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2015年08月04日
★この街に僕は場違いな存在であるのかも?……滅入った気分でいると、またみさき通りの動輪が見たくなった
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★この街に、自分が場違いな存在であるという思いが強くなってきた。
もう、これ以上、ここにいても仕方がないのかもしれない。
かなり滅入った気分でいると、ふいに、また旧国鉄八戸線(貨物支線)湊線跡【みさき通り】にさらされている【ED75―79型第1動輪】が見たくなった。
★場所は「ここ」である。
江陽五丁目。
★僕は鉄道に乗ったり、無人駅を訪ねたりするのが大好きだが、車輌のことはまったくわからない。
【ED75】とは何であるのか?
ネット上で検索すると、『週に一度は撮り鉄を。』さんの記事――2015年07月16日04:30 【ED75 759】 チキ6000形6両を牽引し、名取を通過――を見つけることができた。
この画像は、その『週に一度は撮り鉄を。』さんから拝借したものである。
気合いの入った撮り鉄ぶりに敬意を表するとともに心より感謝申しあげる。
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2015年08月02日
★イカ釣り漁船とインプレッサと薗憲さんのジャズと!館鼻公園か?漁港ストアー前か?迷ったがここを選んだ
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★イカ釣り漁船とインプレッサと薗憲さんのジャズと……。
★昼、第二魚市場付近の、漁船のそばで薗憲さんのジャズを聴いた。
セントルイス・ブルース……聖者の行進……ハイ・ソサエティー……12番街のラグ……オール・オブ・ミー……。
自分の部屋で聴いているときの【僕】という概念が瓦解していく。
★場所は、ここ。
館鼻公園か? あるいは港の突端の漁港ストアー前か?……ちょっと迷ったが、それらはまた今度に……ということで、ここを選んだ。
陽は真上にある。
岸壁に反射する光がまぶしい。
人影は、遠くのほうで釣りをしている親子だけだ。
二人がはしゃいで声をかけ合っているようなのだが、こちらにまでは聞こえてこない。
★「【僕】という概念が瓦解していく」ことについての粗い説明(ノ△・。)――
僕のうちには、「信念」「信条」に近いものもあれば、迷いの過程でフラフラとしているものもある(*^_^*)。
前者の「信念」「信条」は石みたいなもんだ。
いってみれば、内心の強烈な身震い! 赤と黒のダンダラの殺気!――安保法制議論に対する僕の態度も、これだ。
変わりようがない。
突き進むのみ!
この領域が瓦解した……というのではない。
これと隣り合っている、迷いの過程、フラフラとしている領域が、一気に膨れあがり、信念の領域を圧迫しはじめたのだ。
★揺れる僕。
精神のバランスが瓦解しているのだから、当然だろう。
フラフラとしているもの、曲がりくねっているものが噴出し、インプレッサの中に充満した。
ドギマギする僕と薗憲さんのジャズと……。
ウジウジする僕と薗憲さんのジャズと……。
ああ、ここに来てよかった(正確には、ここに来てジャズを聴いてよかった)……と思った。(また来たい……と思ったかどうかは、よくわからない。)
持参した、手鍋焙煎のブラジルは最高に旨い!
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2015年07月31日
★本日未明、ちょっと【恐いメール】を受信! あちら側のこちら側ギリギリの場所からの発信か? 涙が出た
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★本日、未明、ちょっと【恐いメール】をもらった。
たまたま起きてPCに向かいメールの整理をしていた。
あれ? ぜんぶチェックしたはずなのに未読メールが一通ある!
