2019年05月28日
ラプンツェル−塔の中の少女たち(追加有り)
どうも、日本の米は世界一です。
本日の新曲
米津キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
7時間で85万回再生とかマジパねえ。
(今日平日だよね、ね)
何と5/29、16:30現在再生数約497万回、このまま行け
ば令和最初にして最後のヒット曲になることでしょう
(あっれー、主なんか縁起の悪いこと、書いちゃったか
なー( ´థ౪థ))。
更に追加(5/30)
プッシー見とかいう人のブログがアレなことになってま
すが、人様のブログのコメをコピペする暇があったら米
津玄師とか野田洋次郎(RADWIMPS)とかの命式なり
ホロなりを記事にした方が余程生産的ぢゃないかと主思
うんですがね。実際のところ羽生結弦なんぞよりも需要
あると思いますよ‥ってもしかして知らない?いやいや
まさかそんな事あるわけないですよね(主みたいなBBA
でも知ってるくらいだし)。噂だとディックディック草
がゴーストやってるなんて話も聞きますが、こっちも占
いやってるらしいから、ゴーストするより米津占ったほ
うがよっぽど世のため人のためじゃないかしら。
( ゚д゚) ・・・
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
こっち見んな
本題に行く前に
サンクスツアー東京、昌磨君が見に行ってました、普通
の靴で真央ちゃんにリンクに引っ張り出されていたそう
な(他にもSuperflyのボーカルの人とかもいたらしい)。
ちなこれが集合写真
あー眼福眼福
さて本題
ラプンツェルといえば、グリム童話の中でも特に不可解
なおとぎ話の1つだと思います(おとぎ話に明快さを求
めてはいけないのではあるが)。文献を探してみたら、
意外と見つからないのね。多少読みづらいですがこれし
か無かった。
ラプンツェル
初版じゃないのが物足りない(個人的に、ラプンツェル
は妊娠している事がミソだと思っているーそれは後述)。
ところでこの童話、フリードリヒ・シュルツの小説が元
ネタなんですが、実はその小説の更に元ネタがあって、
それがフランスの妖精物語「ペルシネット」(ド・ラ・
フォルス)。要は孫引きってことです。って、え、え、
え、他人の著作物を童話に入れちまうとかそんなんやっ
ていいんすか、グリムの旦那ェ。
話を変えて、この童話で一番不可解な部分が、ラプンツ
ェルが何故塔に住んで(幽閉)されているかって事。こ
こらへんを心理学なんかで小難しく解説しようとする向
きもあれば、娼婦にするためと書いた桐生操みたいなカ
ス(立ち読みした時マジで本叩きつけようかと思った)
もいるのですが、神話から考察すると、案外とシンプル
なものです。まず、ギリシャ神話ですね、ペルセウスの
母親(ダナエ)は箱に閉じ込められていましたし(それ
に手を出すゼウス、この種馬が)、ケルト神話ではバロ
ールの娘エスリン(エフネ)が、同じくケルト神話のデ
ィアドラが塔に幽閉されることになります。で、この少
女たちにが塔に入れられる共通の理由が「予言」。前者
2人は「自分の孫に殺される」という予言により、娘が
子供を産(め)ないように、後者は「災いをもたらすか
ら」という理由で幽閉されるんですね。では、この話の
場合どんな予言が考えられるのか、ですが、おそらくは
「うぢの畑さ入っで菜っぱ盗んだやずの子っこば娘っ子
だっだらおらほんとごのお殿様の嫁っ子にすんべ」まあ
こんなところかと。だからこの話で出てくる婆さん、魔
女というよりは女予言者とかドルイドの類じゃないかな
って思います。そう考えたら、お殿様の嫁にするべく手
塩にかけた少女が馬の骨に妊娠させられちゃーそら腹も
立つわな、って話でもある。ここまで書くと、大元がお
フランスのお話だけあって、ケルト的要素が強いお話だ
と主は思う。まー理由は何であれ、この子が生きながら
にして葬られているのは間違いない。タロットカードの
