斜め上を行く言語聴覚士の日々

あの忌まわしい大震災から早いもので
2年が過ぎました。当時、皆さんは
どちらで何をされていましたか？

私は2011年3月11日の14時頃は
職場で、とある患者様と
リハビリの最中でした。


地震が起こった時、はじめは
すぐに治まるだろうとタカをくくって
いましたが、1分以上かけて
段々と揺れが厳しくなり・・・。

身の危険と患者様の安全を
確保するにはどうしたらいいかと
頭の中が混乱していました。

しかし、同伴の患者様は至って
冷静に構えていて、逆に
患者様に励まされましたね。

私の住んでいる場所は
関東圏なので、地震の被害自体は
ほぼありませんでした。


それでも南三陸町の
津波の映像を見た時には、私の人生
経験上類を見ない衝撃が走りました。

多くの尊い命や築き上げてきたものが
天災によって奪われ、残された
遺族の方々には、やり場の無い
怒りや悲しみがあると思います。

そのような現状に対し、
私個人にできる事はごく僅かですが、
この未曾有の出来事を
風化させないよう後世に伝えて
行く事は重要であると考えます。

改めて、犠牲になった方々へ
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。