2018年07月21日
おもしろい心理ー説得力を高める!【相手を魅了する話】
説得には、話の流れも非常に重要です。
話の流れによって相手を魅了するテクニックを3つご紹介します。
〖ゴールデンサークル理論〗
「ゴールデンサークル」の中心から、、、
〖Why〗:なぜ
〖How〗:どうやって
〖What〗:何を
の順番で話しを進めると、共感を得られるというテクニックです。
多くの人や企業は、このゴールデンサークルの外側から伝えて、中心の〖Why〗を伝えていないから、共感っが生まれないとしています。
アップル創業者の故「スティーブ・ジョブス」氏は、この「ゴールデンサークル」を使ったプレゼンをしていました。
あなたが説得相手から共感を得て行動へ導きたいのであれば、、、
〖Why〗:なぜ行動する必要があるのか?
〖How〗:どうやって未来は変わるのか?
〖What〗:今、何をすればいいのか?
の順番で、話すようにしてみてください。
〖Me We Now理論〗
「Me We Now理論」とは、ホリエモンこと堀江貴文さんが2015年にテレビ朝日「しくじり先生3時間SP」の中で提唱した理論です。
〖Me〗:自分の話をして距離を縮める
〖We〗:共通点を見出して連帯感をつくる
〖Now〗:自分のやりたいことを説明する
〖Me〗〖We〗〖Now〗の順番に話を進めると、周りを巻き込んで賛同してくれると言います。
「ゴールデンサークル」と共通する、リーダーのための理論です。
アメリカ合衆国第44代大統領「バラク・オバマ」氏も、この〖Me We Now理論〗を使った選挙演説で聴衆を魅了していました。
まず、「話し手は誰なのか?」という聴衆が抱く疑問について語るのは、「アリストテレス」の〖説得の3要素〗にでてくる「エートス」の部分です。
〖ヒーローズ・ジャーニー・テクニック〗
「ヒーローズ・ジャーニー」とは、多くの人に愛される物語に共通するストーリーのフォーマットです。
世界中で語り継がれる神話には、共通の主題や題材が多いことを発見したアメリカの心理学者「ジョーゼフ・キャンベル」氏がまとめた法則です。
人はストーリーによって感情を刺激され、感情を刺激されることで記憶に残りやすくなります。
人を説得する時にも、このストーリーのフォーマットを使うことができます。
〖ヒーローズ・ジャーニーの構成〗
「ヒーローズ・ジャーニー」は、以下のような構成で物語が進みます。
@〖日常の世界〗:主人公の日常が描かれる
A〖冒険への誘い〗:主人公が冒険へと旅立つ理由が生まれる
B〖冒険の拒絶〗:主人公は一度冒険を拒絶する
C〖賢者との出会い〗:賢者と出会うことで主人公が成長する
D〖第一関門突破〗:最初の関門を突破して新しい世界へ突入する
E〖試練・仲間との出会い・敵との戦い〗:新しい世界で様々なことが起こる
F〖最も危険な場所への接近〗:主人公が最大の試練へと挑む
G〖最大の試練〗:主人公が最大のピンチを迎える
H〖報酬〗:最大のピンチを乗り越える
I〖帰路での危機〗:平和が訪れたと思った矢先、新たな危機に陥る
J〖第二の試練〗:最大のピンチに次ぐ試練を迎える
K〖宝を持っての帰還〗:主人公が成功を収めて教訓を持ち帰る
この「ヒーローズ・ジャーニー」は、「オズの魔法使い」・「スターウォーズ」・「マトリックス」・「ロード・オブ・ザ・リング」など、多くの有名人気作品のストーリーに採用されています。
あなたが好きな作品やストーリーも、もしかしたらこの流れに沿っていませんか?
ちなみに、私が大好きな漫画「ON〇 PEAC〇」もこのストーリーに沿っていそうですね。
〖ヒーローズ・ジャーニーを使ったプレゼンの例え〗
あなたのビジネスやあなた自身のサクセスストーリーを、この「ヒーローズ・ジャーニー」のフォーマットに当てはめることで、多くの人が好むストーリーを作ることできます。
@〖従来の商品に不満を感じる〗
A〖新しい商品開発を決意〗
B〖商品開発の失敗・試行錯誤の日々〗
C〖新しい技術との出会い〗
D〖商品開発に成功〗
E〖喜びの声の誕生〗
といったストーリーです。
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