2010年05月16日
テニスボールの椅子の脚カバー
以前勤めていた会社の後輩が
３歳になる子供を連れて親子三人で遊びに来た。
久しぶりに会社のこと、同僚のことを懐かしく話した。
若い夫婦は家のことが気になるらしい。
二人は、
「ふ～ん、なるほどね」
などと頷いたりして
台所、風呂場、居間、階段などを興味深く見て回った。
突然、
「あっ、これいいね」
と若い奥さん。
彼女は椅子脚カバーを気に入ったらしい。
テニスボールを代用した簡単なもの。
マンション購入当時、
階下の住人に椅子を動かす音が迷惑にならないようにと気を使った。
それに椅子はフローリングの床を傷つけやすかった。
当時、インターネット環境は無く、脚カバーを探すのに骨が折れた。
音がしない。
傷つかない。
破れない。
崩れない。
外れない。
そんなものはないか。
思案の末、床の傷や騒音防止に
テニスボールを椅子脚カバーとして使ってみた。
あれから約２０年。
傷んだこともなく、
外したこともない。
すっかり存在そのものを忘れていた。
それを彼女は気に入ってくれたのだった。
作り方は簡単で説明するほどでもありません。
①テニスボールに鉛筆で椅子の脚の形に線を引く。
鉛筆なので時間とともに線は消えます。
②カッターナイフ等で線に沿って切り取る。
③椅子の脚に履かせる。
カッターナイフを使う際、手を切らないように注意して下さいね。
このボール外してみましょう。
椅子の素足をみるのは２０年ぶりです。
椅子の素足をみるのは２０年ぶりです。
テニスボールを外してみました。
少し汚れていますがなんともありません。
長年履いていたために枠が脚の形を記憶しています。
少し汚れていますがなんともありません。
長年履いていたために枠が脚の形を記憶しています。
２度の引っ越しを経験し、
その間、
外れないし
傷みもありません。
テニスボールの存在そのものを忘れていました。
「これ、真似しよう～」
と言って二人は帰って行った。
見るところ、感心するところは人それぞれ。
テニスボールの椅子の脚カバーを見て２０年前のことを思い出した。
カバーが傷まなく、抜けないものであれば
見た目も良い市販の脚カバーがお勧めです。
耐久性を第一条件にするならテニスボールがお勧めです。
あなたの生活スタイルに合わせて試してみて下さい。
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楽天で「キズを防止する椅子脚カバー」を探してみました。
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