2016年05月05日
都立中高一貫校 6年生から都立中高一貫校を目指すメリット 〜 遅いと諦めることなかれ! 〜
★ 我が家には今年も受験生が・・・
気がつけば、ゴールデンウイークも終盤となりました。
受験(受検)を予定している家庭では、ゴールデンウイークが明けると、徐々に生活スタイルが本格的な受験(受検)モードに切り替わってくるものと思います。
我が家の場合、来年は長女の大学受験が控えていて、今年も受験生がいます・・・。
子供が3人いると、なんだかんだと毎年のように、誰かが受験(受検)勉強をしている感じです。
長女は、子供の頃から医者なるのが夢で、大学も医学部を目指しています。
そういう状況なので、私は最近、長女に次の3点を口が酸っぱくなるまで繰り返し言っています。
〇 どこの医学部でも良いが、何が何でも国公立に行ってくれ!
〇 君の後ろに弟と妹も控えているんだから、浪人はやめてくれ!!
〇 医者になっても良いが、くだらんタレント女医のようになるんじゃないよ!!!
こんな感じで、とにかく我が家の経済的破綻を避けるべく、娘にはエコノミー教育コースから逸れないようにしつこく釘を刺しています。(笑)
あと、医者になるということは自分よりも他人のために生きる覚悟が必要だよ、わかってるのかい?と、娘の自覚を促しています(ぜひ人様のお役に立つ医者になってもらいたいですから)。
おっと、気がつけば、またどうでも良い娘の話を長々と書いてしまいました。
さて、今日は、6年生から都立中高一貫校を目指すメリット を話したいと思います。
★ 小6では遅いと諦めることなかれ!
今の時代、中学受験の準備は、小学4年生ぐらいから始めるのが普通と聞きます。
小学校5年からの開始でも遅く、小学6年生から受験勉強し始めるなどあり得ない話らしいです。
しかし、都立中高一貫校の適正検査について言えば、受検(受験)勉強の早期開始が合格率アップに繋がるとは限らないと思っています。
受検(受験)勉強開始時期と合格率の関係の統計値などは存在しないので、これはあくまでも私の推測です。
しかし、適正検査の内容を見れば、疑う余地はないと考えています。
都立中高一貫校の適性検査では、「物事を論理的に考える力」を問うてきます。
(今までの記事でも同じようなことを何度も書いていますが。)
「この論理的に考える力」は、子供が能動的に勉強しない限り身につかない力です。
早い時期から塾に通っていても、子供が自ら積極的に考えて勉強していない限り、全く身についていないだろうと思います。
だからこそ、都立中高一貫校の受検は、小学6年生からでもチャレンジできる、そして十分に合格を狙えるのです。
私の長男は、本格的に受験勉強を始めたのが小学6年生の夏休みからでしたが、大丈夫でした。
特に「算数のできる数字に強い子供」は、今から受検勉強を始めても十分に間に合うと、私は見ています。
(もう少し詳しく知りたい方は、次の過去記事の「★ 基本的な能力は必要」部分をお読みください。)
(クリックして下さい ⇒ 【都立中高一貫校】 「6年生」からの都立中高一貫校の目指し方)
★ 小6は本格的な勉強開始に最適な時期
あと、私は、小学6年生でしっかりと勉強すると、その後の展開がかなり変わると思っています。
「小学6年生での1年間の勉強は、その後の高校受験や大学受験に繋がる最初の一歩」と言うことです。
私は3人の子供達を見ていて思うのですが、小学6年生ぐらいになると、精神はまだ未熟ながら、思考力は先行して急激に成長しはじめます。
ただ、中学生になると、今度は精神が成長し始めて反抗期に突入し、大半の子供は親と一緒に勉強することを強く拒絶し始めます(そもそも、親の方も勉強内容が難しくなり気軽に指導できなくなりますが)。
言い換えると、親として思考力を高く伸ばした子供と一緒に勉強できるのは小学6年生の1年間だけということなのです。
親として扱いやすいこの小学6年生の1年間で、子供の思考力を更に大きく引き上げる勉強ができると、間違いなく、その後の子供の進学に良い影響を与えます。
このように考えると、都立中高一貫校を目指すのは、小学6年生で勉強に打ち込む非常に良いきっかけと思うのです。
当然ながら、このきっかけでチャンスを掴み、都立中高一貫校に合格できれば非常に良いことだと思います。
しかし、運悪く都立中高一貫校に不合格となっても、深く思考する力や勉強への姿勢という非常に大きなものを得ることができるのですから、次の高校受験や大学受験につながる貴重な経験ができるのです。
★ 環境は大きく変わりつつある
この記事の最初に、私の長女のことを書きました。
私の長女は、一般の公立中学校を卒業し、都立トップ校の一つに入学しました。
大学受験に有利と言われる中高一貫教育とは無縁の世界で勉強してきた訳ですが、今は国公立大学の医学部を十分に狙える位置にいます。
医学部でなければ、東大も射程圏に入るぐらいの学力を持っています。
実際、私の娘のように、公立中学校から都立高校に進むコースからでも、難関国立大学に進学する子供が年々増えています。