"塔"の意味を知っていれば、尚更。
この幽閉された少女たちに関して分類すると
前者の場合、ペルセウス及びルー(ケルトの太陽神)が
該当。悲劇型の場合、女(ディアドラ)の取り合いが元
で大戦乱に陥るという(大体王様のスケベ心のせい、予
言どおり○しときゃ良かったのに)悲劇どころの話じゃ
ないレベル。じゃーこの話はどっちなんだろ、と思う。
第2版以降は一応ハッピーエンドになっているみたいで
すが、初版なんて尻切れトンボです。そこら辺が主はモ
ヤモヤしちまうんですが。
またまた話変わって、ラプンツェルといえば、何メート
ルもある長ーい長ーい髪の毛。これがまたまた謎である。
何しろ他に類話らしいのも見つけられなかったので、また
また神話頼みである。まずは、ギリシャ神話のかみのけ
座の元になったベレニケの話。もう一つが北欧神話のト
ール神の妻シフの話。どっちも美しい髪の毛の持ち主とい
う話ですが、前者は自分で髪を切ったのに対して、後者は
寝ているうちにロキ神に切られた(なんちゅう事を)可
哀そうな人(あ、神か)。で、その髪の毛の描写が麦の穂
の靡くさまの如し、でしたから、髪の毛は豊穣の象徴であ
り、ロキがやったことは収穫、(あるいは刈る)、とも解
釈できますよね。そう考えると、ラプンツェルの髪の毛が
"刈られ"たことも意味があるのでしょう(早い話が用無し)。
(この辺どっちかっつーとゲルマンっぽい)
余談
アーサー王の伝説に登場するシャロットの乙女もまた塔に
閉じこめられ、外を見ることを許されず日々タペストリー
を織る孤独な生活を過ごしていました。ある日外を通りか
かったランスロットを見るために窓を覗いた時、彼女の全
ては破滅するのです。アーサー王伝説はイギリスのものだ
けに、ケルト的要素はたっぷりと含まれておりますがゆ
え、この話もまたラプンツェルと通ずることがあるでしょ
う。なお、シャロットの乙女に関しては、ランスロット及
びグィネヴィアとの人間模様を元に、夏目漱石が小説「薤
露行」を発表しています。(ちな、アーサー王の出生譚も
またケルト的だったりする)。シャロットの乙女はイギリ
スの画家たち(特にラファエル前派)が好んで描いていた
題材で、中でもこれが有名だと思います。
ウィリアム・ウォーターハウス シャロットの乙女
以下独り言
神奈川で無差別殺人事件
埼玉で刃物男に警察官が発泡
5月に入ってから嫌な事件が多発してるんですが、あの穢
れ夫婦が即位した途端これですか‥
本日の新曲
米津キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
7時間で85万回再生とかマジパねえ。
(今日平日だよね、ね)
何と5/29、16:30現在再生数約497万回、このまま行け
ば令和最初にして最後のヒット曲になることでしょう
(あっれー、主なんか縁起の悪いこと、書いちゃったか
なー( ´థ౪థ))。
更に追加(5/30)
プッシー見とかいう人のブログがアレなことになってま
すが、人様のブログのコメをコピペする暇があったら米
津玄師とか野田洋次郎(RADWIMPS)とかの命式なり
ホロなりを記事にした方が余程生産的ぢゃないかと主思
うんですがね。実際のところ羽生結弦なんぞよりも需要
あると思いますよ‥ってもしかして知らない?いやいや
まさかそんな事あるわけないですよね(主みたいなBBA
でも知ってるくらいだし)。噂だとディックディック草
がゴーストやってるなんて話も聞きますが、こっちも占
いやってるらしいから、ゴーストするより米津占ったほ
うがよっぽど世のため人のためじゃないかしら。
( ゚д゚) ・・・
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
こっち見んな
本題に行く前に
サンクスツアー東京、昌磨君が見に行ってました、普通
の靴で真央ちゃんにリンクに引っ張り出されていたそう
な(他にもSuperflyのボーカルの人とかもいたらしい)。
