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2016年07月28日

皇后的男人 17話・18話 あらすじ






1・2話 3・4話 5・6話 7・8話 9・10話 11・12話 13・14話 15・16話

《17話》

皇太后は、今回の件を王一族に責任を取らせることにする。

王莽が追放されることになるが、彼は強気だった。
しかし、母にまで危害を加えられそうになり、これ以上 一族の中にとどまることを諦めた。

王莽を止めるにはこの策しかなかった。

酷な策だと公明は承知していたが、王莽が追放されることで余生を平穏に送ってほしいと公明は願っていた。

もう挽回する力は残っていない。
そんな彼と公明は最後に会うことにした。

それを知った王莽の刺客が二人の約束場所へ行く。

公明が待っているが王莽は現れない。

刺客に襲われ二人とも未来へ飛ばされた。

飛ばされた場所は、シャンシャンがいるところ。

目の前に突然現れた公明と刺客。

シャンシャンはわけがわからないままだったが、公明が倒されてしまった。

公明は刺客にとどめを刺されようとしている。

とっさにシャンシャンがかばった。

刺客に突き飛ばされシャンシャンは倒される。
彼女の額からは血が流れていた。

公明が気が付くと目の前に額から血を流して倒れているシャンシャンが見える。

「時 移ろいし時 死に遭う者 生を得る」

公明が唱えると、刺客だけ漢に戻った。

公明はすぐにシャンシャンを病院へ運ぶ。
意識が戻らない彼女の手を握り、公明はあることを考えていた。

怒りを抑えられない彼が向かったのは、漢の王莽の元。

漢では死人となっている公明ですが、隠れることもなく歩く。

王莽を見つけると刀を向けた。

愛する者まで傷つけることが許せない。
怒りのまま刀を向けている彼を止めたのは影月だった。

影月の言葉でなんとか怒りを抑え、公明はその場から去っていく。

王莽は、あんなにも憤慨する公明は見たのは初めてだった。
それほどまでに女子を慕っているのか?
それならばいっそ公明に斬られて死ねばよかったと思う。

公明も影月も王莽が刺客を送ったと思っていた。
しかし二人の誤解だった。

事実を知った影月は、漢から去ろうとしている公明にそのことを伝える。

影月には、剣を捨て二度と権謀の争いに加わることなく思うがままに生きてほしいと願っていた。

影月もまた公明に愛する人と添い遂げてほしいと願っていた。

現代に戻った公明はすぐにシャンシャンに会いに行くが、彼女は「別れたからもう会いに来ないで」と冷たく言い放った。

ケガをした自分を病室に置き去りにしたことがシャンシャンは許せなかったからです。

でもどうして置き去りにしたのか知るはずもなく、公明も説明しない。

二人はすれ違っていく。

それでもシャンシャンに会いたい公明は、きちんと彼女に謝るためにスタジオへと向かった。

ユーフェイが公明を見つけ二人で話し合いをする。

公明はシャンシャンと別れたけど一緒にいたかった。
それはシャンシャンも同じ気持ちだと思っている。

しかしそれを聞いたユーフェイは、公明の思い込みだと言う。

「シャンシャンが公明といると疲れる」とユーフェイに話したと聞かされた公明。

自分がシャンシャンのそばにいることで傷つけ苦しませるのなら・・・

公明はシャンシャンに会わずにスタジオを出た。

公明の姿を見つけたシャンシャンですが、追いかけることできませんでした。






《18話》

公明は、現代で漢の恩師とそっくりな男性に会う。
彼からアドバイスを受けションナンにシャンシャンとの仲を協力してもらうことにした。

シャンシャンとずっと一緒にいたい。
公明は、シャンシャンの撮影現場へと向かう。

撮影中のシャンシャンに近づき「話がある」と公明は言う。

「シャンシャンともう一度やり直したい」と。

そして現代に残ると決めたこと、感謝していて申し訳なくも思っていること、シャンシャンを失っては生きていけないこと。

それだけを伝えると彼は外で待つ。

撮影が終わりシャンシャンは公明に会いに行く。
「許したとは思わないで」と言ったシャンシャンですが、彼女もまた公明に会いたかった。

そしてあの日、病室に自分を残した真相を知る。

二人のすれ違っていた気持ちは、ようやく重なった。

王莽の母は、息子が幸せであるのなら他には何もいらないと思っていた。
そのことを伝え、王莽の母は、息を引き取る。

母の思いを知った王莽は、これまでの自分の行動を省みた。

身内や友を傷つけてばかりいる。
知己の公明でさえ自分の剣を突き付けた。

涙する王莽を影月はそっと抱きしめる。

シャンシャンと公明は、甘い生活を送っていた。

公明にとって王莽は兄弟同然に育った仲。
そして陥れられたが知己の情は残っている。
王莽に別れを言えなかったことが悔いとして残っていた。

王莽との最後の思い出が、彼に剣を向けたこと。

寂しそうに語る公明をシャンシャンはそっと抱きしめた。

シャンシャンの撮影現場に公明はついて行く。

シャンシャンの演技を見た公明は、お世辞まで言えるようになっていた。

影月と王莽は、3人の思い出の場所である橋の上にいた。
幼いころ自分と同じ年齢の下僕が主に鞭で撃ち殺されたのを見て、小さな命が軽んじられないよう漢を正したいと思っていた。

それは今も変わらない。

朝 隣で眠るシャンシャンを起こさないよう公明は、そっとベッドから抜け出した。
彼はあることをしようとしていた。

仲睦まじい老夫婦を見た公明は、シャオナンに電話する。

家に戻ると眠っているシャンシャンの指に指輪をはめる。

起きたシャンシャンは、自分の指に指輪があるのを見つけた。

公明はシャンシャンにプロポーズをする。
しかしシャンシャンは「今は結婚したくない」と言う。

なぜなら責任を負うために結婚はしたくなかったからです。

「2000年を超え奇跡的に巡り合うことができた。再会できた今 君を失いたくない。数百年後の未世で出会っても私の心は変わらない。だから応じてほしい」とプロポーズした。

「いいわよ」

シャンシャンは笑顔で答える。

シャンシャン父に許可を得るため二人は父に会いに行くことにした。
そのためには正装をしなければならない。

しかし公明にはどんな服が正装なのかわからない。

シャンシャンが礼服を選びネクタイを結んであげる。

甘い甘い二人の時間が流れる。

王莽は、幼いころから抱いていた影月への想いをやっと伝えることができた。

そして「一緒に逃げよう」と。

現代では、公明がシャンシャンの撮影が終わるのを待っていた。

偶然見つけた王莽役の役者。
彼から急に撮影が変更したことを聞いた。
それは、王莽が一族の放った刺客に殺されたからだと。

二度と漢へは戻らないと誓った公明ですが、王莽を助けるため再び漢へと彼は戻った。





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