午前2時51分受信。
江藤淳忌(7/21自刃)〜敗戦記念日(8/15)にかけては、僕が異人(幽霊を含む霊的存在)に接近する期間で、それだけ僕のカラダも衰弱し、死に近づいているものだから、【恐い】と感じ、ドキンとしたのだろう。
〈メール引用〉
《会社で企画書を書く以外なんにも書けなかったわたしが、病後、なぜかすごいスピードで物語が浮かんできます。
1週間程度で原稿用紙200枚とか平気で書けるのです。
奇妙な現象です。……》
冒頭から読み進んで、真ん中あたりの記述だ。
長いメールで、僕がこれまでにもらったメールの中で2番目に長いメールだった。
彼女がいうところの「200枚」の憑依的な勢いを感じた。
★メール末尾――
《わたしは、昔から、時々日常の中で、自分は既に死んでいるのではないか……と思ったりすることがあります。
もしかしたら、死んでいることに気づかず、こうして仕事場に向かって急いで歩いているのかもしれない。
そんなふうに感じることがあります。
日常の(または社会的な)自分から遊離した自分がここいる……と。
先生、先生は、生きながら冥界に下降していかないでくださいね。……》
ああ、彼女は(こちら側に対する)あちら側の、こちら側ギリギリのところから、衰弱しつつある僕に向かって「先生は、生きながら……」を言うためにやってきてくれたのか……と思った。
涙が出た。
と同時に、日常の中で「書き」「しゃべっている」僕とは【別種の僕】としてメールを受けとめていることに気づいた。
僕の魂が、こちら側の、あちら側ギリギリのところまで移動している。
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2015年07月30日
★帽子屋敷!「この石段の上に僕という人間が住んでおりました」という標識を立てたい気分である
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★23、4歳の頃、この石段の上のほうに住んでいた。
速達郵便の宛名の下に「帽子屋敷」とメモしてあった。
配達員が僕の家に来るとき「帽子屋敷」を目印にしていたのだろう。
あれから、ずいぶんの年月が流れた。
僕自身も意識的にここから遠ざかろうとしたから、その2倍くらいの年月が流れたことになる。
同時に、あの頃に戻りたいという気持ちもある。
自然の流れ、僕が加速させた流れ、逆行する流れ……この石段には、結構、複雑な時間が横たわっていることになる。
一瞬、石段をのぼってみようかな?と思ったが、やめた(*^_^*)。
「この上に僕という人間が住んでおりました」という標識を立てておきたい気分である。
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★根城城址でトンボを撮った。美しい羽根のすかしは暑さに弱った知のカタチを恢復させてくれる!*^_^*
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★暑い。
いや、暑いのは、いい。
暑さに、自分が甘えていること。
あるいは、完全に負けていること。
ショックを受けている。
先々週、チョイ住み・奈良の三条通で信号待ちをしているとき、太陽の輝きとセミの鳴き声にクラクラした。
今のセミは、昔のセミとは違う。
【ジャリジャリ】鳴く。
奈良は【ジャリジャリ】ゼミに占領され、お寺も仏像も【ジャリジャリ】と揺れている。
異国のようだ。
ああ、僕はこの異国の地で死に絶えるのか……と思った。
夏生まれで、夏は大好きな季節だった。
猛暑、酷暑の中、汗にまみれつつ、一点に集中していくのが僕の知のカタチだと信じていた。
が、気がついたら、既に、そのカタチが崩壊しつつある。
「崩壊し尽くす前に八戸に帰ろう!」と逃げ帰ったのだが、八戸も暑いよ!