ちなこれが集合写真
あー眼福眼福
さて本題
ラプンツェルといえば、グリム童話の中でも特に不可解
なおとぎ話の1つだと思います(おとぎ話に明快さを求
めてはいけないのではあるが)。文献を探してみたら、
意外と見つからないのね。多少読みづらいですがこれし
か無かった。
ラプンツェル
初版じゃないのが物足りない(個人的に、ラプンツェル
は妊娠している事がミソだと思っているーそれは後述)。
ところでこの童話、フリードリヒ・シュルツの小説が元
ネタなんですが、実はその小説の更に元ネタがあって、
それがフランスの妖精物語「ペルシネット」(ド・ラ・
フォルス)。要は孫引きってことです。って、え、え、
え、他人の著作物を童話に入れちまうとかそんなんやっ
ていいんすか、グリムの旦那ェ。
話を変えて、この童話で一番不可解な部分が、ラプンツ
ェルが何故塔に住んで(幽閉)されているかって事。こ
こらへんを心理学なんかで小難しく解説しようとする向
きもあれば、娼婦にするためと書いた桐生操みたいなカ
ス(立ち読みした時マジで本叩きつけようかと思った)
もいるのですが、神話から考察すると、案外とシンプル
なものです。まず、ギリシャ神話ですね、ペルセウスの
母親(ダナエ)は箱に閉じ込められていましたし(それ
に手を出すゼウス、この種馬が)、ケルト神話ではバロ
ールの娘エスリン(エフネ)が、同じくケルト神話のデ
ィアドラが塔に幽閉されることになります。で、この少
女たちにが塔に入れられる共通の理由が「予言」。前者
2人は「自分の孫に殺される」という予言により、娘が
子供を産(め)ないように、後者は「災いをもたらすか
ら」という理由で幽閉されるんですね。では、この話の
場合どんな予言が考えられるのか、ですが、おそらくは
「うぢの畑さ入っで菜っぱ盗んだやずの子っこば娘っ子
だっだらおらほんとごのお殿様の嫁っ子にすんべ」まあ
こんなところかと。だからこの話で出てくる婆さん、魔
女というよりは女予言者とかドルイドの類じゃないかな
って思います。そう考えたら、お殿様の嫁にするべく手
塩にかけた少女が馬の骨に妊娠させられちゃーそら腹も
立つわな、って話でもある。ここまで書くと、大元がお
フランスのお話だけあって、ケルト的要素が強いお話だ
と主は思う。まー理由は何であれ、この子が生きながら
にして葬られているのは間違いない。タロットカードの
"塔"の意味を知っていれば、尚更。
この幽閉された少女たちに関して分類すると
- 英雄誕生型
- 悲劇型
前者の場合、ペルセウス及びルー(ケルトの太陽神)が
該当。悲劇型の場合、女(ディアドラ)の取り合いが元
で大戦乱に陥るという(大体王様のスケベ心のせい、予
言どおり○しときゃ良かったのに)悲劇どころの話じゃ
ないレベル。じゃーこの話はどっちなんだろ、と思う。
第2版以降は一応ハッピーエンドになっているみたいで
すが、初版なんて尻切れトンボです。そこら辺が主はモ
ヤモヤしちまうんですが。
またまた話変わって、ラプンツェルといえば、何メート
ルもある長ーい長ーい髪の毛。これがまたまた謎である。
何しろ他に類話らしいのも見つけられなかったので、また
また神話頼みである。まずは、ギリシャ神話のかみのけ
座の元になったベレニケの話。もう一つが北欧神話のト
ール神の妻シフの話。どっちも美しい髪の毛の持ち主とい
う話ですが、前者は自分で髪を切ったのに対して、後者は
寝ているうちにロキ神に切られた(なんちゅう事を)可
哀そうな人(あ、神か)。で、その髪の毛の描写が麦の穂
の靡くさまの如し、でしたから、髪の毛は豊穣の象徴であ
り、ロキがやったことは収穫、(あるいは刈る)、とも解
釈できますよね。そう考えると、ラプンツェルの髪の毛が
"刈られ"たことも意味があるのでしょう(早い話が用無し)。
(この辺どっちかっつーとゲルマンっぽい)
余談
アーサー王の伝説に登場するシャロットの乙女もまた塔に
閉じこめられ、外を見ることを許されず日々タペストリー
を織る孤独な生活を過ごしていました。ある日外を通りか
