2019年04月13日
灰かぶりの正体
どうも、日本の米は世界一です。
本日のApocalyptica
以前の記事
で紹介しましたApocalyptica、あの画像じゃ
かっこ良さが伝わらんと思いましたので、改めて動画を
ば。まず、黒髪ロン毛がペルットゥ、金髪ロン毛がエイ
ッカ、短髪ヒゲがパーヴォ、ドラムがミッコ。ちなゲス
トボーカルはアダム・ゴンティエ。なお、このMVに出演
している人達全員"男"だそうな。服装、髪型、骨盤の形
とかをよくよく見れば確かに違和感あるやね。
えっK-pop?イラネーヨ(ノ#`◇´)ノ〜┻━┻
本日のナニコレ?
主、こんな記事をスケ板で見っけましてねぇ。
2018年度「上月スポーツ賞」表彰授与式
取りあえず右上の画像を見て欲しい。このヒトふっと気
を抜くとその辺の授産施設の通所者みたいな表情するの
な(年取ると隠せなくなるんだなー、ナルさんにも言える
が)。おまけに背広がサイズ合ってなくてヨレヨレだか
ら、更に悲惨な事に(背広くらいオーダーしろや)。し
かもコイツだけでなく、なまはげまで変な格好してやが
るし。そこはフツーにスーツ着ろやと思うが、こういう
所が発○○害を疑われる要因になってるんだろうな。
さて本題
20年ほど前だったか、「本当は怖いグリム童話」というそ
びえ立つクソのような本がベストセラーになったことがあ
った。何がクソかって、主が期待していたのは童話を民俗
学や民間伝承からの観点で解説するような内容、ところが
立ち読み(ヲイ)してみて頭が痛くなってきた。中途半端
なエロ(コスプレセ○クスする眠り姫は特にひどい)に特
化した、ただの2次創作本だったから。余りにも期待外れ、
立ち読みする価値も無かった。
そこで思った、いつかは自分の手でグリム童話を分析して
みたいと。で、この度それをここで書いてみることにした。
灰かぶりのストーリーは皆様ご存知とは思いますが。
灰かぶり
血なまぐさいです。小さい靴を履くために足を切る、とい
う類話は欧州の民話に散見されるのですが、じゃあ何で灰
かぶりの靴は小さいの?という疑問、出ますよね。ヒント
になるのが中国の葉限という民話。これが世界最古(9世紀)
のシンデレラとされているため、中国から広まったと考え
ても不思議じゃないです。だって中国じゃ美人の条件は足
が小さい事、それで行われていたのが"纏足"。つまり人為
的に足を小さくさせているんですね。だから葉限の靴が小
さい事も簡単に説明がつく訳。ところが欧州に渡ると纏足
だなんて風習ありませんから、シンデレラの靴が小さいと
いうことだけが理由が不明なまま広まっていったと思われ
ます。
話変わってこの灰かぶりですが、話を読み勧めていくと、
2つの重要な要素が出てくるのが分かりますよね。1つは母
親の墓に植えた木と、彼女を助ける2羽の鳩たち。ここで出
てくる木とは何か‥主はこれを"ユグドラシル"と解釈してみ
ました。ユグドラシルの根が墓の下-彼の地-に繋がっている
とすれば、ドレスや宝飾品などを灰かぶりに与えているの
は、彼女の死んだ母親と考えるのが自然でしょう。
じゃ、2羽の鳩たちは何かって?おまいら本当は鳩じゃな
くってカラスなんだろ。灰かぶりを助けた上で、知恵も授
けている。こんなカラス達、主知ってるぞ。フギンとムニ
ン。じゃねーか。となると、灰かぶりの正体はオーディン神
という事になる(元々北欧神話はゲルマン神話から枝分か
れしたもの)。
勿論オーディン本人(?)というわけではなく、彼女の持
つ性質がオーディン神のそれを色濃く反映している。
鳩(カラス)から知恵をもらう所、涙で木を育てるという
のは、片目を捧げたとも解釈できますし、その対価として
馬車や御者が出てきたなんて可能性もあります。それと、
灰かぶりの性格が話の進行につれて変わっていってると思
いませんか。この辺りグリームニルの言葉のオーディン神
とよく似ていると思うんですが、如何なもんでしょ?
