2014年11月10日
★先週、2人のお母さんから学校部活動について【静かな抗議】!〈担任odakasanの学級通信〉
★僕は、【大阪市(橋下徹市長)の中学校運動部部活動の民間委託構想】について、これまで、この「学級通信」で何度か自分の考えを述べた。
粗くまとめると――
大阪市の構想は、なんでもかんでも抱え込んでパンク状態=【学校の教育丸抱え体制】に陥った公立中学校に対して、抱え込んだ【重荷】はそのままにして、【支援】しようという方策にとどまっている。
僕は、そうではなく、【重荷】を【分担】する方策を検討しなくてはいけない……という主張だ。
★こういう論議を枕に、僕自身を取り巻いている【学校の教育丸抱え体制】について、主に【学校部活動問題】にしぼり、状況を報告し、同時に【大阪市(橋下徹市長)の中学校運動部部活動の民間委託構想】を一歩進めた改革案を提示しようと思いながら、HP環境の変更、ブログの変更等で、バタバタしていて、なかなかやれなかった。
少し落ち着いたので、これから何回かにわけて(1000字×5回)報告していきたい。
そんなに【おもしろい】内容ではないと思うが――ま、「学級通信」というのはそんな【オモロイ】もんではないですよm(_ _)m――つきあってもらって、意見などいただければ、ホンマ、幸いです。
【報告】スタート――
★先週、2人のお母さんから本校の学校部活動について相談があった。
正確にいえば、怒りをグッと抑えた【静かな抗議】だった。
それぞれ単独に来校。
Aさんの相談は、現在の学校部活動が家庭生活や学習活動を圧迫している。早急な見直し・改善が必要だ……というものだった。
〈Aさんの主な主張〉
・月曜日から金曜日までほぼ毎日、活動がある。それに土曜日や日曜日の活動が長い。家庭の行事がほとんどつぶれる。読書や趣味の時間も確保できない。活動は3回〜4回に改めるべきだ。
・そもそも、限られた部活動の種類しかないのに「全員強制加入」は変だ。まちがっていると思う。早急に「任意加入制」に改めるべきだ。
Bさんの相談は、(Aさんの意見とは逆に)学校部活動を、時間的にも内容的にも現状以上に充実してほしい……というものだった。
〈Bさんの主な主張〉
・他校にくらべて練習時間が短い。「部活動のない日」がある。朝練習が認められていない。放課後の延長活動も認められていない。
・各種大会の出場に制限がある。他校が参加しているのにサムライ中は参加できない大会がある。
・顧問の指導力、練習内容に疑問がある。専門のコーチを採用してほしい。
★【つづく】――これまでの「職員室通信」は2000字程度がひとつの目安だったが、今回はじまった「学級通信」は、僕自身の修業のため1000字を目安にする。今回=993字。
画像=玄関のカリン収穫の光景。
★さらにリアルな情報は小高進の公式ホームページへ★
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