2023年03月05日
報道という名のものとに一人の人生をなきものにするNHK
我々は本当にNHKの誤報とかNHKの運営とかウソとかこういったもので、ものすごく大きな損害を受けております。
本来は裁判なんでしょうけど、日本の裁判官がNHKによって頭を犯されてますので、裁判すらできない状態にあるんですね。したがって今日は、そのNHKによって無念な思いをした人の代わりを、僕はしてやりたいと思ったんですね。
こればかりじゃないんですけど、STAP細胞の事件ですね。
この事件は本当にNHKが自分たちの身を守るために、非常に優れた一人の学者の命を絶って。自殺されましたからね。かわいそうに。
それから一人の若い女性の研究者の人生を奪ったという点では、ものすごく反省しなきゃいけないですね。
人間っていうのは、自分が得するためには何をやってもいいわけじゃないと思ってるんですよ。
他人を傷つけて、自分が得するってことは、できないじゃないですよ。特に割合と頭が回ったり、悪知恵が利いたりしたらそれできますよ。しかしそれをやってはいけないんですよね。
僕はいつも大学で、工学部で教えてる時は、学生によく言ったもんですよ。
やがて君たちが社会に出て働いてる時に、社会には悪い影響を及ぼす、ある特定の人にも悪い影響を及ぼす、だけど自分の出世にはなる、自分が得をするっていうところに必ず遭遇します。その時にこそ君たちの魂が試されるんだと。自分が得するっていうのと、人一人の命が失われるとか、人一人の人生が壊れるという時には、もう絶対に自分を捨てて、その相手を助けなきゃいけない。これが職業というものだ。人間にはプライドがあり、人情があり、悪いとこもあるけどもいいとこもあるんだ。それを発揮してくれ。ここで僕が教えたことが、逆にあなた方が悪いことをする手助けをすることになると、非常に残念である、という話をよくしました。
学生は心が若いから、それが分かってほしいなと思いましたね。
今言うのは、NHKが自分たちが得しようと思って、人一人が自殺をし、もう一人の方も人生を失ったという、悲惨な事件がつい最近あったわけですね。これがSTAP細胞事件です。
STAP細胞というのは、振り返れば、理研のある30歳ぐらいの女性の研究員が素晴らしい発見をした、か、まだ分かりませんよ、まだ分かりません、か、それとも錯覚したか、間違ったか。そういう事件ですね。
これを理研がですね、理研というのはものすごく大きな団体で、今でも、理研がこういうことをやりましたって言ったらみんなが信用します。そういう機関なのに、理研は3年間も4年間も、別に彼女は隠した覚えはないですけど、そこに現在山梨大学だったかなんかの教授に転出した人と一緒に研究をしてたわけです。2人とも理研に出てなかった。1人は早稲田大学だったりしましたしね。
早稲田大学の先生方も同僚も、まさか早稲田大学に1回も行ってなかったんですかね。私なんかの経験ですと、我々専門家ですから、1回の発表を聞いても分かります。だけど1ヶ月ぐらい一緒に研究してたら、分からないはずないんですよ。研究の内容とかね。もし愚かなことやれば、愚かさのこととか素晴らしいこととか、もしインチキなんかしてても、研究者全部分かりますね。
それはだって一緒に飯食ってるわけですから、それ分かりますよ。
なんかNHKの報道によれば小保方さんという人は、一所懸命、夜の夜中も休日も大学に来てたっていうんじゃないですか。頭が下がるなんて言ってるんですから、それは分かりますよ。
それから冷蔵庫だって一緒に使ってるし、いろんな実験装置も一緒に使ってるわけですから、分からないはずないんですけども、小保方さんが大発見をしたっていうことを、ある年の1月の末にNHKと毎日新聞でしたかね。これがすごいんですよ。NHKは逃げ切りました。毎日新聞は毎日新聞の記者だった人が後に大宅壮一賞かなんかの賞を取りましたね。(注1)
悪徳をやって人を自殺に追い込み、一人の人生をダメにして賞をもらうっていうんですからね、なんということかと思いますよ、僕は。