かったランスロットを見るために窓を覗いた時、彼女の全
ては破滅するのです。アーサー王伝説はイギリスのものだ
けに、ケルト的要素はたっぷりと含まれておりますがゆ
え、この話もまたラプンツェルと通ずることがあるでしょ
う。なお、シャロットの乙女に関しては、ランスロット及
びグィネヴィアとの人間模様を元に、夏目漱石が小説「薤
露行」を発表しています。(ちな、アーサー王の出生譚も
またケルト的だったりする)。シャロットの乙女はイギリ
スの画家たち(特にラファエル前派)が好んで描いていた
題材で、中でもこれが有名だと思います。
ウィリアム・ウォーターハウス シャロットの乙女
以下独り言
神奈川で無差別殺人事件
埼玉で刃物男に警察官が発泡
5月に入ってから嫌な事件が多発してるんですが、あの穢
れ夫婦が即位した途端これですか‥
タグ:米津玄師 海の幽霊 サンクスツアー 浅田真央 宇野昌磨 無良崇人 ラプンツェル 桐生操 ギリシャ神話 ケルト神話 ドルイド ペルセウス ルー神 グリム童話 ディアドラ 海獣の子供 禍津神 羽生結弦 シャロットの乙女
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>好きな人には申し訳ないけれど、この本のおかげで、グリム童話エログロみたいな漫画が流行った気がします。
これこそがあの作者が作り出した負の遺産ですよね、それだけならまだしも、あれを本当のグリム童話と思い込んでいたなんて話も聞きましたし。
>ロキは「閉ざすもの」「終わらせるもの」の意味があるんですね。
ラグナロクでも巨人族を率いてアース神を滅ぼ(終わらせ)そうとしますね>ロキ
>今では何の神様はわかってはいないけれど、キリスト教以前は、母性神や女神が崇められていたといいますし、シフは、その名残かもしれないですね。
地母神や豊穣神は大体どこの神話にも出て来るんですけど、キリスト教化されるに当たって、ティアマトなんかは魔物にされちゃったんですよね(彼女は龍の姿をしているとか)。余談ですが、ネメシス、ギリシャ神話に出てくる復讐の女神のことです。
>これも、季節のサイクルが童話になっていったのかもですね。
なるほど、確かにそのような見方もありますね。チシャが生える春〜作物を収穫する秋〜冬の荒野(砂漠)、サイクルが出来上がっています。
てんのー()危ないですか。正直精神的有害なんで見たくもないんセスが、昨日の映像チラ見したら、カリスマ性のかけらも無いただのオッサン(まー馬の骨の子じゃ無理もないか)。はよ‥になりませんかしら。
北海道、暑さは落ち着きましたが、しばらく湿度が高いらしいです。蒸すのが一番つらいかも知れない‥
ちょこっと調べてみたら、ロキは「閉ざすもの」「終わらせるもの」の意味があるんですね。髪を切る=穂を刈り取るであれば、まさに、種をまき、収穫するまでのサイクルを終わらせた過程とも読めそうです。
トールは雷神を表しますし、農耕とは切れない関係がありますし、妻であったシフは、大地の神であった可能性は高いですね。今では何の神様はわかってはいないけれど、キリスト教以前は、母性神や女神が崇められていたといいますし、シフは、その名残かもしれないですね。(貴志祐介の「天使のさえずり」では、龍は蛇の元型で、地を這う蛇は、母性神の象徴だったそうです。日本では白蛇の神様なんて、その名残なのかな。
その後、天に昇って竜神になって、神様は父性的な意味合いが強くなったとか。)
ラプンツェルも、最初に母親が妊娠した状態で登場しますし、そのラプンツェルも、また母になる設定だとすれば、これも、季節のサイクルが童話になっていったのかもですね。
あのテンノー。2ch情報の見える人によれば、思ったよりも、天皇の行事や祭事がキツくて、やばいと思っているそうです。魔女様のコメント欄で勅使派遣の儀をみていると、確かに、顔色は悪いし、目が泳いでいるし、長くないということなんでしょうかね…。
北海道も日中は暑いようですから、日本の米様もお気をつけて。