とある人事の読書目録

時事通信 1月21日(土)15時36分配信
資生堂は21日、初の男性向け就活メーク講座を都内で開催。同社のカリスマ美容師・原田忠さんが、約100人の学生にスキンケアや髪型、まゆの手入れなど、相手に好印象を与える身だしなみのテクニックを伝授した。

ふーん。

これの意味について少し考えてみよう。





男性にメークやら何やらは必要か。

まあぶっちゃけ要らないよね。

まったく要らないってわけじゃなくて、社会人としてある程度のレベルあればいいよねってこと。

まあ、最初だから少しきっちりしてる方が年寄りからはよく見られるか。

どこの企業も、就職活動を大きな市場と捉えている。

不安を煽って商売にしているわけだ。

なぜなら、学生には情報がないから。

採用基準なんて、基本的には公開していない。

だから、何が悪くて不採用になったのか学生には分からないし、企業も基本的には教えないよね。

で、学生は分からないなりに「悪かったと思われるであろうこと」をなくそうとするわけだ。

それが話した内容なのか、テストの結果なのか、それとも入室した際の挨拶なのか。

それは実際に面接なりを担当した人にしか分からない。

しかし、不合格という事実は事実なのである。

で、こういう業界は何ていうか。

「人は見た目が8割です。」「人の印象は3秒で決まる」とかなんとか。

「だから、皆さんも身だしなみをきちんとしましょう」

と。

確かに、見た目は大切だし、印象は3秒で決まるらしいが、そこは本質だろうか。

社会人でも、髪がボサボサな人ときちんと整えられている人とどっちが印象がいいか。

その程度のことなのである。

それをどうして殊更大きく取り上げる必要があるのか。

そこまで学生はバカにされてるのか、バカなのかは知らないけど。

リクルートスーツがいい例だわ。

紳士服屋も、学生が何も知らないからって適当なサイズのもの持ってくるし。

この前、スーツ屋に行って「リクルートスーツなるもの」を試しに選んでもらったが全然サイズ合ってないの。

「リクルートスーツはこういうものなんですよー」って。

シャツの袖も首周りも合ってないし。

どうみても胴回りブカブカだわ。

だからリクルートスーツを来た学生はちんちくりんに見えるんだよ。

学生もいいように踊らされてるなー。

無知は平和であり、罪なのだ。
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