いきさつは、早稲田大学を出て理研に勤めていた女性の方が、ある発見をした。これは素晴らしいということに周りがなって。本人は素晴らしいと言ったって、周りが認めなきゃダメですから。これを理研の目玉にして、研究費を獲得しようという計画を立てて。だけども本人はあまり能力なかったんで、論文を書いても書いてもネイチャーに通らないんですよ。要するに論文誌に通らないんですね。通らないから、ノーベル賞候補とも言われた笹井さんていう自殺された方が応援して。
笹井さん嫌がったんですよ。私が研究してないのに、私、論文書くの嫌だって。それを理研が説得して。もう一人、山梨大学の教授になった先生がついてたんだけど、その先生もポンコツだったんでしょうね、結果的には。分かりませんよ。
論文が通らないからしょうがない、理研の中の優秀なやつを当てようってことになって、京都大学から来たすごく優秀な先生を当てて。その人が嫌がるのに、論文を書いたんですよ。通らないから、理研はどうしても通したいっていうんですよ。
つまり、もしも小保方さんの業績がウソだとしたら、僕そう思ってないですけど、ウソだとしたら、理研も同罪ですよ。だってこの実験状態を聞いたり見たりして、もしそこにウソがあったら、ウソが分かんないって、これ何ですか、一体。それが教授なんですかね。
僕ね、早稲田大学って大学、やめた方がいいと思うんですよ。だって小保方さんにちゃんと博士号を与えて、卒業させたんですから。後になって、博士号を取り消したんですよ。博士号を取り消すんじゃないんですよ。例えば中学校とか高等学校の時に、試験だ。間違って先生が採点して合格させちゃったと。後からその先生が、採点が間違ってたって、先生の方がクビになるはずなのに、学生の卒業が取り消されたらどうなるんですか。そんなことが起こったら。だって中学校の卒業を取り消されたら、高等学校も中学校を卒業してないから取り消されて、大学も取り消されて、破滅しちゃうじゃないですか。絶対しちゃいけないんですよ。
人間ですから、たまに採点間違いってあるにしても、それは先生の責任にしなきゃダメ。早稲田大学は学生の責任にしたんですからね。すごいもんですよ。
NHKはそれを追い回して。
最初に大々的に放送したのはNHKなんです。大々的に放送する前に、ちゃんと調べたのかと。あれほどの放送するんだったら。
1週間で、ウソだウソだって話が出たわけですから、何をやってるんですかね、一体。
そして今度はガラッと態度を変えて、いかにそれがおかしいかということを、もう追求に追求をして、協力した笹井先生を自殺に追い込んで。本人はあるところで追っかけ回して、カメラとあれが。ついにもう小保方さんが逃げ切れなくなって、女子トイレの中に入って、そしたら女子トイレの前に監視役を置いて、出て来れないようにした。
これNHKですよ。これが国民放送を分断してるNHKがやったことなんですよ。
途中からね、悪を暴く。いやいや悪を暴くたって、もし悪だったら、悪じゃないですよ、悪じゃないけど。
つまり研究というのは非常に難しいんですよ。錯覚もするし。違うデータが後から出てくることなんて山ほどあるんですよ。まあ密かに心で反省するんですけど、社会には大きな影響はないんです。っていうのは、研究が間違ってたら、次にやる人が同じデータ得られませんから。その人やめますから。大したことないんですよ。1人がやるだけなんですよ。
もし小保方さんが間違ってたって、小保方さん一人の損害にとどまるんですよ。だって次の人全く実験しないってことありませんから。全く同じような実験しますから。うまくいかねえなと思いますからね。だからそこでうまくいかないなと思うこと、さらにやるって事はないですからね。
ですからこういった犯罪、犯罪じゃないですよ、これ全然犯罪じゃなくて、実際にあったか、現象があったか、まだ我々が分かってないのか、それとも本人の錯覚か。だけど周りの人が、山梨大学の教授になった人も、自殺された笹井さんも、みんなそうだと思ったわけですよ。小保方さんが口で言うことを信用しただけじゃないと思いますね。もちろんデータを見て、実験状態も見て、これで判断されてますからね。ですからこれはNHKの間違いであり、こういうことが若い研究員でちょっと起こったからっていって、
「君これ間違ったんじゃないの?」っていうぐらいでいいんですよ。
「もう1回やってみたら」ってね。
「あ、ダメだった?あ、そうか。じゃあちょっと錯覚か、間違いだったか。もしかしたら、その時だけうまくいったのかもしれないね」って、そのくらいでいいんですよ。基礎研究はそうじゃなくちゃ、たまらないですね。
