日本が好戦的だと日本人を洗脳する教育から目覚めて真実を知ろう: 武田邦彦先生の提言

2023年01月18日

日本が好戦的だと日本人を洗脳する教育から目覚めて真実を知ろう

今日は戦後の教育を受けてですね、戦後っていうか、もう戦後からずいぶん遠いんですけど、何か日本は好戦的だ、つまり戦争が好きだとか、日本は戦争の好きな国だとか、そういう全く事実と違う教育を受けて、それを深く信じ込んでる人が多いんですね。
で、私がよく、日本は非常に戦争が少ないんだとか、日本は最も好戦的でない国だと。
これは歴史をしっかり学ばれたらですね、自動的に分かるんですね。中国の歴史、中東の歴史、メソポタミア、途中でイスラムになりましてね。その歴史、それからヨーロッパの歴史をつぶさに勉強されたらですね、日本っていうのはどんなに戦争の少なかった国かといういうのがよく分かるんですけど。まあそこまではなかなか多くの人は時間がないもんですから、勉強をされるわけじゃないんでね。

それでNHKとか朝日新聞とか。朝日新聞は戦前は全然違ったんですよ。180度違ったんですね。
ただ戦争の原因を軍部に押し付けるためにね、自分たちの報道という権力を使って、大々的に嘘を流したのが朝日新聞ですので、朝日新聞の人は1日も早く朝日新聞を辞めてですね、やっぱり真っ当な職業に変わった方がいいんじゃないかと思いますけどね。

今日はそういうことを。いくら理屈を言ってもダメなんで、一応世界のこれは現代ですね。最近です。最近といっても16世紀以降の世界の大きな紛争みたいなものをまとめたグラフがありました。で、まあこれよりかもっとご自分でお調べになると、もっとヨーロッパとか中東がひどいんだってことが分かるんですけど。
別に他人の民族を非難するんじゃないんですよ、目的は。日本がどんなに平和かということを、他の民族と比較して、我々日本人が考えるってことですね。突出してるのはもちろん第1次世界大戦と第2次世界大戦なんですけども、これも第1次世界大戦、第2次世界大戦と呼ぶのは、ちょっとヨーロッパ史観なんですよね。ヨーロッパから見た人の歴史なんですね。

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第1次世界大戦っていうのはアジア、アフリカを植民地にすることが少なかったドイツと、それから植民地の利益で生活したイギリス、フランスとの、基本的には争いなんですね。
ロシアはウラル山脈以東の、アジアを取りましたから、まあそれが植民地みたいなものだったんですけどね。
それだからこれは第1次世界大戦じゃなくて、これ名前間違ってるんで、歴史家の人はできるだけ早く変えてほしいですね、これもね。第1次欧州戦争ですよ。第1次欧州大戦争って言ってもいいですけどね。

まあこれは、ドイツ帝国、その頃はドイツ帝国だったんです、まだ民主的な国じゃありませんでした。ロシアもその頃はロシア帝国でしたね。イギリス、フランスはまあ民主主義だったんですけど、それとの戦いだったわけですね。
ですからまあドイツとオーストリア帝国ですね。それからトルコ王国、オスマントルコ、これがですね、トルコ帝国かな、帝国のメンバー、あるいは出遅れた人たち、ドイツ、オーストリア、トルコ、それに対して植民地を多く持っていた、植民地を多く持っていたっていうのは悪辣だってことですよ、他人は働かせるっていうんですから。その戦いだった。

第2次世界大戦っていうのは、これは2つに完全に分かれると思いますね。よくあの日独伊三国同盟なんて言ってますけど、何の効果もありませんでした。ドイツがソ連に攻め入ってもですね、同盟があるのに日本はソ連に攻め入らなかったですね。何の連絡もなかったですよ。ドイツのヒットラーからね。
同盟を結んでるんだからお前らもソ連に行け、なんて全然なかったんですね。ですからこれも第2次ヨーロッパ大戦争って言ってもいいですね。ヨーロッパ戦争と、アジアの植民地解放戦争。これ日本がやったものですね。大東亜戦争って言ってもいいんですけど。大東亜戦争という名前の中には、植民地解放という意味がありますからね。

その当時アジアはありませんでした。インドネシアはオランダ領、インドからビルマとかマレーシアとか、みんなこれはイギリス領。インドシナはフランス領、フィリピンはアメリカ領でしたから。まあ名前も違いましたね。インドネシアなんて名前じゃなくて、オランダ領東インドと言ってましたからね。
ですからそれの解放運動だったわけですね。それは日本を守るとともにですよ。日本が最後の植民地になろうとしてたわけですね。それを自国を守るとともに、アジアの諸国の植民地解放として働いたということです。

中国は白人側に寝返りました。それで戦争が終わった後、中国は植民地を4つぐらい作りましたね。チベットがそうです。ウイグルがそう、モンゴルがそうで、南ですね、それから満州がそう。それから北朝鮮も、それから北ベトナムも植民地にしようとして、現在今度は台湾を植民地にしようとしておりますね。完全に白人側の考え方ということですね。

で、これを見ると分かりますように、従ってこの第1次世界大戦、第2次世界大戦というのをちょっと言い直して、第1次世界大戦と第2次世界大戦を第1次ヨーロッパ戦争、第2次ヨーロッパ戦争って分けて、日本の植民地解放戦線は別にしますと、この第2次世界大戦の死者5,000万ぐらいの人ですね。普通6,000万と大雑把に言っておりますが、まあ5,500万ぐらいの人のうち500万人ぐらいが植民地開放戦線で死にました。ちょうどこの2つに分けて、第1次ヨーロッパ戦争、第2次ヨーロッパ戦争、それからアジアにおける植民地解放戦争と分けますと、500万人ぐらいが亡くなっておりますね。