まあ、「あんたの長女の自慢話を持ち出さなくても、今年の日比谷や西の大学合格実績を見れば良くわかるよ。」と言われそうですが・・・。
都立高校(中高一貫校も含め)は、ここ10年程で着実に実力をつけました。
都立中高一貫校を受検して不合格となり、一般の公立中学校に入ったとしても、レベルの高い都立高校に進学し、そして希望する大学を狙うのは十分可能です。
しかし、高校進学時や大学受験時に希望を叶えるには、多くの人が気づいていない「小学6年生での勉強」が非常に重要と思っています。
この小学6先生の勉強で上手く良い流れを掴めば、あとはそのまま順風に乗ると思います。
既に書いていることの繰り返しになりますが、「小学6年生での1年間の勉強は、その後の高校受験や大学受験に繋がる最初の一歩」なのです。
小学6年生からの本格的な勉強のきっかけに、都立中高一貫校へのチャレンジを考えると良いと思いますが、いかがでしょうか。
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J.F.ケネディやビル.クリントンなど多くの欧米政治家が尊敬する江戸中期の米沢藩主上杉鷹山の名言。
私はこの言葉からいつもパワーを頂いています。
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<ご参考>
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※ 2016年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:白鴎(41名)、桜修館(41名)、三鷹(27名)、小石川(22名)、九段(21名)、南多摩(20名)、大泉(19名)、富士(17名)、立川国際(17名) 、武蔵(15名)、両国(11名)
Z会は適性検査と同じ「考えさせる」系統の問題が多いため、このように大勢が各都立中高一貫校で合格しているのだろうと思います。
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都立中高一貫校の適性検査対策は、「論理的な」考え方を身に付けることです。
各校で出題形式に差がありますが、作文はいかに論理的な文章を書けるかがポイントとなります。
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しかし、ここで紹介する”のうだま―やる気の秘密”は、科学的根拠に基づく事実を簡単に説明している本です。
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以上
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コメントありがとうございます。
まず、来年娘さんが受検とのこと、ぜひ頑張ってほしいと思います。
このブログを更新する際、私はよくネットで参考になりそうな情報を探します。
その際、私立中学との併願ありきで都立中高一貫校を受検するという書き込みなどをよく見かけます。
ただ、私はこれはかなりリスクを伴うものだと思うのです。
また、リスクに見合うリターンがあれば良いのですが、都立第一志望の家庭にとって、果たして大きなリターンがあるのか・・・と思うのです。
やはり、私立と都立では、試験(適性検査)の傾向・内容がかなり違いますから、両方の合格を狙うのはなかなか難しいものです。
私立中学でも御三家レベルを狙える子供であれば、この程度のことはリスクに入らないのかもしれません。
しかし、中堅私立レベルを考えている子供の場合、私立と都立の両方を落としてしまう覚悟が必要と思います。
世の中の状況はかなり変わってきています。
都立高校もかなりレベルが上がってきていますから、都立中高一貫校が残念な結果になり一般の公立中学に進むことになっても、高校進学時にレベルの高い都立高校を狙うでも良いと思いますから。
ぜひ、効率よく勉強して、頑張って下さい!
来年受検を控えた娘をもつ父親として大変参考になり、記事を
書いて頂き、ありがとうございます.
特に、戦略が重要であるとの点は、全く仰る通りだと痛感しました.
ともすると、どの教材を何ページやってということに終始しがちです.
しかし時間は有限である一方、やるべき教材などいくらでもあり、
永遠に終わらないのです(笑).
一歩引いて俯瞰し、勝つための方策を練る・・・まずこれですね.
来年受検を控えた娘をもつ父親として大変参考になり、記事を
書いて頂き、ありがとうございます.
特に、戦略が重要であるとの点は、全く仰る通りだと痛感しました.
ともすると、どの教材を何ページやってということに終始しがちです.
しかし時間は有限である一方、やるべき教材などいくらでもあり、
永遠に終わらないのです(笑).
一歩引いて俯瞰し、勝つための方策を練る・・・まずこれですね.