僕も1回経験があるんですよ。若い学校出たての人と一緒に二人で組んで実験した。もう、半年間全く失敗失敗の連続なんですよ。あまり失敗したから僕ももうこれはダメだと思って、彼にある時こう言ったんですよ。
「もう今日の実験でやめよう」と。
「何か考え違いがあるんだから、とにかく、もうあきらめようや」って、最後の研究をしてもらったんです、その人に。
その時できた。できてみるとね、今まで半年間失敗してた原因が分からないんですよ。それからは、ずっと成功するんですよ。で、科学っていうのは人間が拙い頭で自然と向き合うんですからね。やっぱり自然の方がはるかに僕らよりか上なんでね。やっぱりダメなんですよ。当たり前ですよね、そんなの。まあね。
だからNHKはこれウソ体質か何か、人を非難するか人を殺めるって言ったらちょっと言い過ぎですけどね、これ全くNHKから、どうして自分たちは間違ったのか。
むしろこれ裏に理研という大きな団体の間違いがあるんですね。理研が委員会を開いて、小保方さんを糾弾しましたけど逆ですよ、やるべきことはね。
理研というものがなぜ、国のお金もうんと使え、日本国の誇りである理研が見抜けなかったのか。何が起こったのか。それを報道するのがNHKだと思います。
これもNHKからきちっとした釈明が必要ですね。一人の命、一人の人生、それをダメにした放送、報道というものは一体どうだったのか。ぜひNHKに関係した人が、ちゃんとしたお話をしていただく。
これは日本の今後の科学にとっても絶対に必要なことだと思いますね。
自分の身を大切だと思わず、日本のために骨を埋めてほしいと私はそう思います。
武田邦彦 ヒバリクラブ
NHK(5)「誤報は修正されたか?(3)STAP細胞の報道と結末」令和5年2月18日
https://youtu.be/9LXZ1tGA2ao
注)2015年 大宅壮一ノンフィクション賞 毎日新聞科学環境部、須田桃子記者
◆PR◆今ネットやYouTubeで話題の江口和明シェフのお店、DEL'IMMO(デリーモ)
本来は裁判なんでしょうけど、日本の裁判官がNHKによって頭を犯されてますので、裁判すらできない状態にあるんですね。したがって今日は、そのNHKによって無念な思いをした人の代わりを、僕はしてやりたいと思ったんですね。
こればかりじゃないんですけど、STAP細胞の事件ですね。
この事件は本当にNHKが自分たちの身を守るために、非常に優れた一人の学者の命を絶って。自殺されましたからね。かわいそうに。
それから一人の若い女性の研究者の人生を奪ったという点では、ものすごく反省しなきゃいけないですね。
人間っていうのは、自分が得するためには何をやってもいいわけじゃないと思ってるんですよ。
他人を傷つけて、自分が得するってことは、できないじゃないですよ。特に割合と頭が回ったり、悪知恵が利いたりしたらそれできますよ。しかしそれをやってはいけないんですよね。
僕はいつも大学で、工学部で教えてる時は、学生によく言ったもんですよ。
やがて君たちが社会に出て働いてる時に、社会には悪い影響を及ぼす、ある特定の人にも悪い影響を及ぼす、だけど自分の出世にはなる、自分が得をするっていうところに必ず遭遇します。その時にこそ君たちの魂が試されるんだと。自分が得するっていうのと、人一人の命が失われるとか、人一人の人生が壊れるという時には、もう絶対に自分を捨てて、その相手を助けなきゃいけない。これが職業というものだ。人間にはプライドがあり、人情があり、悪いとこもあるけどもいいとこもあるんだ。それを発揮してくれ。ここで僕が教えたことが、逆にあなた方が悪いことをする手助けをすることになると、非常に残念である、という話をよくしました。
学生は心が若いから、それが分かってほしいなと思いましたね。
今言うのは、NHKが自分たちが得しようと思って、人一人が自殺をし、もう一人の方も人生を失ったという、悲惨な事件がつい最近あったわけですね。これがSTAP細胞事件です。
STAP細胞というのは、振り返れば、理研のある30歳ぐらいの女性の研究員が素晴らしい発見をした、か、まだ分かりませんよ、まだ分かりません、か、それとも錯覚したか、間違ったか。そういう事件ですね。
