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2018年07月21日
7月21日は何に陽(ひ)が当たったか?
1987年7月21日は、テキサスのブルース・ロック・グループ、The Fabulous Thunderbirds(ファビュラス・サンダーバーズ。略称:Tバーズ)の6枚目のスタジオ・アルバム、"Hot Number"がリリースされた日です。1986年1月にリリースされ、全米で大ヒットを記録した前作"Tuff Enuff(Billboard200アルバムチャート13位)"に続き、テキサス・ブルースの人気をそのまま本作につなぎ、前作ほどではないものの200以内に49位に食い込むヒットとなり、ブルース・ロックの地位を維持しました。
The Fabulous Thunderbirdsは野太くかつ柔らかな歌声の持ち主であるバンドのヴォーカリスト、Kim Wilson(キム・ウィルソン,vo)と、ブルース・ギタリストのJimmie Vaughan(ジミー・ヴォーン。gtr)の2大看板で知られる、当時4人組編成のテキサス・ブルース・バンドです。ジミーは同じく名ブルース・ギタリストのStevie Ray Vaughan(スティーヴィー・レイ・ヴォーン。1954-1990。1990年8月27日事故により没)の兄としても有名です。
、前作"Tuff Enuff"からはタイトル曲"Tuff Enuff"がBillboard HOT100シングルチャートで10位まで駆け上がる大ヒットを記録し、セクシーなプロモーション・ビデオも話題になりました。個人的に大好きな"Wrap It Up"は1968年に人気ソウル・デュオSam and Dave(サム&デイブ)が放ったアルバム"I Thank You"に収録され、シングルとなったタイトル曲のB面に使用された楽曲で、"Isaac Hayes(アイザック・ヘイズ。1942-2008)とDavid Porter(デヴィッド・ポーター)のコンビで作られた格好いいナンバーで、Tバーズとしてもシングル・カットされ、50位まで上がりました。プロモーション・ビデオで左足を後ろの壁に突っかけてギターを弾くジミーの姿に酔いしれました。
前作の好評を博してリリースされた本作"Hot Number"は、彼らの持ち味を充分に発揮したブルース・アルバムはもちろんなのですが、前作に続くキャッチーなメロディも忘れずに練り込まれ、非常に耳に馴染みやすい楽曲が並びます。"Wrap It Up"風のノリの良いロック・ナンバーで、先行シングルとなった"Stand Back"はHOT100は76位止まりでしたが、メインストリームロックチャート(当時はAlbum Rock Tracks)ではトップ10入りを果たし(8位)、当時の人気の高さを証明しました。かつての音楽雑誌で、アメリカのロック・グループ、REO Speedwagon(REOスピードワゴン)のKevin Cronin(ケヴィン・クロウニン。vo,gtr)が当時絶賛していましたタイトル曲"Hot Number"は、シングルカットはされなかったですが、ザックザックとくるギターリフが心地よく、サザン・ロックにも通じたノリの良い楽曲です。またブルージーなバラード"Wasted Tears"やハイテンポな"It Comes To Me Naturally"といった特徴的なナンバーや、"Stand Back"をはじめとする、ゲスト参加のThe Memphis Hornsにおけるホーン・セクションがなんとも格好いい""Streets Gold"や"Sofa Circuit"など、テキサス・ブルースを基調としながらもポップで痛快なロックナンバーがズラリと並びます。
彼らの人気はこのあとも続き、サントラ盤"Cocktail(邦題:カクテル)"の挿入歌として彼らのナンバー"Powerful Stuff"がヒットしました(HOT100で65位、Album Rock Tracksで3位)。
