2021年06月10日
妊娠に備えて加入するべき医療保険とは
*来店型保険ショップで5年近く無料相談のカウンセラー経験があります。
その経験から、保険の選び方について分かりやすくお伝えしていきたいと思います!
☆目次☆
- 妊娠する前に医療保険に加入するべき理由
- 女性用の医療保険ってどうなの?
- 終身型と定期型について
- 無料の保険相談を利用するメリット
- 筆者の場合は・・・
妊娠する前に医療保険に加入するべき理由
医療保険は、病気やケガで入院や手術をした場合に、給付条件について保障されるタイプがほとんどです。
0歳から加入できて、一生涯で保険料が変わらずに保障される商品もあるので、例えば社会人になったら加入を検討することをお勧めします。
ほとんどの保険は、3か月以内の通院や診察、5年以内の入院や手術歴、2年以内の健康診断結果について健康状態を記入する「告知書」とよばれる書類が、契約を申し込む時に発生します。
保険会社は健康状態の申告を確認して加入可否を判断します。
深刻な障害や病気の経歴があると、加入を断られることもあります。
もしくは、加入は認められるけれども、引き受け条件を提示される場合もあります。
例えば、すてに妊娠中であった場合には、「その子供の妊娠や出産については保障対象外」になってしまう場合がほとんどです。
ほとんどの医療保険は、無条件で加入した場合には妊娠に関わる病気や異常分娩に対して保障されます。
妊娠高血圧症や妊娠糖尿病、切迫早産、流産、帝王切開 etc・・・入院や手術をした場合には給付金が支払われます。
仮にその子供の妊娠中や分娩で上記のようなことが起きた場合には、出産後に保険に加入しようとすると告知書に状況を記入しなくてはならなくなります。
そうなると、「3年は妊娠や分娩について保障されません」となってしまうことがほとんどです。
場合によっては3年ではなく5年になることもあり、2人目以降の入院や手術に対しても保障対象外となってしまいます。
妊娠を希望する女性にとっては、3年でもかなり長いと感じます。
保障される年数に到達するまで待っていると、タイミングを逃してしまうことにもなりかねません。
特に母子の健康状態に異常がなくともありえる「帝王切開」ですが、これも告知事項に該当し、将来の引き受けに条件がついてしまうことが多いです。
女性用の医療保険ってどうなの?
女性用医療保険も、「女性疾病特約」が付いているので、その部分に対して保険料がかかります。
同じ年齢・性別・同商品で保険料が高い順に並べると、
日額5千円プラン < 日額5千円+女性疾病入院日額5千円プラン < 日額1万円プラン となります。
女性疾病で入院した場合にはお得な保険と言えますが、男性でもかかる病気で入院した場合は損な保険とも言えます。
ただ、男性疾病特約がある保険はまずないので、「女性だけの」という特別感はあります。
「子宮ガン・乳がんが身内にいるから心配」という方は検討してみても良いかもしれません。
終身型と定期型について
終身型は一生涯で保障され、定期型は契約期間限定で保障されます。
年齢が若い人ほど保険料が安いので、そのまま保険料と保障内容が変わらずに続く終身型はおススメです。
定期型は契約期間を更新すると、保険料が年齢で再計算されるので前契約よりも保険料は高くなります。
その為、メインの保障は終身型にした方が安心です。
定期型は一定期間の間で「上乗せ保障」として備えるのに適しています。
例えば不妊治療や妊娠分娩に備えて5年や10年の定期型を使って+α 手厚く備える方法もあります。
妊娠を希望しなくなったタイミングで解約すれば、メインで備えた終身型医療保険だけが残ります。
保険会社によって保障内容や保険料が違うので、会社を分けるのも良いです。
ただ、給付請求をする時に医師に記入してもらう書類があり、「証明書代」を請求される医療機関が多いです。
会社を別にした分だけ、証明書が必要になりますので、手間も費用もかかるのが懸念点と言えるかと思います。
保険相談を受けていると、「新しい商品が次々と出るから定期型の方が良いの?」と質問されることがあります。
確かに、保険の契約更新する間際に、保険会社から案内通知が届くので、そのタイミングで更新するか、新しいものに変えるか考えるチャンスがあります。
ただし、「健康状態に問題なければ」というリスクがあります。
今は健康でも、更新する時は分かりません。
新しい保険の方が引き受け条件が悪くなれば、保険料が高くなることを承知で契約更新することになりえます。
終身型に加入していても、自分の好きなタイミングで他商品を検討することは可能です。
より良い商品がみつかって、好条件で契約が成立したら、前の契約を解約すればOKです。
無料の保険相談を利用するメリット
無料の保険相談では、保険のプロに相談できる安心感があります。
複数の保険会社や商品を扱っている所に相談することで、色々な保険商品を同時に比較検討できます。
何度利用しても、何時間かかっても、相談料は無料です。
保険を申し込み、契約が成立した場合に、保険会社からその相談員や企業に報酬が支払われる仕組みになっています。
その場合も相談した側に費用負担はありません。
医療保険は特約が多いので、何が自分にとって必要なのかを自分で調べるのは大変過ぎて、途中で挫折してしまいがちです。
ここまで説明したポイントを押さえてから相談すると、ぐっと検討が楽になるはずです。
過去に入院した・手術したことがある、治療中の方で心配な人は、健康状態を事前に申告して、複数保険会社で加入可否や、引き受け条件有無を確認する「事前審査」ができます。
相談する時は、1年以内に受けた直近の健康診断結果表を持参するとスムーズです。
普段から薬を処方されて飲んでいる人は、お薬手帳を持参した方が告知書を記入する時に役立ちます。
事前審査は、自分の健康状態を審査してもらうことで、引き受け条件が良いものをピックアップし、その中から検討する方法です。
保険のプロに是非、頼ってみてください♪
筆者の場合は・・・
ちなみにこの記事を書いている筆者は25歳の時に、男女兼用の終身型医療保険(日額5000円プラン)に加入しました。
保険料は60歳で払い終えるようにしているので、それ以降は毎月保険料を支払わなくても保障は一生涯で続きます。
契約成立した翌月に、通勤途中で転倒し骨折、ボルトを入れる手術をしたのです・・・。
自分でも驚きました。人生って何が起きるか分からないことを実感しました。
通勤途中だったので、通勤災害として労災保険から入院や手術の費用を支払ってもらったので自己負担は0円。
健康保険からの傷病手当で、2/3の収入保障が貰えたので、働けない期間があっても家賃や光熱費を払うこともできました。
医療保険からも入院と手術で給付金が貰えて、実質1/3の収入保障くらいになったので本当に助かりました。
参考にしてもらえたら嬉しいですw
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