とある人事の読書目録

地震の影響で採用活動を遅らせてる企業が多いよってのは前の記事で書いたけど、

それでも、エントリーシートは書かないとなのは変わりません。

提出期限が延びただけで…

さて、提出されたエントリーシートを採用担当者はどれだけ捌くのでしょうか。

みなさんがよく知っている企業になると、数万人分のものを捌くと言われています。






もちろん、すべてを一人で見るわけではなく、数人で手分けして読んでいくわけですが、

それでも、一枚あたりにかけられる時間はよくて１分。場合によっては３０秒とも言われています。

ちなみに、私はすべてのエントリーシートを読みますし、今の時期だと２分くらいかけて読んでます。

だいたい今のペースは１日あたり５０枚くらいでしょうか。

さて、みなさんの渾身の作品とも言えるエントリーシートですが、何を基準に判断しているのか気になりますよね。

というわけで、少しだけ説明していきたいと思います。

今はウェブでエントリーシートを提出する所もありますが、これから書く内容は紙ベースのエントリーシートということで話しをしていきます。

まず、大切なこと。

それは、読む相手は人間であるということを忘れないことです。

学生のみなさんは、エントリーシートを「書く」ということにばかり集中して、

読む相手の事を忘れてはいませんか？

読み手を読む気にさせるものになっていますか？

字が上手い下手ということではありません。

読みやすい字の大きさか、字と字のスペースは適切か、走り書きになっていないか。

そういった、小さなことを蔑ろにしてはいないでしょうか。

パソコンを使えばたしかにきれいな文字で読みやすくもなるでしょうが、

あえて手書きにしているのには理由があります。

手書きにはその人の「人となり」が表れるからです。

まあ、字だけで合否を決めることはありませんが、「ああ、こういう人なんだな」という先入観を与えることは間違いありません。

「自分は度胸があります」と書かれていても、字が小さければ、どうしてもそれを信じることができなくなってしまいます。

そんなところでマイナスの印象を持たれないように、今一度自分の書いているエントリーシートを見直してはいかがでしょうか。

納得の出来のエントリーシートは必ず相手にも伝わります！！

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