● 即ち冬期クールも終わり…
矢張り時期的にあちこちで今月で終る番組や4月からの新番組が話題に上りますね。 今回は、そんな中で筆者的に色々な意味で他とはちょっと違った興味のあった作品について…
先頃、冬…って言いますか、秋冬期の「おそ松さん」が最終回を迎えました。 とは言え、4月頭の「松の市」、5月の幕張他、イベントやグッズのリリース等はまだまだ続く様で、 やはりビジネス的にはこの人気にあやからない手はないですよねぇ…
これは、説明するまでも無く昭和〜平成と2度に亙りTVアニメ化された赤塚不二夫原作「おそ松くん」のリメイクなワケですが、 筆者等からすると、想像もしなかった様な人気の出方で、 本当に世の中何がどうなるか判らんもんだなぁ…と改めて思い知らされたモノでした。 まあ、当方如きの見識などたかが知れているのですが… 世の中にこの人気振りを予想した人と言うのはどれ程居るのでしょうか…? ただ、キャスティングやED等見ていると、 或いは製作側は、初めからこの路線を見込んで居たのでは…?とも思わせるモノがあり、 もしそうなら成程、プロの目と言うのは大したモノだ、等と考えたりもしたのですが、さて、実際どうだったんでしょう?
本作の話題と言うと、兎角その(見る人によっては異様とも思える)人気振りに感する事が目に付きましたが、 筆者的に印象的だったのは、このアニメシリーズの人気の煽り(?)で原作漫画である「おそ松くん」が売れて居る、 という話題でした。 コレを気に赤塚不二夫その人や他の赤塚作品にも再びスポットライトが当たる流れが来るでしょうか? 現に4月には「マンガをはみだした男赤塚不二夫」というドキュメンタリー映画が上映されるそうですしね。
では、次に「来る」としたらどの赤塚作品になるでしょうか? 筆者的には「おそ松くん」からの流れなで考えたら「もーれつア太郎」、 それ以外なら「ひみつのアッコちゃん」辺りかな?と思ってるのですが如何でしょう? 何故かと言うと、これらは「ア太郎」なら「ニャロメ」、「ケムンパス」等のキャラクターが、 「アッコ」ならコンパクト等のプロップで商品展開がやり易そうじゃありませんか…? なんて、ね。
ところで、件の映画の主題歌はその赤塚先生に見出され、世に送り出されたタモリさんだそうです。 タモリさんといえば、赤塚先生の葬儀に於ける弔辞が大いに話題になりましたが、 正に運命を変えた存在である赤塚先生とは様々なエピソードが知られて居ますね。 就中、筆者的に「矢張りこういう人達は凡人とは一味違う…」と思ったのは、 本作にも夢中になってる、ある種のお姉さん達が喜びそうな(…いや寧ろガッカリするのかな?)ハナシでした…