アフィリエイト広告を利用しています

2023年01月29日

黒色を選ぼう

色の三原色って聞いた事ありますよね。
RGBレッドグリーンブルーの加算混合と
CMYシアン マゼンタ イエローの減算混合とありますよね。
ここではプラモデルの塗料についてお話するので減算混合でのお話になります。

理屈では色の三原色を様々な比率で混ぜることにより多様な色が作れる事になります。
唯一白だけは作れません
三原色を均等に混ぜると黒になる
そう言うのは授業で習って知ってる方も多いと思います。

そして、実はこの白と黒って色が厄介な存在でして
本当の純白
本当の漆黒
ってのは世の中に存在しない訳です。
色はなんで感じるかと言えば可視光線の波長を誰を吸収しどれを反射してるかで認知しています。

純白ってのは、全ての波長を反射してる状態
黒は全ての波長を吸収してる状態とも言えます。

しかし、世の中
そんな物質は存在しません
その為。限りなく白に近い何かとか黒に近い何かになります。

例えば車のプラモデルを製作してて
この車は黒だからブラックの塗料で塗装すればいいやと塗装したら、微妙にイメージが違うなんて事も発生します。

黒と一言で言っても、先述した通り完全な黒は存在しないので
黒に近い他の色が混じった色なんです。

塗装業界特に車の鈑金塗装なんかでは
黒を指して【赤い】と言ったりします。
黒を赤と言うんです。
最初は何言ってるんだ?黒は黒やろって思ってたんですけど
色んな黒を観察してみると【赤い】って言われたのが理解出来るんですよ。
あー確かに【赤だ】
そう限りなく黒に近い赤
限りなく黒に近い青とかね。

ご自身が所有してる黒色塗料は赤なのか?青なのか?黄色なのか?

白色も赤なのか黄色なのか青なのか?

これを把握しておくと、イメージ通りに調色する際に役に立ちます。

まー難しいこと考えずに、C1ブラック塗装しとけばええんですけどね。

そんな訳で調色にこだわる方は、各社の色と黒揃えて置くと幸せになれますよって、お話でした。

ちょっとした大きな違い

模型店に行くと沢山の種類の塗料があります。
実に色とりどりですよね。
同じように画材店さんに行っても、沢山の絵の具が売っています。
でもここには大きな違いがあります。

画材店では、絵を描く方が風景画を描きたいからとイメージにあった絵の具を選びます。

では模型店ではどうでしょうか?

作りたいプラモデルのイメージにあった塗料を買いにくる?
意外とそうじゃなくて「指定された色を買いに来る」「〇〇用と銘打った塗料を買いに来る」
と大きな違いがあります。

画材店でこれは空用の絵の具とか、木を描く為の絵の具なんてのは無いのに
プラモデル用は、それ専用みたいに謳った塗料が沢山あります。

よく、あー〇〇カラーがないぃぃ作るないぃぃって聞きますけど
ご自身の製作イメージに合致すれば、どんな塗料でも良いんだよと店頭ではお話ししてます。

確かにFSナンバーのカラーなんかは実機を模したカラーだと思いますけど
それで塗装した結果、ご自身のイメージに合うか?は別問題なんですよね。

実は皆んなそんな事はわかってる
でもついつい指定色を買うのは、自身の選択で間違えたくないと言う心理が大きいんだと思います。

プラモデル製作して失敗はつきものですし、失敗してもやり直したりすれば良いじゃんって思う人も居るとは思いますけど

なまじプラモデルは組立説明書があり、本来なら失敗しない物と言うプレッシャーみたいな物が存在するんです。

なので失敗すると凹む

絵を描いていて失敗したぁぁと
プラモデル製作してての失敗したぁぁは
実は似てはなる物なのかも知れません

話を戻して
最初は皆んな説明書通りの指定色で塗装してるのですが、ある時を境に気にしなくなるケースが出てきます。

それはどんな時か?

【ウェザリング塗装】を始めたから

ウェザリング塗装するようになると、最初に塗装した色はメチャクチャになります。
場合によってはイメージと、大きくかけ離れてしまいます。
そうなると、イメージ通りに作るには指定色無視してイメージを優先した色選びをする様になってくるので
割と指定色を気にしなくなってきます。

ウェザリング塗装は、絵画塗装に通じる所があるのかも知れませんね。
同じ油彩や画材使うので、そうなるのかな?

そんな訳で、特に何が言いたい訳でもないですけど
同じように何百色売ってる模型店と画材店でも
色選びの基準が全然違うんだよって、お話しでした。

何故別売なのか?

よく某社のキットでデカールは別売のケースがあり
「デカール同梱してくれたらなぁ」と思うし、そう言う声も良く聞きます。

さて何故別売なのか?
当然コスト問題があります。
たかがデカール一枚も思うかもですが、それによって販売価格も変わります。

1500円で売りたいと考えてる商品にデカールを封入すると1800円で売らないと採算が取れない

デカールが必要な方にはたった300円ですが、不必要な方からすれば単に高くなるだけでメリットがありません

割と使わないパーツが入ってるとメーカーにクレームが行くんです。
バリエーション展開キットでごっそり余剰パーツが発生するなんてキットもありますけど

余剰パーツ沢山でお得!って考えるのはコア層だけで
普通の人は、これ使わないならその分安くなればええのになーって考えるわけです。

価格であったり
ゴミが大量に出る!と言うクレームが実際にメーカーには寄せられるんですよ。

そして、もう一つ理由があります。

上級者向けのおまけパーツとしてデカールやエッチングをメーカーさんが気を利かせて入れたとして

それを使えない人からすると
折角頑張って製作したけど、それはまだ未完成と言われてる気がしてしまう事です。

えっ?なんで?って思うかもですけど

特に最近のカラー成形で接着剤も不要なプラモデルが増えて来ましたが、それ故に
誰でも組立完成出来る
そこにデカールやエッチングがあると
誰でもではなく、限られた人のみになる訳です。

昔のプラモや今のスケールモデルは未だに塗装必須の単色成形なので
あまり問題にはならないのですけど、それでもキット構成には気を使うそうです。

特にユーザー数が多くて裾野が広いジャンルは色んなレベルのユーザーが居るので気を使うみたいですね。

ここまで読んで、どう製作するか?使う使わないの選択肢は自由に選べば良いだけじゃん
って思う方も多いと思います。

成形色違いのキットで、「〇〇にしたいなら塗装すれば良いじゃん」
と思うのと同じで、出来る人にはそう感じる事でも
塗装出来ない、しない方にしてみれば成形色って大問題なのと同じなんですよ。

付属デカールを使うと言う選択肢と
塗装してカラーを変えると言う選択肢
一見違うようで本質は同じなんです。

出来る人にはデカール付属はありがたい
カラーの塗り替えも厭わないかもですけど
そうじゃ無い方の方が圧倒的に多いのが現実なんです。

おそらく、キットの内容構成見てると
日本だけなのかな?こう言う配慮みたいななのは?と感じる事もありますけどね。

そんな訳で付属してくれれば良いのになぁと思うケースも
コスト問題やこう言う兼ね合いもあって付属しないケースもありますよってお話です。

リンク集
コードをコピー 戻る次へ 3. ログインステータスを確認する
<< 2023年01月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
月別アーカイブ