それでヨーロッパはこの16世紀からドイツの農民戦争、それからオランダの独立戦争、それから30年戦争、スペイン継承戦争、7年戦争、フランス革命、フランス革命はナポレオン戦争が入りますね。それからクリミア戦争ですね。それからアメリカの南北戦争は国内ですけどね。それからあとは普仏戦争ですね。普仏の普っていうのは当時のプロイセン、ドイツですね。ドイツとフランスの戦争ですね。それから米西戦争。これはアメリカとスペインですね。つまりこの辺の大きな戦争って全部白人同士なんですよ、白人同士。

全然他の国が出てきません。アジアもこういう大きな戦争ありませんね。それからこの前の大きな戦争が終わって、中国、国国共内戦よりかむしろ朝鮮動乱、ベトナム戦争よりかむしろその前ですね、1978年が中国がベトナムに侵入したものなのでその後もですね。まあちょっとは少し白人と誰かという感じです。
アフガニスタンもソ連ですしね。それからその他も、ベトナム戦争はもちろん大きな戦争でした。それでですね。やっぱりこの我々が今はっきり分からなきゃなんないのは、白人というのは非常に戦闘的なんですね。なぜ戦闘的か、ったら他人のものは自分の物、っていう考え方なんですね。

日本人は他人のものは他人のもの、自分のものは自分のもの。トイレ掃除も自分ですると。ところ白人はトイレ掃除は奴隷にやらせると、こういう考え方ですね。それで労働は悪である。犯罪である、まあそういう考えですね。
キリスト教が必ずしもそうだとも言えないんですけども、一応ですね、エデンの園からアダムとイブが追放されて、神様に、その神様がやっちゃいけないということをやったので、その罰として労働しなきゃいけない。
日本は全然違って、労働は恩を返すんだよっていう、全く180度違うんですね。ですから日本が非常に強かった頃、日本は平安時代の終わりからものすごく強い国で、アジアではもちろん一番強い国だったんですけど、決してフィリピンとかインドネシアとかその方に領土を拡大しようとは思いませんでした。
ヨーロッパ人の考え通りに日本人が考えたらですね、その頃のフィリピンとかインドネシアを占領して、そこを植民地としてその人たちに働かせて、日本人はただ遊んで暮らすだけと。それからあるいは奴隷として連れてきて日本で使役させるというようなことになったでしょうね。そうすれば日本の文化、例えば音楽とか絵画、こういうのは少し進んだかもしれませんね。だけどどっちがいいんでしょうかね。

ヨーロッパのようにアジアの人たちを全部殺したり植民地にしたりして、自分たちは紅茶を飲み、ピアノを弾く。それから文学を書くというのと、それから日本のように労働を重んじて、少し文化が遅れてもですね、みんなでやっていこうじゃないかという文化と、どっちがいいか。これは人によって違うと思いますね。
私は日本人であるので、やはり恩返しとしての仕事をやり、人のものは人のもの、自分のものは自分のもの、自分のことは自分んだろうというふうに思いますけどね。

最近の日本人ではそうじゃない人がもてはやされてるようですね。人のお金をうんと取って、東京に住んで、いい加減なこと言ってですね、いい加減なことって言ったらあれなんですけど、それでまあ結構マスコミなんかが持ち上げてるって人もいるんでね。
日本も随分、昔だったらね、昔だったらというか本来の日本だったらそういう人は馬鹿にしたものですよ。あいつは何やってんだ。ちゃんと仕事してないじゃないかって言ってると思いますね。

今日はこれ戦争ばかりの白人、つまり白人の文明の方が、日本の文明より劣っているということをはっきりしたいと思いますね。これは皆さん、日本人は心優しいですから、あまり人のことを、、、日本人はね、日本人のことを誹謗中傷するのは平気なんですよ。
例えば僕なんかここで言いますとね、もうあのネットなんかもガンガン、武田はなんだ、武田はなんだって。それもね、理由をちゃんと言わずにお前は何も勉強せずにとかね、そんなことお前言ったって意味ないよとかいうような言い方で反撃していきますね。
ところは多分その人たちはね、イギリス人とかアメリカ人に、はっはーってひれ伏するんですよ。ちょっと日本人の従来の誇り高き日本人とはちょっと違う日本人が、結構最近増えてきてるなという感じはします。

今日の話はちょっと散漫になりましたが、このグラフを見てですね、それで第1次世界大戦、第2次世界大戦は第1次ヨーロッパ大戦、第2次ヨーロッパ大戦というのをこのヨーロッパが世界ですからね。アメリカ大陸発見なんて、アメリカ大陸は昔から人が住んであって、白人がアメリカ大陸があるんだと分かったら、アメリカ大陸発見なんていうのはおこがましいんです。そういうのにね、憧れる日本人がいるって事が悲しいですね。
日本人の文明の方がはるかに優れていうふうに思います。
戦争も全く少なかったですね。

武田邦彦　ヒバリクラブ
日本と科学（12）「戦争ばかりの白人」令和5年1月12日
https://youtu.be/-0di35ixJkw

表の出典
社会実情データ図録/本川裕氏
https://honkawa2.sakura.ne.jp/5228.html

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