから、これはもう支配層ですね。そういう風に、常に前田だったり島津だったりですね、支配層の文化。だからこれは本当の文化なのかっていうことが、非常に最近疑問なんですね、私は。やはり90%の文化が、文化ではないか。人間っていうのは一体どういうものかっていうことを、支配層の中、支配層の物語から本当に探ることができるのか、っていう風に思っております。それは例えばお釈迦様も王子という立場を捨てて、哲学をつくりましたし、イエス様も、完全な庶民の中で宗教をつくっておりますね。本当の文化っていうのがお釈迦様であり、イエス様であるんであれば、やはり我々の文化というのは、庶民的である、っていうか、人間である、ということが、中心ではないかという風に思ったりするわけですね。

ところがもう1個の問題はですね、日本の文化人に非常に強く表れるんですが、軍事力の強い民族を、圧迫された民族、つまりヨーロッパ人をなぜアジア人は尊敬するのかというものがありますね。日本でははっきりとそういう傾向があります。例えば平等を主張する、それから平和運動をしている文化人がですね、イギリスを尊敬している場合が多いんですけれども、イギリスとはご存じの通り、現在でも貴族社会、侯爵、伯爵がありましてね、極めて差別的であります。もちろん旧植民地との間の関係もまだあります。そういうものを認めている、イギリスを尊敬する心っていうのはなぜ残っているのか、っていうのは非常に疑問ですね。

ただここに、科学的哲学的論考と書いたように、科学的に見ればある程度納得性があります。っていうのは、人間以外の大脳皮質が発達してない動物はですね、力の強いものを尊敬します。私がブログの中で書いているように、オランウータンを抱く時には、オランウータンは握手を求めてくるので、相手より強い力で手を握らないと、あとはバカにすると。これは動物に原則的に存在しますね。動物の社会は正義もありません。すべて軍事力の強い、つまり力の強い動物が、力の弱い動物を圧倒的に支配しますので、それは一つの動物社会の文化なわけですね。そういう生物学的な状態を見ると、人間の大脳皮質支配というのは論理的であり、合理的であり、かつ人間的であるという風に見られます。特にキリスト教では、人間と動物とを峻別しておりますから、人間の論考、論旨、そういったもの、感情といったものはですね、動物的な暴力的な領域から脱してるはずなんですね。しかし脱してない。常に良い生活、社会を騙して、そして自分だけが支配層に立ち、かつ軍事力を強くして他民族を植民地化に置き、そこの生産で自分はゆっくりとした生活をするということが、ある意味で、現在の人間では、まだ理想的になっているということが考えられますね。
暴力的であり一元的であり支配的である。それに対して日本文化、旧来の日本文化のように調和的であり、謙虚な文化が馬鹿にされているという風に考えるわけです。

武田邦彦 ヒバリクラブ
武田邦彦のブログ】2022年2月4日 科学的哲学的論考 右向き三角1軍事力の強い民族は、支配的であり、非文化的であるか? 右向き三角1軍事力の強い民族を、圧迫された民族はなぜ尊敬するのか?
https://youtu.be/6FS3yMwlM_E


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