● 今夜(11/16 未明)は「アルデバラン食」が見られるそうですよ
巷で何かと話題になった「68年ぶりの」スーパームーンは、 (我が国に於いては)残念ながら全国的に天候に恵まれず、 生で観測出来た所はかなり限られた様でした。
が、その代わりに神様は別の天体ショーを用意して下すった(?)様で、 筆者は何時も良く見ている日本気象協会ページ(tenki.jp)で知ったのですが、本日(11/15)深夜=16日未明、 おうし座のα星・「アルデバラン」が(地球の)月により隠される「アルデバラン食」なる現象が見られるそうです。
…まあ、「スーパームーン」と比べると、少々地味な感じはしますが、 まん丸な満月では無いモノの、月もまだまだ大きく明るく、 しかも現象は観測のし易い空の高い位置(60〜50°付近)で起きるそうですから、 興味のある方は昨日の鬱憤(?)を晴らすためにも見物としゃれ込んでみるのも良いかも知れませんね。
…ただ、何分にも深夜(2:00〜3:00台)ですので、明日朝が早い方、 小さなお子さん等には少々厳しいですかね…。
● そう言えば本日(11/15)は…
本日(11/15・書いている間に終って仕舞いましたが…)は「七五三」でしたね。 本日は昨日とは打って変って(午後からは?)全国的にまずまずの天気だった様なので、 各地の神社やお寺はにぎわった事でしょうね(まあ、必ずしも今日やるとは限らないでしょうが…寧ろ平日だから少ないのですかね?)。
ところで、この「七五三」ですが、 以前もちょっと触れた事があるのですが、 今でこそ全国的に当たり前の様に行われているモノの、 元々は五代将軍の時代、即ち元禄期(元禄年間ではありません、念の為)に時の将軍・徳川綱吉の長男・徳松の健康を願って始まったのが起源と言われて居る様に、 ほぼ江戸…下って関東一円で行われた行事で、 全国に広まったのは戦後のハナシであり …もちろん、七・五・三、と言う年齢には古来「髪置」、「袴儀」と言った儀式が行われては居たのですが… 「七五三」そのものに大した謂れや伝統があるワケではありません。
言ってみれば、昨今日本の伝統でも何でも無かった「バレンタインデー」や「ハロウィーン」等が持て囃されて居るのとさして違わない事が、 昔から起きていたのですね。
…なんだか、七五三をdisってるみたいになって仕舞いましたが、 大相撲九州場所も始まり、七五三を終え、次の祝日には丁度良い具合に「二の酉」が控えて居り、 いよいよ年末へ向けて物事が動いて居る、という感じがしますね…。