★画像=昼、根城城址でトンボを撮った。
トンボも暑いのだろうが、美しい羽根のすかしは暑さに弱った知のカタチを恢復させてくれる。
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2015年07月29日
★僕が「なんやねん、おまえ!」というと、又吉も「なんやねん、こいつ!」と鋭い目でにらみかえしてきた
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★けさも、いつものエクササイズ【一に足腰、二に文体、引き明けの街・八戸&大阪を走る!】(@ウォーキング20分+Aジョギング20分+B折りたたみ自転車・はなむけ号20分)は、取りやめにして、はなむけ号で【画像】の場所に行き、はなむけ号は草むらにを置き、男桐下駄で【画像】の道を歩いた。(←下駄で歩くために、はなむけ号を下駄でこいだ。危険である。)
下駄は姿勢がシャンとする。
かかとのほうから、すなわち、男桐下駄のうしろの歯から、軽く着地すると、着地の刺激が、かかと→腰→背骨→脳のうしろにと伝わり、モーツァルトを聴いているときのような、脳のシワシワがくすぐったくなる感覚がある。
遠くの、木々の先端の連なりと空との境の線を見つめながら、カランコロン、カランコロンと歩いていると、ふと、太宰の『富岳百景』に、夜道、下駄でカランコロンと歩く場面があったことを思い出した。
《私は、眠れず、どてら姿で、外へ出てみた。
おそろしく、明るい月夜だつた。
富士が、よかつた。
月光を受けて、青く透きとほるやうで、私は、狐に化かされてゐるやうな気がした。
富士が、したたるやうに青いのだ。
燐が燃えてゐるやうな感じだつた。
鬼火。
狐火。
ほたる。
すすき。
葛(くず)の葉。
私は、足のないやうな気持で、夜道を、まつすぐに歩いた。
下駄の音だけが、自分のものでないやうに、他の生きもののやうに、からんころんからんころん、とても澄んで響く。
そつと、振りむくと、富士がある。
青く燃えて空に浮んでゐる。
私は溜息をつく。
維新の志士。
鞍馬天狗。
私は、自分を、それだと思つた。
ちよつと気取つて、ふところ手して歩いた。
ずゐぶん自分が、いい男のやうに思はれた。
ずゐぶん歩いた。
財布を落した。
五十銭銀貨が二十枚くらゐはひつてゐたので、重すぎて、それで懐からするつと脱け落ちたのだらう。
私は、不思議に平気だつた。
金がなかつたら、御坂まで歩いてかへればいい。
そのまま歩いた。
ふと、いま来た路を、そのとほりに、もういちど歩けば、財布は在る、といふことに気がついた。
懐手のまま、ぶらぶら引きかへした。
富士。
月夜。
維新の志士。
財布を落した。
興あるロマンスだと思つた。
財布は路のまんなかに光つてゐた。》
僕が財布に向かっていると、反対側から、芥川賞受賞会見で太宰を語っていた又吉が、やはり財布に向かって歩いてきた。
僕が「なんやねん、おまえ」というと、又吉も「なんやねん、こいつ」と鋭い目でにらみかえしてきた。
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2015年07月28日
★休暇中はインプレッサの中で薗田憲一をガンガン!!聴いて暮らす。これだと熊もやって来ないだろう
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★あたりもかすりもしないサイトをいくつか所有していたのだが、負荷だけが大きいので、今、思いきって整理した。
BLOGは1つに……と思ったが、このBLOGを棄てきれずに2つに。
・一に足腰、二に文体、引き明け街・八戸を走る!(←棄てかかったm(_ _)m)
・DAKA哲学:中学生がいる光景
・ホームページ はギュギュッと縮小!
休暇中はインプレッサの中で薗田憲一をガンガン!!聴いて暮らす。
ここだとだれもやって来ないだろう。
熊もやって来ないよ。
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2015年07月27日
★八戸学院光星野球部員をめぐる八戸市の【冒険】あるいは【企み】
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★【八戸市の企み】各地から集まった、八戸学院光星野球部員の中で、八戸に永住を希望する子は、どのくらいいるのだろうか?
「永住したい!」という子が続出する八戸!
「親も呼びたい!」という子が続出する八戸!
鍛えたパワーで八戸のために汗を流してもらいたい。
学校教育と社会教育等が連携して、そういう【企み】を展開したいなぁ〜。
★画像=ガラス戸の向こうは、お好み焼き用具&材料一式。
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★百間にしびれる! みさき通り(旧湊線)にさらされている【ED75―79型第1動輪】のような男だなぁ
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★けさは、いつものエクササイズ(このブログの題にもなっている)【一に足腰、二に文体、引き明け街・八戸を走る!】(@ウォーキング20分+Aジョギング20分+B折りたたみ自転車・はなむけ号20分)は、取りやめにした。
昨日、別なブログで記事にした旧湊線の【ED75―79型第1動輪】の画像が原因だ。
動輪が記念碑のプレートともに線路跡(=現【みさき通り】)にさらされている。
その質と量が僕のなかで【ガ〜ン!】と膨れあがったのだ。
そのことが、「エクササイズ取りやめ」とどういう関係があるのか?
