スーパーカーニュース

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現役のジェームズ・ボンドの俳優のダニエル・クレイグは、これまで映画007の中でコードネーム「007」として英国の秘密期間、MI6のスパイ役として４本の映画で演じ大成功を収めています。
そして、クレイグはチャリティの一環として、４年前に彼のために作られたアストンマーティンの限定モデルをオークションに出品すると、オークション会社のクリスティーズが発表しました。




アストンマーティンが初めて映画007シリーズに登場したのは50年以上も前のことで、1964年の「ゴールドフィンガー」の中で、当時の007のショーン・コネリーが運転するシルバーのアストンマーティンDB5がアストンマーティンとして最初のボンドカーでした。以後、他のクルマがボンドカーとして使用された作品もありましたが、クレイグが出演した最近の４作では、全てアストンマーティンがボンドカーとしてスクリーンに登場しています。

そんなクレイグがオークションに出品する個人のクルマは、アストンマーティンが100周年を記念して100名のセレブのために100台のみ限定生産した2014年型のヴァンキッシュで、一台一台シリアルナンバーが入っています。当然のことながら、シリアルナンバーは007です。

オークション会社のクリスティーズ、エクセプショナル・セールのディレクター　ベッキー・マクガイア氏はインタビューで「彼のキャリアを称賛するオマージュだったのです」と語っており、「クレイグ氏の演じたジェームズ・ボンドを、アストンマーティンは高く評価しているのでしょう。もちろん、世界中にいる大勢のファン達もです」とも続けています。

この限定モデルのボディカラーはミッドナイト・ブルーで、インテリアのレザーにはダークブルーが選ばれており、これはクレイグ本人がデニムやダークカラーを好むためにこのカラーになったようです。

収益はニューヨークを拠点とした慈善団体のオポチュニティ・ネットワークに寄付され、恵まれない環境にある学生たちの大学進学や就職の手助けをする団体です。
クレイグと、彼の妻である女優のレイチェル・ワイズはこの団体の役員を務めているために今回のオークションに参加することになったようです。



クレイグのヴァンキッシュの予想落札価格は、40万〜60万ドル（約4,200万〜6,300万円）とされています。クリスティーズのショールームでは2月27日から3月3日まで展示され、その後会場となるニューヨークへ移されます。オークションは4月20日にニューヨークで開かれ、クリスティーズ恒例の装飾美術の傑作を集めたエクセプショナル・セールに出品される。

そして昨年、クレイグはジェームズ・ボンド役を最後にあと１度だけ演じると契約をまとめ、第24作目となる次回作の最新の007は2019年11月8日の公開予定です。

フェラーリは488 GTBのハードコアモデルとなる488ピスタを発表しました。当初予定されていたGTOの名前は使わずにピスタという名前でのデビューになりますが、スペチアーレに間違いはありません。
ピスタという名前は日本語でサーキットの意味で、よりサーキットでの走行をメインに作られたモデルであるということがわかります。



488ピスタは458イタリアの458スペチアーレに当たるモデルで、直接的なライバルはこちらもサーキット走行をメインに考えられたポルシェ911 GT2 RSになります。エンジンはフェラーリ史上もっともパワフルなV8エンジンになり、フェラーリはこれを「extreme evolution（＝とてつもない進化）」と表現している。488ピスタに搭載されているエンジンは3.9リッターV8ツインターボ・エンジンは721馬力を8000rpm、78.5kg-mを3000rpmで発生させる驚異的なスペックになっています。そしてトルクはどの回転域でも488 GTBを上回り、エンジンサウンドは「どのギアでも、どの回転域でも高音」とフェラーリは行っています。0-100km/hの加速タイムは2.85秒になり、この数値はラ フェラーリの公式記録の3秒以下というタイムに迫ります。そして最高速は340km/hと発表されています。



488ピスタは徹底した軽量化が計られており、インコINCO社の耐熱／耐食合金の総称のエグゾースト・マニフォールドや、軽量クランクシャフト、軽量フライホイール、チタン製コンロッド、そしてカーボン製インテークなど専用のパーツのおかげで車重は1280kgに仕上がっており、488 GTBに比べると90kg軽く仕上がっています。

エアロダイナミックスは488 GTEゆずりの前後エアロのおかげでダウンフォースは20％もアップしていて、SダクトはF1からヒントを得てデザインをされています。そして、フェラーリは「フェラーリ・ダイナミック・エンハンサー」と呼ばれるキャリパーのブレーキ圧を調整するソフトウェアで、コーナリング時のハンドリングに好影響をおよぼすシステムを世界初採用していますのでハードなブレーキングを繰り返すサーキットで威力を発揮させます。またトラクションコントロールも進化が見られ、スライドスリップ・アングル・コントロールシステムはマクラーレン720Sのようにドリフト状態に持ち込むこともできます。




装着されるホイールは20インチのカーボン製で、エンジンカバーやバンパー、リアスポイラーもカーボンとなります。受注受付は、来月のジュネーブモーターショーの公式デビュー後になり、予想価格は3300万円前後と見られています。

ポルシェは718ケイマンGT4の寒冷テストをしているところを北欧で目撃されました。開発は最終段階に入っているようでカモフラージュがほぼない市販車モデルでテストをしていました。新型の718ケイマンGT4には911GT３のエンジンが搭載される噂もありきになるモデルです。




718ケイマンとボクスターはポルシェの中でもエントリーモデルで911につながるスポーティさや快適性を兼ね備えたモデルです。中でもGT4は911GT3のようにハードコアなモデルでよりサーキット走行を主に考えられたモデルです。











新型の718 ケイマンGT4は現行の911GT3の４リッターフラット6エンジンを搭載する見込みで、最高出力は450馬力程度と見られ、トランスミッションも911のPDKが合わせられる見込みです。

ワールドプレミアは今年中と見られます。