しかし、この曲を収録したアルバム"Powerful Stuff(1989年)"を最後に、ギタリストのジミー・ヴォーンが脱退しました。メンバーチェンジ後のT・バーズは原点回帰であるブルース・アルバムの制作に臨み、1991年に8枚目のスタジオ・アルバム"Walk That Walk, Talk That Talk"をリリースします。メインストリームロックチャートで7位を記録した、同アルバム収録の"Twist Of The Knife"を最後に、ポップ/ロックのチャートエリアから徐々に遠ざかっていき、本場のテキサス・ブルースに活動を戻し、現在でも精力的な活動を行っています。
The Fabulous Thunderbirdsは野太くかつ柔らかな歌声の持ち主であるバンドのヴォーカリスト、Kim Wilson(キム・ウィルソン,vo)と、ブルース・ギタリストのJimmie Vaughan(ジミー・ヴォーン。gtr)の2大看板で知られる、当時4人組編成のテキサス・ブルース・バンドです。ジミーは同じく名ブルース・ギタリストのStevie Ray Vaughan(スティーヴィー・レイ・ヴォーン。1954-1990。1990年8月27日事故により没)の兄としても有名です。
、前作"Tuff Enuff"からはタイトル曲"Tuff Enuff"がBillboard HOT100シングルチャートで10位まで駆け上がる大ヒットを記録し、セクシーなプロモーション・ビデオも話題になりました。個人的に大好きな"Wrap It Up"は1968年に人気ソウル・デュオSam and Dave(サム&デイブ)が放ったアルバム"I Thank You"に収録され、シングルとなったタイトル曲のB面に使用された楽曲で、"Isaac Hayes(アイザック・ヘイズ。1942-2008)とDavid Porter(デヴィッド・ポーター)のコンビで作られた格好いいナンバーで、Tバーズとしてもシングル・カットされ、50位まで上がりました。プロモーション・ビデオで左足を後ろの壁に突っかけてギターを弾くジミーの姿に酔いしれました。
前作の好評を博してリリースされた本作"Hot Number"は、彼らの持ち味を充分に発揮したブルース・アルバムはもちろんなのですが、前作に続くキャッチーなメロディも忘れずに練り込まれ、非常に耳に馴染みやすい楽曲が並びます。"Wrap It Up"風のノリの良いロック・ナンバーで、先行シングルとなった"Stand Back"はHOT100は76位止まりでしたが、メインストリームロックチャート(当時はAlbum Rock Tracks)ではトップ10入りを果たし(8位)、当時の人気の高さを証明しました。かつての音楽雑誌で、アメリカのロック・グループ、REO Speedwagon(REOスピードワゴン)のKevin Cronin(ケヴィン・クロウニン。vo,gtr)が当時絶賛していましたタイトル曲"Hot Number"は、シングルカットはされなかったですが、ザックザックとくるギターリフが心地よく、サザン・ロックにも通じたノリの良い楽曲です。またブルージーなバラード"Wasted Tears"やハイテンポな"It Comes To Me Naturally"といった特徴的なナンバーや、"Stand Back"をはじめとする、ゲスト参加のThe Memphis Hornsにおけるホーン・セクションがなんとも格好いい""Streets Gold"や"Sofa Circuit"など、テキサス・ブルースを基調としながらもポップで痛快なロックナンバーがズラリと並びます。
彼らの人気はこのあとも続き、サントラ盤"Cocktail(邦題:カクテル)"の挿入歌として彼らのナンバー"Powerful Stuff"がヒットしました(HOT100で65位、Album Rock Tracksで3位)。
しかし、この曲を収録したアルバム"Powerful Stuff(1989年)"を最後に、ギタリストのジミー・ヴォーンが脱退しました。メンバーチェンジ後のT・バーズは原点回帰であるブルース・アルバムの制作に臨み、1991年に8枚目のスタジオ・アルバム"Walk That Walk, Talk That Talk"をリリースします。メインストリームロックチャートで7位を記録した、同アルバム収録の"Twist Of The Knife"を最後に、ポップ/ロックのチャートエリアから徐々に遠ざかっていき、本場のテキサス・ブルースに活動を戻し、現在でも精力的な活動を行っています。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