なお、第2版以降の灰かぶりでは、2人の姉たちの目を鳩が
くり抜くという終わり方をしていますが、こんなのは全く
の蛇足と主思ってます。何でって姉たちは足を削った時点
でまともに歩けなくなっただけでなく、遠からず感染症に
よる悲惨な死が待ち受けているわけです。つまり、無駄に
残酷さを足してるに過ぎません。
本日のApocalyptica
以前の記事
で紹介しましたApocalyptica、あの画像じゃ
かっこ良さが伝わらんと思いましたので、改めて動画を
ば。まず、黒髪ロン毛がペルットゥ、金髪ロン毛がエイ
ッカ、短髪ヒゲがパーヴォ、ドラムがミッコ。ちなゲス
トボーカルはアダム・ゴンティエ。なお、このMVに出演
している人達全員"男"だそうな。服装、髪型、骨盤の形
とかをよくよく見れば確かに違和感あるやね。
えっK-pop?イラネーヨ(ノ#`◇´)ノ〜┻━┻
本日のナニコレ?
主、こんな記事をスケ板で見っけましてねぇ。
2018年度「上月スポーツ賞」表彰授与式
取りあえず右上の画像を見て欲しい。このヒトふっと気
を抜くとその辺の授産施設の通所者みたいな表情するの
な(年取ると隠せなくなるんだなー、ナルさんにも言える
が)。おまけに背広がサイズ合ってなくてヨレヨレだか
ら、更に悲惨な事に(背広くらいオーダーしろや)。し
かもコイツだけでなく、なまはげまで変な格好してやが
るし。そこはフツーにスーツ着ろやと思うが、こういう
所が発○○害を疑われる要因になってるんだろうな。
さて本題
20年ほど前だったか、「本当は怖いグリム童話」というそ
びえ立つクソのような本がベストセラーになったことがあ
った。何がクソかって、主が期待していたのは童話を民俗
学や民間伝承からの観点で解説するような内容、ところが
立ち読み(ヲイ)してみて頭が痛くなってきた。中途半端
なエロ(コスプレセ○クスする眠り姫は特にひどい)に特
化した、ただの2次創作本だったから。余りにも期待外れ、
立ち読みする価値も無かった。
そこで思った、いつかは自分の手でグリム童話を分析して
みたいと。で、この度それをここで書いてみることにした。
灰かぶりのストーリーは皆様ご存知とは思いますが。
灰かぶり
血なまぐさいです。小さい靴を履くために足を切る、とい
う類話は欧州の民話に散見されるのですが、じゃあ何で灰
かぶりの靴は小さいの?という疑問、出ますよね。ヒント
になるのが中国の葉限という民話。これが世界最古(9世紀)
のシンデレラとされているため、中国から広まったと考え
ても不思議じゃないです。だって中国じゃ美人の条件は足
が小さい事、それで行われていたのが"纏足"。つまり人為
的に足を小さくさせているんですね。だから葉限の靴が小
さい事も簡単に説明がつく訳。ところが欧州に渡ると纏足
だなんて風習ありませんから、シンデレラの靴が小さいと
いうことだけが理由が不明なまま広まっていったと思われ
ます。
話変わってこの灰かぶりですが、話を読み勧めていくと、
2つの重要な要素が出てくるのが分かりますよね。1つは母
親の墓に植えた木と、彼女を助ける2羽の鳩たち。ここで出
てくる木とは何か‥主はこれを"ユグドラシル"と解釈してみ
ました。ユグドラシルの根が墓の下-彼の地-に繋がっている
とすれば、ドレスや宝飾品などを灰かぶりに与えているの
は、彼女の死んだ母親と考えるのが自然でしょう。
じゃ、2羽の鳩たちは何かって?おまいら本当は鳩じゃな
くってカラスなんだろ。灰かぶりを助けた上で、知恵も授
けている。こんなカラス達、主知ってるぞ。フギンとムニ
ン。じゃねーか。となると、灰かぶりの正体はオーディン神
という事になる(元々北欧神話はゲルマン神話から枝分か
れしたもの)。
勿論オーディン本人(?)というわけではなく、彼女の持
つ性質がオーディン神のそれを色濃く反映している。
鳩(カラス)から知恵をもらう所、涙で木を育てるという
のは、片目を捧げたとも解釈できますし、その対価として
馬車や御者が出てきたなんて可能性もあります。それと、
灰かぶりの性格が話の進行につれて変わっていってると思
いませんか。この辺りグリームニルの言葉のオーディン神
とよく似ていると思うんですが、如何なもんでしょ?
