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2015年12月07日

ジョージ・ハテム

中国中央テレビのドラマ「歴史永遠銘記」で取り上げられていたのは、中国共産党軍で軍医として従軍した外国人医師のジョージ・ハテム(中国名:馬海徳)である。共産党軍で軍医として従軍した外国人には、もう一人有名なベチューン(中国名:白救恩)というカナダ人もいる。

ジョージ・ハテムはレバノン系アメリカ人でニューヨーク州のバッファローに生まれた。その後にノースカロライナ大学やスイスのジュネーブ大学などで医学を学び、上海にやってきて診察所を開いた。1936年にジャーナリストのエドガー・スノーと共産党の根拠地を訪れて、医者が必要とされていることを知り共産党軍の軍医となる。
馬海得
中国人と結婚して1946年に中国共産党政権が誕生すると中国籍を申請して、外国人で初めて中国国籍を獲得した人物となった。文化大革命では迫害も受けたが、一貫して北京の病院で皮膚科の医者として勤務した。アラビア語を話し、中国のイスラム教徒からしばしば尊敬されたという。

共産党軍に加わった外国人の手記や報道を見てみると、中国国民党が腐敗ゆえに多くの外国人から非難されたのと対照的に、戦時期の中国共産党がその清貧さでまじめな外国人を引き付けたことがわかる。つまり中国が共産党政権の国家となったことには一定の内在的な歴史的原因があったことは否定できないのである。中国の共産化についてはアメリカの外交の失敗やコミンテルンの陰謀を強調する議論もあるが、それらのみに原因を帰することはできないだろう。

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