これを理研がですね、理研というのはものすごく大きな団体で、今でも、理研がこういうことをやりましたって言ったらみんなが信用します。そういう機関なのに、理研は3年間も4年間も、別に彼女は隠した覚えはないですけど、そこに現在山梨大学だったかなんかの教授に転出した人と一緒に研究をしてたわけです。2人とも理研に出てなかった。1人は早稲田大学だったりしましたしね。
早稲田大学の先生方も同僚も、まさか早稲田大学に1回も行ってなかったんですかね。私なんかの経験ですと、我々専門家ですから、1回の発表を聞いても分かります。だけど1ヶ月ぐらい一緒に研究してたら、分からないはずないんですよ。研究の内容とかね。もし愚かなことやれば、愚かさのこととか素晴らしいこととか、もしインチキなんかしてても、研究者全部分かりますね。
それはだって一緒に飯食ってるわけですから、それ分かりますよ。
なんかNHKの報道によれば小保方さんという人は、一所懸命、夜の夜中も休日も大学に来てたっていうんじゃないですか。頭が下がるなんて言ってるんですから、それは分かりますよ。
それから冷蔵庫だって一緒に使ってるし、いろんな実験装置も一緒に使ってるわけですから、分からないはずないんですけども、小保方さんが大発見をしたっていうことを、ある年の1月の末にNHKと毎日新聞でしたかね。これがすごいんですよ。NHKは逃げ切りました。毎日新聞は毎日新聞の記者だった人が後に大宅壮一賞かなんかの賞を取りましたね。(注1)
悪徳をやって人を自殺に追い込み、一人の人生をダメにして賞をもらうっていうんですからね、なんということかと思いますよ、僕は。
いきさつは、早稲田大学を出て理研に勤めていた女性の方が、ある発見をした。これは素晴らしいということに周りがなって。本人は素晴らしいと言ったって、周りが認めなきゃダメですから。これを理研の目玉にして、研究費を獲得しようという計画を立てて。だけども本人はあまり能力なかったんで、論文を書いても書いてもネイチャーに通らないんですよ。要するに論文誌に通らないんですね。通らないから、ノーベル賞候補とも言われた笹井さんていう自殺された方が応援して。
笹井さん嫌がったんですよ。私が研究してないのに、私、論文書くの嫌だって。それを理研が説得して。もう一人、山梨大学の教授になった先生がついてたんだけど、その先生もポンコツだったんでしょうね、結果的には。分かりませんよ。
論文が通らないからしょうがない、理研の中の優秀なやつを当てようってことになって、京都大学から来たすごく優秀な先生を当てて。その人が嫌がるのに、論文を書いたんですよ。通らないから、理研はどうしても通したいっていうんですよ。
つまり、もしも小保方さんの業績がウソだとしたら、僕そう思ってないですけど、ウソだとしたら、理研も同罪ですよ。だってこの実験状態を聞いたり見たりして、もしそこにウソがあったら、ウソが分かんないって、これ何ですか、一体。それが教授なんですかね。
僕ね、早稲田大学って大学、やめた方がいいと思うんですよ。だって小保方さんにちゃんと博士号を与えて、卒業させたんですから。後になって、博士号を取り消したんですよ。博士号を取り消すんじゃないんですよ。例えば中学校とか高等学校の時に、試験だ。間違って先生が採点して合格させちゃったと。後からその先生が、採点が間違ってたって、先生の方がクビになるはずなのに、学生の卒業が取り消されたらどうなるんですか。そんなことが起こったら。だって中学校の卒業を取り消されたら、高等学校も中学校を卒業してないから取り消されて、大学も取り消されて、破滅しちゃうじゃないですか。絶対しちゃいけないんですよ。
人間ですから、たまに採点間違いってあるにしても、それは先生の責任にしなきゃダメ。早稲田大学は学生の責任にしたんですからね。すごいもんですよ。
NHKはそれを追い回して。
最初に大々的に放送したのはNHKなんです。大々的に放送する前に、ちゃんと調べたのかと。あれほどの放送するんだったら。
1週間で、ウソだウソだって話が出たわけですから、何をやってるんですかね、一体。
そして今度はガラッと態度を変えて、いかにそれがおかしいかということを、もう追求に追求をして、協力した笹井先生を自殺に追い込んで。本人はあるところで追っかけ回して、カメラとあれが。ついにもう小保方さんが逃げ切れなくなって、女子トイレの中に入って、そしたら女子トイレの前に監視役を置いて、出て来れないようにした。