なお、第2版以降の灰かぶりでは、2人の姉たちの目を鳩が
くり抜くという終わり方をしていますが、こんなのは全く
の蛇足と主思ってます。何でって姉たちは足を削った時点
でまともに歩けなくなっただけでなく、遠からず感染症に
よる悲惨な死が待ち受けているわけです。つまり、無駄に
残酷さを足してるに過ぎません。
初版グリム童話集(1) (白水Uブックス) [ ヤーコプ・グリム ] 価格:1,026円 |
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>シンデレラが、ガラスの靴を置いていってしまうというエピソードは、松岡正剛先生によれば、これは神話における「欠けた王」を象徴しているそうです。
なるほど。確かに神話や英雄伝説にも何かが欠けていたり、弱点があったりしますね、チュール神、ヌァダ神(隻腕)、ヘパイストス(足の怪我)、ジークフリード(葉っぱのせいで‥)などなど。
>皇室の歴史を見ると、結構、この欠けた王が多いですよ。
仲哀天皇は気弱さが災いして‥なお方でしたし、武烈天皇は残虐の限り、いたずらで置き石をしたら、自分がそれに引っかかってあぼんな天皇とか、様々ですね。最たるものが考謙天皇だと思いますが(だからアイボンを天皇にするわけにはいかないのよね)。
スカ○ロがショボいのは、周囲が作り上げた虚像に本人が乗ってる部分は大きいでしょう。努力しなくても済みますもの。そう言えばやんごとなき方々こんな親子がいましたねぇ、ご優秀なキャリア()の持ち主なお妃様と、どう見ても‥なのに学業優秀()なお姫様。言われてみれば大本営発表っぷりが北風味ではないですか。
それと今、スカ○ロsageバイトがあるとかで騒ぎになっているみたいですが、あれ確か世選の直前くらいにTwitterで自作自演してる人がいて、おそらくそこから広まったんじゃないかと思うんですが、それがジャイアン子一味の誰かだったら面白いことになるかも(マッチポンプってヤツ?)。
あ、そうそう、これ5chでの拾い物ですが
https://www.cyzowoman.com/2019/04/post_229135_1.html
昌磨君以前からジャニオタからの支持を集めていたようなんですが、ネイサン君もジャニオタに見つかっちゃったみたいですwこれは喜んでいいんでしょうか‥
シンデレラの逸話にこんなにも、いろいろなメッセージが込められているとは…。葉限の話は、「金の魚」ともつながっているような気がしました。
シンデレラの試練の話や足の話を読んで、思い出しましたが、シンデレラが、ガラスの靴を置いていってしまうというエピソードは、松岡正剛先生によれば、これは神話における「欠けた王」を象徴しているそうです。
例えば、日本の場合、恵比寿さんですね。もともとはイザナミとイザナギの間に生まれた手足の萎えた不具の子で船に乗せて淡路島に流され、のちに恵比寿になり、福の神になりました。
後、脛に疵持つ者といえば、ヤマタノオロチ退治をしたスサノオノミコト伝説です。
トロイア戦争で、無双の強さを誇ったアキレウスでさえ、勝利の目前で踵を矢で射られて命を落とした逸話も、脚や足が関連します。
ほかにもいっぱいありますが…、切りがないので…。
