2015年12月05日
かえるくん親子の英語学習記 There is 〜、There are 〜の文A
かえるくんです
there で始まる英文を見てみましょう。
@There is a book . (そこに本があります)
いちばん見受けられるタイプの英文です。
There is/are 〜 で (そこに)〜にいます/〜にあります と訳します。
be動詞の次にある単語が本当の主語でこれが単数ならis,複数ならareとなります。
普通なら、これだけ教えて、演習を繰り返して問題が解けるようになったらOK!
って具合になります。でも、倒置は英語にはよくある話で英文記事の”見出し”は倒置が
多用されます。実際の英語の新聞・雑誌はインパクトを与えようと倒置だらけです。
英語も日本語も人に伝えるためにある言葉です。そして、何かを伝えようとして
”一番だったよ、クラスで!” とか ”俺だよ、一番やってられないのは・・・”
などのように、一番伝えたい言葉を先に言うことがあります。
”There is/are 〜” の英文を ”そこにあるんだよ!” を強調したい英文だと考えたら
どうでしょうか?
疑問詞の時にやったように、さきほどの英文の順番を入れ替えてみます。
AA book is there . (本がそこにあります)
there は「そこに」という意味の副詞です。見覚えがある英文ですね。
さて、”そこにあるんだよ!” を強調するために、thereを文頭に持ってきます。
するとこんな感じになります → BThere a book is.
そこで主語と動詞が倒置(入れ替わります)します。
すると@の英文になります。
”There is/are 〜” の英文を ”そこにあるんだよ!” を強調したい英文だから
こんな単語の順番になるんです。
副詞を強調するために文頭に置いたら、主語と動詞の倒置は必ず起こるのかと
いえば、そうではありません。主語が代名詞の時は、副詞が文頭に来ても倒置は
起きないのです。この倒置が起きないパターンで覚える英文はたった一つ。
Here you are. (さあ、どうぞ) だけです。
さて、これを踏まえて、今回覚えなきゃならないのは
There is a book on the desk. (机の上に本があります)
There are thirty students in our class. (私たちのクラスには30人の生徒がいます)
Here you are. (さあ、どうぞ)
これだけです。
くどくどと書いた内容は、なんとなく聞いたなあ・・・くらいで結構です。
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