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2015年12月23日

入浴の科学的な効果

今年は暖冬だと言われていますが、
私の住んでいる関東地方も
いよいよ本格的に寒くなってきました。

20代の頃には寒さに対して抵抗力が
あったのですが、30代後半になった今、
寒さに瞬時に負けます。
これって歳ですね、ハイ(苦笑)。


そんな(歳と)冬の季節だからこそ、
毎日の習慣にしたいのがお風呂です。
勿論、温泉が格別ですけどね。

今日は身近なお風呂の
科学的な効果について
下記に述べたいと思います。


【入浴の効果】

@温熱効果
 ⇒入浴すると、体温が上昇する。
  温まることで毛細血管が拡張して
  血行が改善され、老廃物や疲労物質が
  排出される。また内臓の働きを助け、
  自律神経をコントロールする作用や、
  腎臓が活発になり利尿作用も期待できる。


A水圧効果
 ⇒お湯に浸かると皮膚表面に
  水圧が生じ、マッサージ効果が得られる。
  下肢に貯留した血液が心臓へと押し戻され、
  全身の血液循環が促進される。
  また、腹部への水圧により横隔膜を
  押し上げ、肺が圧迫される為、
  肺活量が通常の3分の1に減少し、
  呼吸回数増加により心肺機能が高まる。


B浮力効果
 ⇒水中では浮力が働き、
  体重が軽くなる。陸上では体重や
  重力に対し、支えて緊張してる筋肉や
  関節を緩和し(肩まで浸かった場合、
  体重は陸上の10分の1)
  リラックスさせる事が期待できる。



以上が簡単な効果についてですが、
温泉の場合はこれらに加えて、
泉質によってプラスアルファの
効能が期待できます。

ちなみに私が今月上旬に行ってきた
群馬県の草津温泉(写真参照)では
神経痛・筋肉痛・関節痛・皮膚病・
糖尿病・高血圧症・動脈硬化症等々に
効果があるようですよ。

kusatsu.jpg

更に入浴方法で一工夫ですが、
冷え性や疲労・皮膚の乾燥が
気になる方は就寝前に
37℃〜39℃のぬるめのお湯に
しっかりと浸かること
が良いようです。

寒いとついつい熱い湯に
浸かりたくなりますが、
日々の習慣においては
健康を意識した入浴法を
実践したいものですね。
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