僕の心の中をかきわけかきわけ、※※※※※※※……と、文字にしなくてはいけないのかもしれない。
それが僕の人生なのかもしれない。
でも、ひとつ前の記事でも触れたように、それを今、書いてしまうと、現時点の僕の自己完結で終わってしまうのではないか?……書かないこともポイントなのではないか?……と、(これ、ずっと考えていたわけではない)さっき、ふと思ったのだけれど……m(_ _)m。
★エクササイズの時間を読書に充てることにした。
書架から古い雑誌――『文学界』2003/11月号〜総力特集「内田百閧ノ読み耽る」〜を取り出す。
メインに「したたかな個人主義」と題して、松山巌・松浦寿輝・堀江敏幸の鼎談。
そのあとに、評論3作、エッセイ「百閧ニ私」11作。
内田百閧ノついては、たとえば、必要もないのに汽車の一等に乗ったり……、学校に通うのに人力車に乗ったり……、あるいは、意外に、食い道楽だったり……という、その奇人ぶり&偏屈ぶりに、また作品では『阿房列車』に、そして、文学の世界では傍流(マイナーな巨匠)という位置づけに……等々、強い関心をもちながら、ずっと、読むことを封印してきた作家である。
この「封印」はこれからも解くつもりはない。
ああ、ここもそうだなぁ〜。
なぜ、封印してきたのか? なぜ、その封印はこれからも解かれることがないのか?
これも、僕の心の中をかきわけかきわけ、※※※※※※※……と、文字にしなくてはいけないのかもしれない。
でも、「自己完結」はやめるぞ。
冒頭の鼎談「したたかな個人主義」は、きちんと全部読む。
あとは、つまみ読み。
百閧ヘ都会のなかに独りポツンとして、つき合いはあるけれど、距離は近づかない。
借金取りとの関係もそうだし、大学の組織の中でもポツンといる。
故郷のこともはっきりとは書かない。
他人は他人で、みんな外国人のように、異物のように遠い。
文章を読むととくにそう思うんです。(松山巌談)
ああ、しびれる!
百閧ヨの関心はより強くなる。
しかし、封印の度合いも、より堅固になる(◆o・3・*)σ。
百閧チて、【みさき通り】にさらされている【ED75―79型第1動輪】のような男だなぁ〜。
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★ぜんぶ書いてしまったら、あなたも、僕も、そこで、もう終わりだよ! でも、やっぱり気になるよなぁ〜
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★昨晩、僕の仕事に関する【絶対に表に出せない情報】の束をシュレッダーにかけた。
イスに腰掛け、作業をつづけていると、どうしてだかわからないが、だれもいなくなった教室にひとり残り、ストーブにあたっている気分になった。
僕が最初に勤めた学校は石炭ストーブだった。
冬の夕刻、寒いからといって石炭をガンガンくべると、それが燃え切るまで相当に時間がかかる。
三者面談の日など、この「計算」をミスして、よく残ったもんだ。
※※※※※※※※※※※※※※※※
↑
この〈※※※〉に、この話の、いわゆる【落ち】あるいは【眼目】あるいは【結び】が来る。
いったんは、それを書こうとしたが、書いてしまうと、今の僕の自己完結で終わってしまうのではないか?……書かないこともポイントなのではないか?……と思った。
★画像=朝、パン屑を食べる庭のスズメ。
大多数のスズメは、その場で食べているが、わざわざ隣の家の屋根まで運んでいって食べるヤツもいる。
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