とある人事の読書目録

そろそろ最終面接に到達してきた学生さんが増えてきたころではないでしょうか。

うちの会社も最終面接を何度か行っていますが、幾多の選考を突破してきただけあって、

なかなか優秀な人が残ってるなと感じます。

ですが、やはりそのなかでも内定の出る人、出ない人と別れてしまうんですよね。

それは一体どこにあるのでしょうか。




※このブログで取り上げている採用についての話はすべて総合職に関しての事です。
専門職などの場合では当てはまらないケースがありますのでご了承ください。

まず1つ目は、その人が職場で活躍できるフィールドがあるかどうかということです。

どれだけ能力が高くても、会社で活躍できるフィールドがなければ、

残念ながら不合格とするケースは非常に多いです。

「優秀だけどうちの部門では使えないから他の部門で使えそうなら採用したら？」

という場合があるのですが、最終的にいろいろな部門を経験する可能性を考慮したら

そういう人を採用する事はできなくなってしまいます。

２つ目に、その会社に入社する気があるかどうかです。

どれだけ「御社が第一志望です」と言っていても、他に選考を進めている会社や今まで受けてきた

会社が全然別分野の場合、「そういった分野に進みたいんだろうな」と判断してしまいます。

また、そういった場合にはその人に一貫性が無いと判断し、ここで不合格となる場合もあります。


なによりも大体のところが、最終面接で相手するのは学生より３０歳も年を重ねた経営層の人達だと

思います。

その経営層の人が、会社の利益につながると判断した学生には当然内定を出します。

入社したい企業に対しては、自分がどれだけその会社に利益をもたらすことが出来るかアピール

する事が大切になってきます。

そのためにはその会社のことを知らなければなりませんので、企業研究は必ずしておきましょう。
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