2023年03月02日
知っていましたか? 女子はキュンキュンしたがっています
ナイスミドルになるには女性心理を知ることが大切ですね
女の子は意外な視点で男性をみた観ていたりします。何気ない男子の仕草や言葉や接し方にキュンキュン・うっとり、ステキーとなるものです。
「そこかよ!」というポイントがあります。決して見かけだけではありません
これからシリーズで女の子がキュンキュンするときをご紹介します
石鹸の香りのした人
その素敵なおじさまと出会ったのは私が社会人5年目くらいの時です。
勤めていた職場の飲み会でした。
そのおじさまは、他の支部からの参加でしたので、お会いするのはその時が初めてでした。
場所は普通の居酒屋よりはちょっとおしゃれな感じで、洋風のメニューも頼めるようなこじゃれたお店でした。
あるプロジェクトの打ち上げでたくさん人が参加するような飲み会でした。
お酒があまり得意でない私ですが、場の雰囲気とお付き合いから少し飲みすぎてしまいました。
顔が赤くなったところくらいでやめておけばよかったのに、緊張と疲れも相まって飲みすぎて気分が悪くなってしまいました。
何度かお手洗いにいってうがいをしたり、水を飲んだりして紛らわせていたのですが、だんだんとくらくらして、もう吐きそうな気持になってきました。
そのおじさまがはじめて話しかけてくださったのはその時でした。
少し離れて座っていたのに、私が気分の悪くなっているのに気が付いてわざわざ席を移動して話しかけてくださいました。
「大丈夫?顔色あまりよくないのではじゃないかな?」と言ってハンカチを一枚渡して下さしました。
そのハンカチがとてもいい匂いがしたのです!!
柔軟剤や洗剤のきつい香りやにおいでもなく石鹸のなんともいえないいい香りだったのです。
そして、しわしわではなくぱりっとアイロンが当たっているものでした。
そして、「ハンカチまだあるからそれ持っていてよいからね、皆と離れたところで休んでいたらどうかな。」と言ってすいている場所にさりげなく案内してくださいました。
飲み会の後のこと
その飲み会では、なんとか家まで帰りついて週末に復活することができました。
月曜日に出社して、ハンカチをくださったおじさまにハンカチを返そうと同僚にその人のことを聞いてみたところ、その方はその日は他県からいらして、しかもかなり上の立場のお方だという話。
ハンカチをそのままどうしようかなと思いながら社内メールを確認していました。
まさかおじさまからメールが来ていないかなと思いましたが
私のような一社員に直接メールが来るはずはありません。
そこで思い切って同僚からきいたお名前のそのおじさまにハンカチのことをメールしてみました。
するとすぐに返信が来て、そんなのことはもう忘れていたし、よければそのまま使うか処分してくださいとのクールな返信。
さらに聞けば3人のお子様のお父様でもあるそうでとてもお忙しい方だとか。
お子様がいるから何枚もハンカチを持つという行動につながったのかなと推測しました。
そして、きつい洗剤を使わないのもお子様のことを思う奥様の思いなのかなととてもほっこりした気持ちになりました。
素敵なおじさまとの出逢い
私がまだうら若き22歳のとき、工場の派遣をしていました。
現場はおじさんだらけで色気なんて全く感じさせれることがないような感じなのですが、
そのなかでも私が注目していたのは40代と思われる、中野さんというおじさまです。
ほかのおじさんたちは下ネタばかりを話している感じなので、
少ない女性スタッフは苦笑いをして裏で文句を言っていたのですが、
その中野さんはそんな話には入らずに、
かといって空気を乱すような感じではなく笑いながら
上手にその場を離れている感じが真面目だなと思っていたのです。
言葉のチョイスが最高
そんな中野さんですが、忙しい時にみんながイライラしているときでも、
マイペース、暇なときでもマイペースに仕事に打ち込んでいて、
冷静な物腰に尊敬すらも感じていたのです。
そんな時に休憩中にバックから大袋に入っている
小分けにされたチョコレートなどを取り出して嬉しそうにしているのを見ると
ちょっと癒しをもらえるのですが、
中野さんは周囲の人に「溶けちゃうんで食べるの手伝って」と配ってくれるんです。
その「溶けちゃうから」という言葉で貰う側も引け目を感じることがないので、
もらいやすいし「小さいものを買ったらいいのに」と言われて
「たくさん入ってるからつい大きいのを買っちゃう」と言っている姿にも
おじさんなのにかわいらしさを感じさせられました。
おじさんなのに甘いものを常備している姿にキュン
さりげない感じで疲れている人たちに甘いものを分けて場を和ませてくれる姿にも
