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2014年11月17日

ジェネリック医薬品

タイムリーな話題ですが先月から
部署内の人事異動があり、
産休に入る理学療法士の
代わりの方が異動してきました。

しかし、その人の特徴の大部分が
アスペルガー障害診断基準に合致していて、
臨床技術はあるのに業務に変な偏りがあったり、
利用者や職員と円滑なコミュニケーションが
取れず、難渋してしまいます。

放置しても業務に支障が出なければ
精神衛生上良いのですが、マンパワーの関係上
連携が必須の部署なのにその方は
スタンドプレーで自身の業務上の失敗を
棚にあげて平気で他者批判したりする
傾向があり、周囲からの視線も極めて
冷ややかです。これからどうなることやら・・・。


さて、冒頭で愚痴ってしまいましたが
今日は薬を日常的に内服している方は
一度は聞いたことがある
『ジェネリック医薬品』について
説明してみたいと思います。

ジェネリック医薬品とはこれまで先発薬として
使用されてきたものの特許が切れた後、
同等の品質で製造販売されているもの
です。


【ジェネリック医薬品の概要】

●長所
⇒開発コストが先発薬と比較して安価な為、
 販売価格が3〜5割程度先発薬より安い。

⇒効き目や有効成分が先発薬とほぼ同等で
 安全性も高い。

⇒患者が医薬品の情報を得た上で、選択可能。


●短所
⇒形状や添加物が先発薬とは異なり、
 それによって薬の作用が変化するので、
 場合によっては効き過ぎる場合がある。

⇒先発薬と比較して、医療情報が少なく
 患者が選択する上でも不明な点が生じる場合がある。

⇒副作用が生じた場合、各企業の個別対応


以上、端的に言うと価格は安いが
効能の不安定さがあるといった特徴が
あるようですね。人によって賛否が
分かれそうです。

ちなみに、2014年度厚生労働省の
「後発品の更なる使用促進のためのロードマップ」
に基づく新指標では、2018年3月までに
ジェネリック医薬品が占める割合を
6割以上とする目標を掲げており、
今後更なる普及が見込まれます。

誰しも医療費は気になるもの、
負担を少しでも軽くしたい方には
ジェネリックは選択肢の最有力候補となります。
しかし実際の使用においては特性を熟知
することが、正しい付き合い方といえそうですね。
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