2017年07月19日
ニーズを探る質問2/3
【前回までのお話】
トライアルレッスンを実施する前のインタビューで、学習者のニーズを聞き出します。
その後のレッスンプランや話題を決めるためにとても重要な段階です。
ニーズを聞き出すときには、「なぜ日本語を勉強したいんですか。」という質問のかわりに、「レッスンを始めようと思ったきっかけはありましたか。」という質問をするというお話は前回までのお話…
今日はその続きです。
ーーーーーーーーーーーーーー
【学習者の隠れたニーズを探る質問】
「レッスンを始めようと思ったきっかけは何でしたか。」という質問をした後につづける質問はいくつかあるのですが、その中でも必ず聞く質問が1つあります。
それは「日本語力を高めることで何ができるようになると思いますか。」という質問です。
この質問を投げかけられると、
「日本語力が高い自分はどのような感情をいだいていて、どんな振る舞いをしているのか」という理想の状態を思い浮かべます。
そして同時に「今はその状態にいないこと」を実感します。
現在の立ち位置と理想の状態を同時に思い浮かべることでやはり気持ちが理想に向かい、改めて頑張ろうという気持ちになります。
それから大切なことは、学習者本人がこの質問の答えを探しながら、自分でも気が付いていなかった目標に気が付くことです。
「私ってそんなこと思ってたんだ。」と前向きな気づき経験する。
あなたなら、そんな気付きを与えてくれた人にどんな感情を抱きますか?
前向きな気付きを経験すると、なんとなく気持ちが晴れたてスッキリするのではないでしょうか。
そして無意識のうちに、目の前の人に心を開いているのではないでしょうか。
学習者がトライアルレッスンを受けるのは、教師を見るためです。
どんな先生がどんなレッスンをしてくれるのか。
自分のことをわかってくれる先生なのか。
求めている情報を提供してくれる先生なのか。
相手はお金を払ってレッスンを始めるわけですから、その前にできるだけ不安を取り除きたいわけです。
その人に「この先生に決めよう」と思ってもらうためには、「(他の先生と)なんか違うな」と感じてもらうことも重要だと思っています。
それは雰囲気なのか、使う教材なのか、話し方なのかわかりません。
「質問の違い」がその要素の一つであることは間違いありません。
私は質問で相手の中に隠れている感情を引き出し、前向きな気付きを感じてもらえたらいいなぁと思っています。
さて、次の記事では実例を挙げます。
先日行ったトライアルレッスンの様子を書いていこうと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました^^
ーーーーーーーーーーー
モヤモヤ先生救済企画
今後プライベートレッスン(対面、オンライン問わず)を始めたいと考えている方、現在のプライベートレッスンにモヤモヤがあるという方向けに、サポートプランをご用意しています。
遠方の方ともお話がでいるよう、スカイプでも対応させて頂いています。
個別相談や90日集中フルサポートプランなどの詳細は、サポートプラン一覧をご覧ください。
トライアルレッスンを実施する前のインタビューで、学習者のニーズを聞き出します。
その後のレッスンプランや話題を決めるためにとても重要な段階です。
ニーズを聞き出すときには、「なぜ日本語を勉強したいんですか。」という質問のかわりに、「レッスンを始めようと思ったきっかけはありましたか。」という質問をするというお話は前回までのお話…
今日はその続きです。
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【学習者の隠れたニーズを探る質問】
「レッスンを始めようと思ったきっかけは何でしたか。」という質問をした後につづける質問はいくつかあるのですが、その中でも必ず聞く質問が1つあります。
それは「日本語力を高めることで何ができるようになると思いますか。」という質問です。
この質問を投げかけられると、
「日本語力が高い自分はどのような感情をいだいていて、どんな振る舞いをしているのか」という理想の状態を思い浮かべます。
そして同時に「今はその状態にいないこと」を実感します。
現在の立ち位置と理想の状態を同時に思い浮かべることでやはり気持ちが理想に向かい、改めて頑張ろうという気持ちになります。
それから大切なことは、学習者本人がこの質問の答えを探しながら、自分でも気が付いていなかった目標に気が付くことです。
「私ってそんなこと思ってたんだ。」と前向きな気づき経験する。
あなたなら、そんな気付きを与えてくれた人にどんな感情を抱きますか?
前向きな気付きを経験すると、なんとなく気持ちが晴れたてスッキリするのではないでしょうか。
そして無意識のうちに、目の前の人に心を開いているのではないでしょうか。
学習者がトライアルレッスンを受けるのは、教師を見るためです。
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自分のことをわかってくれる先生なのか。
求めている情報を提供してくれる先生なのか。
相手はお金を払ってレッスンを始めるわけですから、その前にできるだけ不安を取り除きたいわけです。
その人に「この先生に決めよう」と思ってもらうためには、「(他の先生と)なんか違うな」と感じてもらうことも重要だと思っています。
それは雰囲気なのか、使う教材なのか、話し方なのかわかりません。
「質問の違い」がその要素の一つであることは間違いありません。
私は質問で相手の中に隠れている感情を引き出し、前向きな気付きを感じてもらえたらいいなぁと思っています。
さて、次の記事では実例を挙げます。
先日行ったトライアルレッスンの様子を書いていこうと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました^^
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