斜め上を行く言語聴覚士の日々

突然ですが、読者の皆さんは
お中元やお歳暮って送っていますか？
プルプル食は何を隠そう
この歳で、初・お中元です（苦笑）

世間では当たり前の風習だと
思うのですが、私の家族は関係者に
定期的に物を送る習慣が
無かったものですから、
嫁さんと結婚してから初めてとなります。

正直な所、お中元は面倒臭いですが、
折角ですので、今日はお中元に
ついて調べた知識をご紹介します。

まずそもそも「お中元」とは
どのようなものなのでしょうか？
お中元とは日頃からお世話に
なっている方に感謝の気持ちを
込めたり、夏の挨拶の意味も含めて
粗品を送る事です。
では、由来や時期諸々についても
確認していきましょう。


◎お中元の名前の由来
⇒「中元」とは中国の祭日（7月15日）
　の一つで、この日が古来の日本で
　仏教の盂蘭盆会（うらぼんえ）の時期と重なる。
　盂蘭盆会とは送り火や迎え火など
　火を焚き先祖の冥福を祈り供養する
　行事であった事から、敬う気持ちが中国の
　言葉と結びつき変化したといわれている。

◎お中元を送る時期
【関東地方】
　時期・・・6月上旬〜7月下旬
　熨斗・・・御中元

　時期・・・7月中旬〜8月8日
　熨斗・・・暑中御見舞い

　時期・・・8月8日〜9月初旬
　熨斗・・・残暑御見舞い

【関西地方】
　時期・・・7月上旬〜8月中旬
　熨斗・・・御中元

　時期・・・8月中旬〜9月初旬
　熨斗・・・残暑御見舞い

◎お歳暮との違い
⇒御歳暮には、半年間のお礼と
　一年間のお礼の両方の意味を兼ねる。
　お中元とお歳暮の両方を送る場合には、
　半年ごとに感謝の気持ちを表わす。
　※必ず両方送る必要は無い。

◎お中元の価格相場
⇒概ね3000〜5000円前後。

◎お中元を貰った場合のお返し
⇒基本的には必要ないが、正式には
　お礼状を出すのがマナー。


ここで注意したいのは送る時期が
関東と関西で違うというところですね。
また、熨斗（のし）書きも送る時期に
よって、適切な表記に変更する
必要もあります。

ちなみに喪中の方に関しましても、
感謝の気持ちを表わす意味が
ありますので、贈り手、受け手のいずれが
喪中でも特に問題ないようです。

そんなこんなで、私の初めての
お中元ですが、涼しく最高級の
手延べ素麺（下記参照）を
お義父さんに送ることにしました。

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