台湾ドラマ　あらすじ

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《27話》

ユータンは、ウェンカイの足かせにはなりたくなかった。

自分が会社から去らなければ、ズーユーは攻撃し続けるため、一旦　会社と距離を置くことにする。

ウェンカイが会いに来るが、「私がそばを離れればあなたを守れる」とユータンは言う。

ユータンは、「最後に1日だけ一緒にいてほしい」とお願いした。

次の日、二人は最後のデートに出かける。

ユータンは、ウェンカイに笑顔だけを見せてあげたかったが、デートの終わりに涙がこぼれてしまった。

それを見たウェンカイは、ユータンと離れがたくなる。

二人は、夜遅く帰宅するが、日付が変わるまで一緒にいることにした。

翌朝、ウェンカイが目覚めるとユータンはいない。

ユータンは遠くへ旅立つ前に、ウェンカイとのたくさんの出来事を思い出していた。

ティエンシーでは、CEOの横領の噂で持ち切りだった。

退職願を出す社員も続出する。

ズーユーは、ユータンがティエンシーを辞め、ウェンカイと別れたことをも把握していたが、彼女が姿を消したことに納得していなかった。

そのため、ウェンカイの横領を追及することにする。

合併契約の日、CEOの部屋にズーユーが乗り込んできた。

ティエンシーの株の34％はシンウェイが保有しているため、合併したら経営トップは交代する。

ズーユーは、合併後　すぐにウェンカイを解雇するつもりでいた。

合併契約式が始まる。

会長が契約書にサインをしようとしたその時、扉が開きユータンとタルコフスキー氏が入ってきた。

タルコフスキー氏のティエンシーDDは、両社合併後の経営権を握ることになっている。

ティエンシーDDとは、タルコフスキー氏とウェンカイがシンガポールに設立した会社。

ティエンシーは、シンウェイに吸収されるのではなく、ティエンシーDDに吸収されることになっていた。

アイシャは、全部知っていた。

そしてアイシャは、今でもウェンカイの秘書だった。

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《28話（最終話）》

ユータンがウェンカイと別れを決めたあの日の夜、アイシャがウェンカイの自宅を訪ねてきた。

ユータンは、ロシア行きの航空券を渡される。

ウェンカイが何かを計画しているとユータンは思っていた。

ズーユーは完敗する。

潔く負けを認めるが、「勝ち負けがすべてじゃない」とウェンカイは言う。

ウェンカイは、ズーユーとライバルではなく友人になりたかった。

当初ズーユーは、営業1課を引き抜こうとしていた。

しかし、ティエンシーの知名度を利用し吸収しようと考え、リン家の兄を買収し工場の相続問題を起こさせた。

営業3課は褒美として、3日間の休暇をもらう。

ユータンは、遊園地でウェンカイを待っていた。

すると、目の前からライオンの着ぐるみが近寄って来る。

ユータンに風船とボイスレコーダーを渡した。

再生すると、ウェンカイが高校生の頃　録音したユータンへの告白が流れる。

今　やっと気づく。

ウェンカイは、10年前も今もずっと自分を守ってくれる人。

ユータンは、着ぐるみの中に入っているのはウェンカイだと思ったが、中に入っていたのはシェンレンだった。

すぐにウェンカイが現れユータンにバラの花束を渡すが「間違えて恥をかいた」と怒る。

ウェンカイがユータンに渡したバラには意味が込められている。

全部で10本、ユータンと離れていた年数。

高校生のあの日、着ぐるみに入っていたのはウェンカイだった。

ユータンとの約束を守れなかったため、彼女に会う勇気がなかった。

高校生の自分は無力なため、ユータンを守れない。

努力して情けない『たまご君』を卒業して、ユータンに頼ってもらえる男になるとウェンカイは誓った。

遠回りしたが、ユータン母との約束は果たすことが出来た。

そして、ユータンを守れる男に成長した。

あの日　二人で乗ることが出来なかったメリーゴーランドに乗り、ウェンカイはユータンにそっとキスをする。

秘書課から営業課に移動して1年。

努力して実力を蓄えれば、ひよこに毛が生えた社員でも羽ばたける。

営業3課は、営業3部に昇格。

課長は、副部長に昇進し統括する立場になった。

それぞれがそれぞれの役割をこなし、仕事もプライベートも満喫している。

ユータンとウェンカイも仲良く幸せに朝食を食べていた。

「兵士が将軍を食べちゃうこともある」by ユータン

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