「時間は存在しない」
カルロ・ロヴェッリ / 冨永星
定価: ￥ 2,200
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●物体は周囲の時間を減速させる
●質量が大きい程時間の減速は大きくなる
●物体は時間がゆっくり経過する方向に向けて動く（重量の力）
● 動く速さが違うだけで流れる時間の速さが違う（速い方が時間が遅く流れる）
●高さが違うだけで流れる時間の速さが違う（低い方が遅く時間が流れる）
●流れる時間の速さは無限通りにあり、
「時間」とはその相対的なもので「本物の時間は存在しない」
●「時間」と「熱」には深い繋がりがある
●「熱」が熱いものから冷たい物に移動する時、「時間（逆再生した時に理屈が合わなくてなる出来事）」という変化が発生する
●「現在」とは宇宙全体ではなく自分を囲む「泡」のような近くだけの物
●時間とは「エントロピーの低い状態」から「エントロピーの高い状態」になった変化である
●エントロピーとは、
トランプで例えると、シャッフルする前の赤が連続してまとまっている状態が「エントロピーが低い状態」
シャッフルして赤と黒が混ざっている状態が「エントロピーが高い状態」