どこか、欠けていたり、弱点があるということは、物語を進めるうえで主人公の大事な要素になるそうです。皇室の歴史を見ると、結構、この欠けた王が多いですよ。敢えて書物に彼らを残すことで、後世に、清廉潔白でない皇統の歴史について考えさせるようになっているから、日本の懐はどこまで深いんだと思います。
なので、自称完璧某王者君を見ていると、北の将軍様の輝かしい()伝説を思い出します。彼の外見が貧弱でつまらないのは、今までの試練なんて、しょぼかったのよという証左ですね。
そういえば、宇野選手も「足」を捻挫していましたね。やはり、彼はヒーローなんですね。自分できちんと弱さに向き合えるから、仲間も自然とできるし、乗り越える試練を持つ人は、強いなぁと思います。まとまりのない文章になってしまいました。
シンボルアスリートの件は、テレビで見て「‥あれ?」とは思いました。単に選ばれているだけでなく、センターですものね。あー、ジャイアン子が5ch荒らすの、これも背景にあるのかしら。
>「○○の法則」発動かしら?
5chではそんな風に言われてますね。それよりこの衣装ジョニー姐さんのデザインなのでは?姐さんにも法則来そうで怖いんですけど(Origin()のプルさんも)。
>また、この「ノートルダム・ド・パリ」って、何ともブラックな物語なんですよ…。
ディズニーもよくこんなのアニメにしましたね(・・;)主、カジモドを米津玄師に脳内変換してしまったので(背骨的なアレ)、ちょっと疲れてるかも知れない‥
おとぎ話も保護者がうるさくなっちゃって随分とマイルドにされちゃってるみたいですが、子供を水耕栽培しているようで嫌な時代です。だからといって殊更残酷さだけを強調したような二次創作本が乱発されても。とは思います。
ゲルマン人は木に生贄をぶら下げていて、それがクリスマスツリーの起源になったそう。
北欧は美形の宝庫ですからね。それも日本人が憧れる金髪碧眼の。(古くはビョルン・アンドレセンという方もおられました。腐女子のバイブル(笑)、ヴィスコンティより)
美形の宝庫は、クロアチアもらしいですが。(アラン・ドロンはクロアチア系だったとか)
https://www.tvguide.or.jp/feature/kissandcry/20190417/01.html
竹田爺の辞任で“潮目”が変わってきたということかしら?ヤツを差し置いて…、S豚、歯ぎしりしてるだろうなぁ。ザマァ
https://www.asahi.com/articles/ASM4J5SK9M4JUTQP01X.html
いきなりでごめんなさい。ヤツ、「ノートルダム・ド・パリ」滑ってなかった?「○○の法則」発動かしら?
http://textview.jp/post/top/32020
また、この「ノートルダム・ド・パリ」って、何ともブラックな物語なんですよ…。(元祖ストーカー男やホスト男に入れあげる女が出てきたり)
バレエやミュージカルだと、きれいなイメージに変えてますけどね。ユゴー先生、凄い。
おとぎ話が残酷なのは、ある種の神話ですから。やつしや貴種流離の物語は、昔の子供の教育だった?多少の残酷さは、生きるためには絶対必要。だって、人間は、他の命を犠牲にして生きているワケで。
灰かぶりの姉たちが目を潰されるのは、ケルトの生贄儀礼の名残りだという説もある。
みる目がない者には、必要ないでしょう、という訳です。コワい、コワい…
灰かぶりが涙で育てる木というのも、ケルトにも日本の縄文文化同様、巨木信仰があったようです。木は、まさに神様なんですよ。