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2015年12月14日

スティルウェルと中国

今日の中国中央テレビのドキュメンタリーチャンネルの番組「大後方」で取り上げられていたのはアメリカから中国に派遣された軍参謀のスティルウェル将軍であった。スティルウェルと中国とのかかわりは古く、1911年の辛亥革命前後にも一度派遣されている。1920年には中国語を学び再び中国に派遣され情報活動を行い、日本のシベリア出兵などの情報を探っている。また1926年から1929年までは再び中国に派遣され、日本と張作霖の関係などについて報告を行っている。つまり、一貫して中国での情報活動に当たっていたことが第二次世界大戦中に再度中国に派遣された理由であった。
スティルウェル
スティルウェルは1935年から1939年に蒋介石の参謀長として再び中国にもどるが、蒋介石とはたびたび作戦上の意見が合わずに衝突し二人の関係は険悪な状態であった。さらにスティルウェルはアグネス・スメドレーからの影響で共産党軍への共感を抱いており、共産党軍へ物資の配分などを行っていた。米国にもたびたび蒋介石の無能を訴えたため1944年にはルーズベルトが蒋介石にスティルウェルに作戦の実権を手渡すよう迫り、これに対し蒋介石はスティルウェルの解任を要求。結局はルーズベルトが譲歩してスティルウェルを解任した。

スティルウェルの作戦で有名なのは中国ビルマ遠征軍の結成で、1943年からインドやビルマから中国人を率いて日本軍と戦闘した。この中国ビルマ遠征軍を率いていた中国側の孫立人将軍は、後に蒋介石からクーデターの容疑を掛けられて軟禁されるがこれも孫立人とスティルウェル背後にいた米軍との密接な関係を危惧してのことであった。

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