もろい暮し しみついたコンクリート
おきざられた公園 ちぎれた夢
ひろい集め 彼は育った
そこでは何もかもが 彼へとつながった
弱い陽ざしの窓辺から 彼はいつも夢見てた
どこへ行くと言うのだろう いつまでも乾いていた
やがて遠く 街をたどると
水たまりのぞきこみ 闇をなげた
無口にならべた Drug
夢に泣きはらした目 静かに迷いこみ
時のベッドをたどって 形の中でさまよう
散らばる空にさがした あの詩の続きを
ぼやけた瞳で 彼はあの日をのぼった
アスファルトを抱きしめて ぬくもりを失くしていた
ほら 上も下もないさ 求めるとは失くすこと
つながるもの否定すれば 過ちに傷つくだけ
彼は最後に祈った すべて許されることを
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