すてきな人だなと思ったのですが、
おじさんなのに甘いものがすきという姿にも共感してしまいました。
少量ずつに購入したグミ、クッキーなどいつも違うものを持ってきてくれて
「これ好き」と誰かが言っていると、そのお菓子の登場回数が多くなるのを見ていると、
きっとみんなのために買ってきているんだろうなと思ってしまします。
「お菓子は食べたらダメって妻に言われているから食べるの手伝って」と言っていたときには、
幸せな家庭を築いているんだなということも伝わってきますし、
それならいただきますと言いやすくて、本当にすてきな人で、とても大好きなおじさんでした。
辞めようかと悩んでいたときに
気持ちの変化に気がついてくれた
それでもおじさんばかりの職場に嫌気がさすこともあり、
セクハラまがいの言葉をかけてくるおじさんもいたので、
辞めようかと悩んでいたこともありました。
そんな時に中野さんはそのセクハラまがいのいおじさんといつもはあまり話さないのに、
すっと中に入ってくれたり、私に話しかけようとすると
自分からその男に声をかけてくれるようになったのです。
さりげなさすぎて最初は単なる偶然だと思っていたのですが、
それが数週間続いたときに守ってくれているんだということに気がついたのです。
おじさんから守るおじさん
中野さんは、私だけではなく、他の女性のこともさりげなく守ってくれていました。
まさにおじさんから守るおじさんです。
その守り方も波風が立たないような感じなので、
職場の空気は中野さんのおかげでとても良くて、気持ちよく仕事をすることができました。"
銀縁眼鏡の知的な中年
もう随分前のことですが、すてきなおじさまという言葉で今でも鮮明に思い出すのが、
22歳の頃、大学を出てすぐに勤めた会社の同じ課にいた課長代理です。
大学生までは、まわりにいた男性も所詮は学生。
車を運転する姿に大人っぽさを感じたりはしたものの、
やはり社会に出てから出会ったバリバリの知的ビジネスマンには足元にも及びませんでした。
特に群を抜いて素敵だったのが、同じ課にいた課長代理です。
年の頃は30代後半でしょうか。キリっと鋭い眼差しに、
細いフレームの銀縁眼鏡がただものではない「デキる男」を象徴していました。
初対面での紳士的態度
新人として部署に配属された初日、
課長がそれぞれの社員へ新入社員の私を紹介してくれたときのこと。
皆さんそれぞれお仕事に忙しそうで、
「ああ、どうも、xxです」とちらりと見ながら挨拶してくれる人がほとんどだったのですが、
その課長代理は違いました。
とても忙しそうなのに、さっと席から立ちあがり、
しっかりと目を合わせて「どうも、xxと申します。
これからどうぞよろしく」とにっこりとしてくださったのです。
ご自分の名前もゆっくりと発音し、漢字まで教えてくれました。
たかが新人の女の子、と軽くあしらうのではなく、
しっかりと一人の人として向き合ってくださったその紳士的な態度に
「これこそが大人の男の人だ!」と感動したのでした。
モテそうだけれどあくまで家族想いの愛妻家
当然モテるだろうなと思っていましたが、
やはり他の部署でも課長代理のかっこよさは有名でした。
同期の新人女性が何かの用事で私のデスクに来ると、
必ずといっていいほど「ちょっと、あのかっこいい人、誰?!」と興奮して聞いてくるほどです。
そんな課長代理は、当然妻子持ち。
奥様とは学生時代からの付き合いだそうで、
お子さんはまだ、幼稚園にも入っていないかわいい年頃です。
私が入社する前には一年上の先輩方をご自宅に招いたこともあるそうで、
「絵に描いたような幸せそうな家庭」だと聞いていました。
美人の奥様は、
「この人学生時代は全然かっこよくなかったのよ〜。私がここまでにしたの」
とさらっとおっしゃったそうで、
今の課長代理があるのは奥様の手腕によるものなんだなと感心したものでした。
会社にもときどき奥様から電話があり、
受話器をとった課長代理が「何?!xx(お子さん)が熱?大丈夫か?早く帰るようにするから」
なんて会話が耳に入ってきて、「ああ、奥様になりたい・・・」と心の中でつぶやいたものです。
新人にも平等な礼儀正しさ
課長代理はもちろん容姿もすてきでしたが、
一番いいなと思ったのは新人でも部下でも分け隔てなく扱ってくれたところです。
外回りに出かけられる際に、
作業をしていた私とふと目が合い「いってらっしゃい」と声をかけると、
無言の笑顔でうん、という風にうなずきかえされ、胸がきゅんきゅんしたのを覚えています。
かっこいいけれども外見だけで、
礼儀のない人や家族を大事にしない男性は本当にすてきとは言えないとあらためて思います。
あなたもキュン窮してみませんか?