これNHKですよ。これが国民放送を分断してるNHKがやったことなんですよ。
途中からね、悪を暴く。いやいや悪を暴くたって、もし悪だったら、悪じゃないですよ、悪じゃないけど。
つまり研究というのは非常に難しいんですよ。錯覚もするし。違うデータが後から出てくることなんて山ほどあるんですよ。まあ密かに心で反省するんですけど、社会には大きな影響はないんです。っていうのは、研究が間違ってたら、次にやる人が同じデータ得られませんから。その人やめますから。大したことないんですよ。1人がやるだけなんですよ。
もし小保方さんが間違ってたって、小保方さん一人の損害にとどまるんですよ。だって次の人全く実験しないってことありませんから。全く同じような実験しますから。うまくいかねえなと思いますからね。だからそこでうまくいかないなと思うこと、さらにやるって事はないですからね。
ですからこういった犯罪、犯罪じゃないですよ、これ全然犯罪じゃなくて、実際にあったか、現象があったか、まだ我々が分かってないのか、それとも本人の錯覚か。だけど周りの人が、山梨大学の教授になった人も、自殺された笹井さんも、みんなそうだと思ったわけですよ。小保方さんが口で言うことを信用しただけじゃないと思いますね。もちろんデータを見て、実験状態も見て、これで判断されてますからね。ですからこれはNHKの間違いであり、こういうことが若い研究員でちょっと起こったからっていって、
「君これ間違ったんじゃないの?」っていうぐらいでいいんですよ。
「もう1回やってみたら」ってね。
「あ、ダメだった?あ、そうか。じゃあちょっと錯覚か、間違いだったか。もしかしたら、その時だけうまくいったのかもしれないね」って、そのくらいでいいんですよ。基礎研究はそうじゃなくちゃ、たまらないですね。
僕も1回経験があるんですよ。若い学校出たての人と一緒に二人で組んで実験した。もう、半年間全く失敗失敗の連続なんですよ。あまり失敗したから僕ももうこれはダメだと思って、彼にある時こう言ったんですよ。
「もう今日の実験でやめよう」と。
「何か考え違いがあるんだから、とにかく、もうあきらめようや」って、最後の研究をしてもらったんです、その人に。
その時できた。できてみるとね、今まで半年間失敗してた原因が分からないんですよ。それからは、ずっと成功するんですよ。で、科学っていうのは人間が拙い頭で自然と向き合うんですからね。やっぱり自然の方がはるかに僕らよりか上なんでね。やっぱりダメなんですよ。当たり前ですよね、そんなの。まあね。
だからNHKはこれウソ体質か何か、人を非難するか人を殺めるって言ったらちょっと言い過ぎですけどね、これ全くNHKから、どうして自分たちは間違ったのか。
むしろこれ裏に理研という大きな団体の間違いがあるんですね。理研が委員会を開いて、小保方さんを糾弾しましたけど逆ですよ、やるべきことはね。
理研というものがなぜ、国のお金もうんと使え、日本国の誇りである理研が見抜けなかったのか。何が起こったのか。それを報道するのがNHKだと思います。
これもNHKからきちっとした釈明が必要ですね。一人の命、一人の人生、それをダメにした放送、報道というものは一体どうだったのか。ぜひNHKに関係した人が、ちゃんとしたお話をしていただく。
これは日本の今後の科学にとっても絶対に必要なことだと思いますね。
自分の身を大切だと思わず、日本のために骨を埋めてほしいと私はそう思います。
武田邦彦 ヒバリクラブ
NHK(5)「誤報は修正されたか?(3)STAP細胞の報道と結末」令和5年2月18日
https://youtu.be/9LXZ1tGA2ao
注)2015年 大宅壮一ノンフィクション賞 毎日新聞科学環境部、須田桃子記者
◆PR◆今ネットやYouTubeで話題の江口和明シェフのお店、DEL'IMMO(デリーモ)
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11891677
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック